にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の新入社員の心得15 フリーランスになる

「でもそれって会社の歯車や一部品、組織の犬に成り下がるってことじゃねえかww社畜乙wwこんな自分を殺して組織に生きる人生なんざまっぴらだw誰かに頭を下げて生きるんじゃなくて、もっと自分自身で稼いで生きるぜ!」
という人は・・・
 
YouTuberになるか
芸能人、元プロ野球選手、元サッカー選手などなど、いろんな人がYouTuberになっている昨今だけど、発達障害の人のYouTuberはまだそんなにいないから、始めたら成功する可能性がある狙い目かもしれない
 
ただYouTuberというのは、多くの人々が楽しいとか面白いとか思える動画を作れないといけない。
特性や性格にもよるだろうが、
「自分は動画を通して他の人からどう見えている、見られてるんだろうか?どういうことを求められてるんだろうか?どういうことをしたら視聴回数やチャンネル登録者数が増えるんだろうか?」
とかの自己分析や、そういう定型など多くの人々のニーズや需要とかを把握する、共感力とか想像力が必要である。それができずに会社とか一般社会でうまくいかなかった人が、いきなりYouTuberになったら急にできるようになって大成功する、というのは難しいかもしれないですね
 
それか
起業して、自分が社長になるか、自営業をするか
 
 
株式で配当収入を得て、株式優待で生きるか
 
パチプロになるか
 
麻雀で勝つか
 
フリーランスになるか
 
普通に考えたら、どれも普通に会社のサラリーマンとして働くほうが簡単で、安定した収入を得られので、楽に生きられるように見える
ただ発達障害の特性上、普通の人なら誰でもできることができないけど、この分野や仕事だと常人以上のことができる、というケースもある。あと自分の嫌いなことは全然できないが、自分の好きなことだったら夢中になってずっと集中してやり続けられる人も多いから、会社の一員として働くより、一人でやっていったほうが成功する人もいるかもしれない
 
特に発達障害の人は、他人に合わせたり集団で働くのがものすごく苦手だったり、他人がやれることができないことがあるので
「なんでこんなことができないんだ!それに君は自分勝手すぎる!しっかり会社の一員であることを自覚してやってくれ!」
と短所を克服できず、力や才能を発揮できずにいる人も多い
 
そういう人がフリーランスなど独りで仕事することで、集団の空気やルールに縛られずに、のびのびと自分の才能や力を思いっきり発揮して成功されておられる方もいますね。発達障害でも成功されてるバリ層の人は、会社員やサラリーマンの人よりも、そういうフリーランスでやられてる方が多い感じはありますね
 
なので
発達障害の個性や才能や力は、定型社会の集団意識や同調圧力や暗黙のルールによって殺されてしまう!だから発達障害の人は全員フリーランスになるべきである!!」
と言いたいところだが・・・・・・・
これは発達障害の人といっても特性や性格が違うので、フリーランスのほうが向いている人、そうでない人もいるので、一概に言えない・・・。
 
あと上記の動画で述べられているように、フリーランスは会社員やサラリーマンよりも厳しい部分もある。
特に企業では「障害者雇用」というのがあって、障碍者枠での雇用ならば発達障害への理解や配慮をしてもらえる。だが、フリーランスの場合は実力がすべてである。高卒・中卒だろうが、発達障害とかの障害者だろうが、仕事で結果を出せば収入を得られるが、結果が出せなければ収入はない。はっきり言うと発達障害でも実力、才能があれば、凡才な定型どもから仕事を奪って多くの収入を得られるが、定型も障害者もない弱肉強食の超実力主義で「すいません、発達障害の特性でこれはできません。理解や配慮をしてください」という言い訳は一切できないので、そういう無能はさっさと淘汰されて終わってしまう
 
なので、とてもじゃないが
発達障害の人はフリーランスに全員なるべきだ!」
とは一概には言えない・・・
 
イケダハヤトじゃないんだから
 
 
「じゃあ発達障害の人はフリーランスのほうがいいのか?そうでないのか?」
と突き詰めて考えていくと、かなり長くなりそうなんでまたの機会に述べさせていただこうと思います