にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

終身雇用制度の廃止のデメリット

ここまで終身雇用制度をなくすことへのメリットを語ってきたが、終身雇用制度をなくすことで起こるであろうデメリットも語る

 

 

 

 

 

格差の拡大

 

 

 

今も社会での負け組・勝ち組、まともに生活を送れている人と弱者男性など、所得格差、格差社会が問題になっているけれども
今よりもさらに格差が広がるかもしれない・・・

プロ野球でもチームのレギュラーとして活躍して、高額年俸を手にする人もいる一方で、数年で戦力外通告を受けて球界を去る人もいるように

サラリーマンでも年収1億を得る人もいる一方、どこに行ってもクビになってまともな賃金を受け取れずに困窮する人が出てくるかもしれない

そうやってなかなか仕事を続けられない人へのセーフティネットは必要になってくるだろう・・・
そういう意味ではベーシックインカムも施行しないと、なかなか実現は難しいのかもしれない

taniryo.hatenablog.com



ただ終身雇用制度をなくして、企業の生産性が上がれば、国の税収も増えて、ベーシックインカムも施行できるようになるだろう

 

 

 

発達障害の中でも格差が広がる

 

 

 

発達障害でも格差が広がるだろう

「働かざる者食うべからず」
みたいな風潮が強くなって
同じ発達障害でも、理解と配慮をすれば大いに活躍できる人は定型の人と同じかそれ以上の給与を得られるようになるだろう

だが、発達障害でも理解や配慮をすれば、全員が活躍できるわけではない
理解や配慮をしてもなかなか結果を出せない人は
「もう今はベーシックインカムが施行されて、働かなくても生活して生きていける世の中なんだから、君たち障害者は無理して働かなくてもいいよね。障害者なんだから変に無理して働くと、体調を悪化させてしまったり、それによって二次障害が起きてしまうリスクもあるんだから、無理して働くのではなくて、家でゆっくり生活したほうがいいよ
お前ら障害者が変に働きに来ると、合理的配慮とかでかえって手間が増えて足手まといで邪魔なだけだ、消えろ。無能が有能の足を引っ張るんじゃねえよ」
と消される可能性が高い・・・

このように持つものと持たざる者の差が広がるだろう
発達障がい(というかギフテッド)と発達障害、なぜ差がついたのか?慢心、環境の違い

dic.nicovideo.jp



まあ、今も似たようなものか・・・

taniryo.hatenablog.com

 

 

 

社内がギスギスする

 

 

 

終身雇用制度がなくなって、正社員でも簡単にクビにできるようになると、社内がギスギスする可能性が高い

今は終身雇用制度で、仕事ができないと窓際部署などに人事異動される可能性はあるけれども、クビにはならなかなったので
「同期やみんなで力を合わせて、会社のために頑張ろう!」
愛社精神、チームワークをもって頑張れたし、それが日本企業の強みでもあった

ところが終身雇用制度をなくして、正社員でも簡単にクビにできるようにして、欧米のようなジョブ型雇用になれば
「個人の実績さえ残ればいいや。部署や会社の利益なんざ知ったことか!」
とチームワークではなく、個人主義に走ったり
「俺もクビになったらどうしよう・・・。そうだ、他人を蹴落として、自分だけ生き残ろう!」
と思うようになって、足の引っ張り合いが起きる可能性もある

特に発達障害の人はコミュニケーション力、社内政治で難がある人が多いので
「お前、ちょっと勤務実績が良いからって調子乗ってんじゃねーぞ」
とお局様などに目をつけられやすいかもしれない

www.sponichi.co.jp



あと発達障害の人の場合は
「入社できたはいいけど、すぐにクビになったらどうしよう・・・」
とビクビクしながら仕事をすることになって、それがプレッシャーになってなかなか結果を出せなかったり、体調を崩すことになってしまうかもしれない

 

 

 

ブラック企業が増える?

