にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の人が仕事を続けるには野球を見るべき5 プレッシャーに負けないメンタルの強さ

 

勝負強さがある人。プレッシャーがかかる場面で結果を出せるメンタルの強さがある人

 

プレッシャーに負けないメンタルの強さ

仕事をする以上は、もし自分はミスをしたらお客さんや他の人も迷惑がかかってしまう。だから仕事をする上ではミスは許されない
「ミスをしてはいけない、ちゃんとやらないといけない」
と思いながら仕事をするのはプレッシャーがかかる。けれども、プレッシャーがかかる中でもしっかりやっていかないといけない
仕事ではそういうメンタルの強さは求められる

【上田剛史と対談】村上宗隆は鋼のメンタル!?プロ野球選手でメンタルが強いと思った選手は? - YouTube

 

【練習より大切】メンタルをコントロールすれば、今以上の結果を出せる!?『メンタルコーチ』今波隆博さんが教える大事な考え方。 - YouTube

 

5万人の前で野球をする感覚を日常生活で例えてみた。 - YouTube



個人的には、上記の動画で今浪さんが言っている通り
「こうしてはいけない」
ではなくて
「こうしたらうまくいく」
という方法を見つけてやっていくことだ


「うまい選手はいらない、強い選手しか使わない」
ということを、野球などのスポーツの監督が言うこともある

dot.asahi.com



単に仕事ができる、能力が高い人だけのよりも、社会の理不尽に打ち克てるような心身ともに強さ、タフさがある人のほうが、会社では活躍している
発達障害の人に足りないものは、スキルや能力よりも強さなのかもしれない

 

 

ストレスを味方にしよう

 

「BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは」
という本をAmazonリーディングでこの前に読んだけれども
「これらの10個の単語を10秒以内に覚えてください!」
と言われたときに、
「うわぁ、10秒以内に覚えないと!」
と思って集中力が増す人と、逆にパニックになって何も覚えられない人の2種類に分かれると書いてあった
このようにプレッシャーに強い人と弱い人がいる

「今日中にこの資料をまとめないと・・・」
というようにダラダラとやるのではなくて、期限をつけたほうが集中できる事が多い。このように適度なストレスは自分のパフォーマンスを向上させられる。プレッシャーも味方にできるようにしていきたい

 

 

どんな状況でも楽しむこと

 

つまるところは、どんな状況でも楽しめるかどうかかもしれない
任された仕事も
「上司に言われたからやらないといけない!」
と思ってやるのと
「これだけの量を、終業までに終わるかどうかチャレンジしてみよう!」
とゲーム感覚でやるのとではやる気なども大きく違ってくる

web-camp.io



また、苦しいことでも
「この経験を通じて自分は成長している!」
「今は苦しいが、これをやっていけばいずれは報われるはずだ!」
と思ってやっていると割と頑張れるものだ

自分で楽しんで作業をしているとき、自分で楽しみを見出しながら作業をしているときや、
「これをやり切ったらいいことがある!」
と報酬への期待を感じるときに、脳内から快楽物質のドーパミンが放出される。このドーパミンが出ると作業へのやる気が出てくる

このように人生をつまらないと思うか、楽しい・面白いと思うかは自分次第だ

そうやって自分が楽しいと思うことをやって生きるのは良い
だが
「自分だけが楽しければそれでいい。他人がどうなろうと知ったことか」
という姿勢は良くない

また
「今は出ないけど、打ち続けたら必ず大当たりするはずだ!」
「これまで課金しまくってもガチャを外れ続けているが、次は必ず出るはずだ!」
とパチンコやスマホのガチャは、こういう人間の脳内からドーパミンが出る仕組みを悪用し、脳内の快楽物質を出させて胴元が儲けるシステムなので注意しよう

発達障害の人はこのように
「自分はダメダメな人間だけれども、他人と比べてもしょうがない。金も地位も名誉もないけど、自分が楽しいと思えればそれでいいじゃないか。どうせなら人生を面白おかしく生きるぞ!」
という感じで生きるのがベストだとは思う

 

 

発達界隈こそが諸悪の根源?

