にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達界隈からの卒業を批判する風潮はなくすべし2 発達界隈に発達障がいがいると息苦しい

 

 

それほど障害に困っていない発達障がい

 

上(定型社会)に行ける人が、変に下(発達界隈)にいると割と面倒なアドバイスをやりがちだ

発達障害じゃなくて発達障がいだと、特に障害でそこまで困っていない

taniryo.hatenablog.com



心身ともにほぼ問題ない
特性による生きづらさもあるが、努力や慣れである程度は適応できる

「おいおい、五反田営業所へ送るメールを蒲田営業所に送っているよ。送り先を間違えたらダメだろ!」
と仕事で上司に注意されたとする

「ちょっと間違えただけじゃん・・・人間だし間違えることもあるでしょ・・・しょうがねえじゃん・・・」
と少しは思うものの
「営業所からしてみると、よくわからない関係なさげなメールが来たら、一度送り元に確認しないといけない・・・。営業所の方は忙しいので、余計な仕事を増やすことになってしまう・・・。
あと、このように自分のミスでかえって周りに余計な仕事を増やしまくっていると、『いないほうがいい』と思われてクビになる可能性もある・・・。気合を入れてやらないと・・・
送る前に宛先も一応確認したほうがいいな・・・」

というように、いろいろ考えて修正していける

発達障害の人の話を聞いていると
「頑張ってやっていたのに、なんか上司に怒られることが多くて辛くて辞めました」
みたいに言う人が多いけれども、いくら頑張っていても、組織への貢献になっていなかったら意味がない。なんで怒られているのか理解しやがらない人も多い

あと「コミュニケーション能力が大事」とは言うけれども
学生や会の活動でのコミュニケーションと、社会人の会社でのコミュニケーションは別物だ
社会人では会社の駒として、上意下達の指示を理解して行動できることだ。雑談もできたほうがいいが、そんなことより社会人のコミュニケーションを取れることのほうが大切

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「なかなか仕事がうまくいかない・・・もっとこうしたらいいのかな?おっ、ちょっといい感じ」
「この作業は前にこういうミスが出たから、こういう風にやったほうがいいな」
「自分の性格や能力的に、こうやって進めたほうが効率よくやれて、会社により貢献できるな」
というように、いろいろ試行錯誤しながら、上手く最適化しながらできる

最近はコンプライアンスが徹底されていて、仕事が終わらなかったので残業して終わらせることができないことが多い。変に責任感をもって残業しても注意されることがも多い。8時間の勤務時間の質をより上げられるかが重要


このように発達障がいの人は、うまくいかないことは自分で考えて自分で修正していける

定型の人との付き合いも多いので

「普通はこういう風に思うものなんだな。自分の思考はやや特殊らしい」

というように、うまく自己受容して、社会適応ができている

このようにうまくいかないことがあっても修正して、仕事のやり方にしても生活などにしても最適化されていくことができる
まあこれらのことは定型社会では当たり前のことだ

 

 

発達障がいの人の残りの課題は精神面のみ

 

ここらへんのことができていると、あと問題なのはどれだけ頑張れるかだけだ。その頑張るためのモチベーション、やる気が一番の問題となってくる
空いている時間にも勉強したりしていくことが大事だ

だが、仕事が終わったらあとや休日はやっぱりゆっくりしたい。You Tubeやアマプラを見ながらダラダラしたい
友人と遊びに行きたい。なんかの面白そうな集まりに参加したい
家でゲームしたい、一人で旅行に行ったり外出したい

やっぱり人間なので、しんどいことはやりたくない。楽しいことだけしていたい
まあ気晴らしの時間も必要だけど、ここでしっかり頑張って努力し続けらるかどうかの、モチベーションややる気が一番の問題になってくる
これをやる気を出して努力し続ければやれるが、やる気が出ないとできない、という形になりがち


だから発達障がいの人が発達障害の人にアドバイスするときは
「自分も発達障害としての生きづらさを感じて、なかなか生きづらい日々を送っていましたが、『このままじゃダメだ!死ぬ気で頑張ろう!』と思って死ぬ気で頑張って努力した結果、少しは人生を良くすることができました。」
ということを言いがち