 

 

 

正社員でも簡単に解雇できるようになると、社員をこき使った挙句に使えなくなったら解雇にするブラック企業が増えるかもしれない


今は終身雇用制度のせいで、企業がなかなか新たに採用しないので、ブラック企業でも
「ここを辞めても他に行くところがない・・・」
と働き続けるしかない。ブラック企業に足元を見られている状況だ

だが、正社員でも簡単に解雇できるようになると、補充要員として企業からの採用が増える。そのため簡単に再就職ができるようになるので、転職が容易になる。
「こんなところで働いても人生の無駄だな!」
と、激務で薄給のブラック企業は簡単にみんな辞めていくので、むしろブラック企業は減っていく

 

 

 

おわりに

 

 

 

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
トヨタ自動車豊田章男社長が2019年5月に述べた。

business.nikkei.com



「制度疲労を起こしている。終身雇用を前提にすることが限界になっている。雇用維持のために事業を残すべきではない」
経団連の中西会長も2019年5月に述べている

www.asahi.com



サントリーの新浪社長が、45歳定年制が必要と言ってネットで炎上していましたが

www.itmedia.co.jp

 

diamond.jp




これからの時代、遅かれ早かれ終身雇用制度はなくなるだろうな・・・この流れは止められない

そうなれば、社内政治だけに精通していて、会社に依存した生き方をしている御局様みたいなのは淘汰されて、本当に実力がある人だけが残る時代になる、そうすれば日本企業の生産性が向上し、日本経済も回復するのではないか。一流企業には本当に実力がある人だけが居れるようになるだろう。

 

まあ失業者が増えて、無敵の人によるジョーカーみたいな事件が増えて、政情不安になるかもしれないが・・・

【実話】戦後最悪の事件が起きた真相と犯人の悲惨な過去がヤバい『京都アニメーション放火殺人事件』青葉真司【ずんだもん&ゆっくり解説】 - YouTube



あと40代以降の人たちは
「ふざけんなよ!定年まで雇ってくれて、将来ベースアップして高収入になるからって、俺たちは20~30代を安月給で必死に会社のために働いてきたんだぞ!これからやっとベースアップしてそれなりの給与を貰えるってときに、終身雇用制度を廃止とはどういうことだ!利用するだけしておっさんになったら切り捨てるのか!」
と反対意見が出るだろうし

 

「会社都合で解雇を言い渡される人が増えて、社会は失業者で溢れかえってしまいます!」
とテレビなどのマスゴミは叩きまくるだろうから、岸田総理とかはなかなか実行には移せないだろうな・・・

 

けど、そうやって自分が嫌われ役になってでも、国のために正しいことをやっていくのが政治家の役目じゃないのか・・・

 

無能をクビにしやすくした国の末路【ドイツの解雇規制緩和】 - YouTube





とはいえ、就労継続支援などに通ってちゃんと働いている人よりも、社内で窓際族をやってる人のほうが給料が良いのは明らかにおかしい。こういう既得権益を是正していかないと、障がい者雇用の地位向上は難しい

こういうシュレッダー係や働かないおじさんを切ることで、企業に新たに雇用する余裕が生まれる。そこに障害者雇用も進められるので、企業で働ける障がい者の人も増えて、障がい者でも生きやすい世の中になる

 

 

 

2025年7月問題

 

 

あと、これを言ってもいいのかな・・・
スピリチュアル系とかも入ってくるので、あまり明言するとまずいが、2025年7月に日本が大きく変わるかもしれない・・・

予知夢漫画『私が見た未来』の最新予言、2025年7月に起こる大災難とは?! - YouTube




【日本が大きく変わる日】アフリカの長老が明かす〝大変革の日〟が衝撃すぎる。この動画は絶対に見てください。 - YouTube



この動画を見ると、確かに今の日本人は物質的な豊かさを求めすぎているのかもしれない・・・それによって精神的に貧しくなってしまったのかもしれない

年収、資産=その人の価値、戦闘力
みたいな感じになって人間の価値が半ば数値化されているけれども

dic.nicovideo.jp



物質的な豊かさを追い求めすぎて、精神的な豊かさを失ったのが今の日本人なのかもしれない・・・

今は発達障害と、脳機能の発達に関係する障害者となっているが
2025年7月からは、むしろ定型こそ現代日本に過剰適応してしまった定型発達であり
発達障害と呼ばれる者こそ、現代に適応せず原始の日本人の特性を色濃く残した人種として尊重されるかもしれない

マルチタスクが出来なかったり、作業が遅かったりするのは、現代のいろんな段取りではなく、今に集中しているから
HSP、特に聴覚過敏の人は、虫や自然の声を聞ける、日本人古来の特性をまだ持ってる人種なのかもしれない

 



現実的に考えると、2025年にもし大災害が起きるとして、壊滅的な被害を受けたら、ギリシャみたいになるかもしれない・・・

ギリシャはなぜ衰退したのか?破綻国家の真実の歴史 - YouTube