 

ただ、当事者会や発達界隈でこうやって楽しくやっていると
「自分の人生がうまくいかないから真剣に悩んでいるのに、そうやって茶化すのはやめろ!真面目に考えてろよ!」
「もう生きるのをやめようか、と思ってる人もいるのに、へらへらとふざけてるんじゃないよ!」
と注意されることが多い

人生がうまくいっていない人が、そうやって真面目に頑張って考えればいい妙案が浮かびますか?どうせゴミみたいな意見しか出ないんじゃないですか?まあ実のところはそうやって悩み相談ごっこをして、傷の舐めあいをしたいだけなんでしょうけど

発達障害の人は一人で悩みを抱えこむのではなく、みんなで話し合って悩みを分かち合うべきだ!」
と言われて当事者会に来て、そうやって悩みや辛さを真剣に話し合ったせいで
「自分の発達障害の生きづらさはなかなか解決しない・・・いったいどうすればいいんだろう・・・」
と沼の深みにはまって、かえって悩みがますます深まって苦しくなりがちだ

そうやって真面目に悩めば悩むほど
「自分はなんてダメな人間なのだろう……こんなダメな自分なんか生きてる価値なんかないんじゃないか?
そもそも自分こんだけ人生が上手くいかないのは親が悪い、学校が悪い、会社が悪い、社会が悪い!」
どんどん悩みの深みにハマって、ますます精神がすり減って悪化してしまうこともある

そういう意味では、当事者会に参加することで逆に不幸になっていると言えるかもしれない

発達障害への配慮が足りないのは、社会での発達障害への理解や認知が足りないからだ!社会への発達障害への啓発運動を行って、発達障害へ理解と配慮をしてもらおう」
と認知や理解を社会に広めた結果
発達障害って会社で問題を起こしまくる、頭おかしいヤバい奴らなんだな」
という理解をして、発達障害フィルターをするという配慮が行われるようになった

「自分は発達障害だから仕事うまくできないのは仕方ないですよね?ちゃんと自分でもできるような仕事を振ってくださいよ
それとあなたの教え方も悪いんです。発達障害である自分にもわかりやすいように指導してくださいよ。
企業には障害者への合理的配慮が義務付けられてるんだから、ちゃんと発達障害へ理解と配慮をしてくださいよ!」
発達障害が全然仕事ができないクセに権利だけは主張するなど、会社で問題を起こしまくるようになったので、社会では発達障害へのヘイトがたまり、ネットでは発達障害叩きが増えるようになった

当事者会、発達界隈のせいで、逆に発達障害の人がどんどん生きづらくなっていってる気がするのは気のせいだろうか?
むしろ、発達障害の人が生きづらくなっている諸悪の根源なのかもしれない

所詮、発達界隈なんざトー横、あいりん地区みたいなものだしな

taniryo.hatenablog.com




救われない人が集まっても、救いなんてない
という点では、フラテルニテの誠信明輝塾、通称「友愛クラブ」に近いものなのかもしれない

【フラテルニテ】鬱ゲーマーさえも絶望の底へ沈めた救いなんてないゲーム - YouTube




自分は老荘思想の本を読んでいるところだが
足るを知る
という老子の考えこそ、発達障害の人に必要な考えなのかもしれない


上善水の如し

高い年収が欲しい
高い名誉や地位といったステータスが欲しい
高いブランドが欲しい
高い車や高級腕時計が欲しい
高いところに住みたい、できればタワマンの最上階に住んで、下々の人間を見下したい

というように、より高くもっと高くとさらなる高みを目指すもの

だが、水は下に下に流れていくように、本当にすごい人というのは姿や形を変えながら下にいるものだ

 

 

 

ペース配分ができること

 

1日8時間も集中し続けるのは難しい

仕事を続けていくなかで大事なことというのは、ペース配分ができることだと思う
仕事なので、一生懸命にやることが大事だ
ただ、1日8時間、これを平日5日続けてやり続けるというのは、意外と難しい


野球でも抑えなどのリリーフのピッチャーは1イニングなどの短い期間を抑えることが仕事なので、最初から全力で投げる

ところが先発ピッチャーというのは、9イニングスを投げきって完封、完投するのがベスト。なんとか5~6イニングスは投げきらないといけない。

そういう先発ピッチャーが最初から全力で投げていたら、たいてい3,4イニングからガタッと球威が落ちて打ち込まれやすくなる。だから100%で投げるのではなくて、80%の力で投げて抑えていく人が多い