「自分も発達障害としてのうまくいかない人生だったけど、一生懸命に努力したら生きづらさを脱せました!だからあなたも努力したらきっと良くなります!頑張ってもうまくいかない?それはあなたの努力が足りていないからです!
だいたいあなたは他責にしてばかりですね。戦う顔をしていない。もっと氣を入れていかないと!
踏み込みが足りない!」
という精神論になりがちだ
まあ個人的に自分の性格というか特性が、好きなことや興味があるものには熱中して取り組めるけど、興味がないものには全くやる気が出ず取り組めないので、それぐらいやる気を出して気分を高揚させてやるしかない、というものある

dic.pixiv.net

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【無理すんな】明日会社へ行きたくないお前らへ!【明日が辛い】 - YouTube

【天国】ブラック企業VSサボりまくり営業マンの社畜ルーティン - YouTube

 

 

お前と発達障害でいるの息苦しいよ・・・

 

他にも
「当事者会は不要。あんなところで傷の舐め合いするぐらいなら、定型の会に行って社会適応してほうがいい」
発達障害の本を読んでもほとんど参考にならないので、読んでもムダ」
「就労移行支援より、職業訓練に行ったほうがいい」
とか、発達障害でうまくいっていない人には合わないアドバイスをやりがち

発達障害で生きづらいって言っても、これぐらいできるでしょ」
という前提で心身ともにほぼ問題なし、ある程度は自分で考えて自分で解決できることを前提として、「その上でどうするか?」という論点で語りがち
そうなると、たいていは「どう精神コマンドを使うか?」という精神論になりがちだ

効果がヤバすぎて修正せざるを得なかった精神コマンド達‥ - YouTube



これを定型が言っているなら
発達障害の特性でこんなに苦しんでいるのに、そんなことを言うなんでひどい!障害者差別だ!」
と障害者バリアを使って騒ぎ立てられるが
同じ発達障害発達障害に言うことにはどうしようもない

【第3次スパロボα】全26種もあったバリアをまとめた動画 - YouTube



前にも言ったが
「お前と発達障害でいるの息苦しいよ・・・」
とか言って、さっさと卒業させて追い出したほうがいいんじゃないですかね・・・?

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というか「来るもの拒まず、去るもの追わず」でいいと思う
去るものを無理やり押し止めると、たいていはいろいろ不協和音が起きがちだ
合わないところにいたらストレスがたまるしね

 

 

発達障害と発達障がいの違い

 

当事者会に行ってたときは
「◯◯で悩んでいます・・・どうしたらいいですか?」
とみんな言ってたけど
「そんなもん少しググったりして、自分で少し考えればわかるでしょ。わざわざ当事者会に来ていちいち聞きに来ることか?
もうちょっと自分で考えて、自分で解決できなきゃ・・・」
と内心で思うこともしばしばあった

前に別に当事者会じゃないイベントバーで、たまたま同じ発達障害の方とお会いしたが
「借金玉さんの本が良かったです。特に『発達障害サバイバルガイド』はとても参考になりました。」
自分「自分もその本を読みましたが、ほとんど参考になりませんでした。せいぜい料理のところが多少は参考になったぐらい。読むだけムダでした」
「それはあなたが書かれていることをすでにできているからじゃないですか?私は『発達障害サバイバルガイド』を読んですごく参考になって、それで生活しやすくなりました!だからそんなことを言わないでください!」

とお叱りを受けたことがあった・・・
悪いことを言ってしまった・・・申し訳ない・・・

【要約】ずんだもんと読む『発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47 』 - YouTube

 

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  • 心身がほぼ万全かどうか?
  • 自分でいろいろ調べて考えて、自分で解決できるかどうか?
  • 定型の知り合いがいて、定型社会についてわかっているかどうか?

 

発達障害の発達障がいの違いはこの辺の差が結構大きい気がする


このスレみたいに
「何がうまくいかなくて、どうすればうまくいくのか?」
というふうに発達障害の全員が考えて前向きに努力するようになっていけば、社会の発達障害への見方ももっと好意的になると思うけどなあ・・・

【2ch】発達障害の俺様が人生が捗るアイテムを教える【ADHD,ASD,会社,就労支援,クビ】 - YouTube


マッサージチェアとか買えないんだよ!そもそも、そんなことやってもそれでもうまくいかないから理解と配慮が欲しいんだよ!」
と批判する発達障害が殺到して潰されて終わるんだろうな・・・

こうやって「悪貨は良貨を駆逐す」「正義が悪に討ち滅ぼされる」「戦う顔をしている人が、戦う顔をしてない人にやられる」のが発達界隈か・・・

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