一部のピッチャーは、ランナーが2塁や3塁に進んだらギアを上げて力を入れて投げるピッチャーもいるらしい

先発ピッチャーがピンチになった時「ギアを上げる」って本当? - YouTube

 

 

全力ではなくて80%ぐらいに出力でやること

 

これといっしょで、
「よしっ、仕事を頑張ろう!とにかく一生懸命にやるぞ!!」
と気合を入れて死ぬ気で仕事をやっていたら、たいてい午前中に体力や気力を使い果たして、午後は疲弊してくる。こうなると、体力や気力がなくて疲弊した状態で作業していくと、変なミスをやってしまい、部署に迷惑をかけてしまうこともある

それよりよりは、全力ではなくて80%ぐらいに出力でやったほうがいい。それで1日やりきったほうが、1日を通したパフォーマンスが良いので、より部署や会社に貢献できるようになる。一生懸命にやっていても、部署や会社への貢献ができないといけない。仕事は結果がすべてだ

あと始業から1、2時間はあまり調子が上がらないことも多い。また、昼ご飯を食べたあとの昼休み後も調子が上がらない。

調子が上がらないときは無理してギアを上げるのではなくて、無理せずに正確性を重視しながら進めていく。そのうちにだんだん身体や頭が目覚めて、慣れてきて調子が上がってくる。そこからちょっと本気を出していく感じ

 

 

キーボードを強く叩かないこと

 

また、今の自分の仕事はPCを使ったデスクワークが多い。PCでの作業のときは、なるべくキーボードを強く叩かないようにしている

スポーツじゃないんだから、力いっぱいキーボードを押しても意味がない。力いっぱいキーボードを押して入力するのと、普通にキーボードを押して入力しても同じ。むしろ力いっぱいキーボードを押して入力すると押すたびに大きな音が出てうるさいので、周りにも迷惑になる。あとムダに力を使ってしまうので、それが肩コリの原因になって、疲れが取れにくくなる。

そうやって力いっぱいキーボードを押して入力するのではなくて、むしろ力を抜いて、最低限の力でキーボードに入力していく。これだと身体があまり疲れないので、夕方になってもパフォーマンスがそこまで落ちない。あと、キーボードを押すのに力を入れないことで、その分の力を頭の処理能力などに使える気がするので、処理速度も上がる

「うーん、ちょっとピッチャーのフォームに力みが見られますね・・・」
「バッターがいつものスイングができていないですね・・・ちょっと力んでいるのかもしれません・・・」
と、野球でも緊張して力むとなかなか思い通りのプレーができないことが多い。ムダを削ぎ落として、身体を柔らかく使っていくことが、野球でも仕事でも大事なことだ

 

無意識の力を使うこと

 

野球選手がバットを素振りするのは、しっかりバットを振る体力や筋力を鍛えるという意味もある

ただ一番大事なことは、試合で打席に立ち、相手ピッチャーがストライクゾーンに投げてきて
「来たっ」
と思ったときに、
「とりあえずバットを振らないと・・・ええっと、バットでどうやって振るんだっけ、たしかこうやってこうするんだっけな・・・?」
とかゴチャゴチャ考えてやっていたら、まずヒットやホームランを打てない

「来たっ」
と思ったときに、考えるより早く、無意識にバットをスイングができれば、ヒットやホームランを打てる


仕事は正確にやるためにも確認しながらやっていくことが大事だ
けれどもこれと同じように、ほぼ無意識に反射行動でできるようにやれるようになるのがベストだ
そうやって身体で覚えてやれるようになると、いちいち考えなくてもほぼ無意識でてきるようになる
「これをやるには、まずデスクトップにもどって、『今季の資料』をダブルクリックして入って、次に『請求書関係』をダブルクリックして入って、そこから『定型コーポレーション様用』のExcelファイルを探して、これをコピーしてペーストして、ファイル名を今日の日付に変えて、そのExcelファイルを開いて、請求内容を打ち込んで保存。メールを開いて、新規メールで宛先に今回送る営業所名を選んで、さっき作成したExcelファイルを添付して送信」
という作業があったとして
「これをやって、次にあれをやって」
といちいち考えてやるんじゃなくて、ほぼ無意識にできるようになると、体力や気力の疲弊を抑えられる

まあ、最初は手順を確認しながら、1つ1つ正確にやっていって、しっかりとやりながら手順を覚えていくことが大事だ

昔にパナソニックの工場にいたときに言われたことだが
仕事に慣れないうちに焦って早くやろうとしてもミスを連発するので、最初は速さよりは正確さを重視してやっていくこと
そのうち身体とかが慣れてきて、だんだん早く正確にできるようになっていく。まずはしっかり正確にやっていくこと

何回もやっているうちに慣れてきて、作業も覚えてきたら、あとは無意識にやれるようにしていく
そうやれるようになれば、心身の消耗を抑えられて、その分を作業への集中など他のところにエネルギーを回せて、作業効率や処理速度を上げることができる

プレッシャーがかかっても
「まあ、いつも通りにやれば問題ない」
と思えると、力んでいてもいつも通りにやれる

 

 

 

合理的配慮の理想モデルは大谷翔平

 

 

発達障害の人が社会から理解や配慮を得ていくための理想のモデルとしては、ドジャース大谷翔平だと思う

大谷翔平発達障害なんだ!」
とかいう意味不明なことを言うつもりはないが……

大谷翔平日本ハムで二刀流を始めた当初は日本でも
「二刀流なんかできるわけがない。早く投手か野手かどちらかに専念したほうがいい」
とい意見も多く、OBから批判的な意見も多かった

しかし、大谷翔平が二刀流で活躍したことによって、そういう声も減って、どんどん応援される存在になった。批判を結果で黙らせたとも言える

【追憶】入社速攻!格の違いを見せる木久留井【木久留井#3】 - YouTube




メジャーでも二刀流で大活躍したことによって
大谷翔平が試合で活躍するところをもっと見たい!
大谷翔平の二刀流をもっと見れるように、ピッチャーとして投げるだけじゃなくて、指名打者としてバッターとして打席に立てられるようにルールを変更しよう!」
と、「大谷ルール」という新しいルールも作られた
このように大谷翔平が野球ルールを変えてしまった



・・・そう考えると、野球ルールを変えるプレーをして、「バトルフェイス」に加えて「バトルブロック」という新しい野球用語(ネットミーム)を作ったという点では、この人もすごい選手なのかもしれない・・・

wikiwiki.jp





これと同じように
発達障害を理解しながらない、定型のバカアホボケどもがw早く発達障害に理解と配慮をしろや!」
と定型の人や定型社会と喧嘩して
発達障害の人は理解と配慮するべきである!」
というルール、法律を仮に無理やり施行させたとしても
「なんで発達障害なんかのゴミクズがこんなに優遇されるんだ!むしろこんな奴らなんか社会からいなくなったほうが社会にとって有意義だろ!」
と社会から反発が強まるだろう

そうすると社会から理解と配慮されるどころか
「うわぁ・・・発達障害だ・・・。こいつらと関わると理解と配慮を求められるぞ・・・目を合わせないようにして関わらないようにしよう・・・」
と、ますます社会からの隔絶が強まるだろう・・・

今年の4月の障害者への合理的配慮の義務化も、障害者の人でも生きやすいダイバーシティが進むどころか
反発を招いて逆に隔絶が広まっているのと同じだな

高齢化社会になって、高齢者への介護疲れが社会で問題になってきているように
そのうち障害者への合理的配慮疲れが社会問題になるだろうな・・・



それよりは、発達障害の人が会社や社会で活躍していくこと

そうすることで
発達障害の人って障害をもっているのに、前向きに活躍していてすごい!」
と定型の人や社会で思ってもらうこと

「こういう発達障害の人がもっと活躍できるような社会になればいいのに。そのためにも発達障害の人が生きやすいようなルールや法律が整備されるべきだ!」
と定型の人に思ってもらえるようにならないといけない。みんなから応援されるようになって、その声を受けて法律なども整備されていくようになれば、本当に理解と配慮をされるような社会になるだろう

まあ無理か・・・
ギフテッドやサヴァン症候群の人が、生まれ持った才能を発揮できるようになる、生きやすい社会になれば、発達障害の人もそのおこぼれにあずかって、発達障害の人も生きやすい社会になるかもしれない