にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想5 仕事で創造性は育たない

仕事で創造性は育たない

前にも述べたが、仕事というのは基本的にルーティンワークやパターン化でできる
だから会社の仕事っていうのは、決まったことをしっかりやっていればそれでいい
 
けれども、会話というのは創造力が必要である
単に決められたことを言うだけじゃなくて、そのから想像力(創造力)を働かせていかないと、なかなか面白い会話はできない
 
 
特にこれからの時代は人工知能(AI)の時代が来る、とよく言われています
今でもAmazonで買い物をしたら
「よく一緒に購入されている商品」
「あなたにおすすめの商品」
とか出てくるし
 
Yahoo!でいろいろニュースを見ていると
履歴を参考にして
「あなたにおすすめのニュース」
とかも出てきますし
 
Googleなんかでも、検索履歴とかから、興味ありそうなニュースを表示してくれたりしますね
 
もう今でも、情報に関連したニュースをパッと人工知能(AI)が勝手に判断して、集めてくれる時代になりました
 
ところが、いかに今後、人工知能(AI)が進化したところで、感情を表現するとか、感情を込めて話すといったことはできるようにならないだろう
たとえば「コロナウイルス」について人工知能(AI)に調べさせたとしても
「本日の日本や世界のコロナウイルスの感染者数、死亡者数」
コロナウイルス対策の安倍首相、小池都知事、専門家の発表」
とかのニュース記事とか、せいぜい関連すると思われるTwitterのツイートを集めるとかはできるだろうけど
 
コロナウイルスの感染が広まって悲しい・・・」
コロナウイルスの影響で人が集まるイベントが軒並み中止や延期になってぴえんぴえん・・・」
コロナウイルスの自粛期間に、部屋にいることが増えて、映画とか漫画を見る時間が増えて、見識や感性が広まって良かった」
とかの自分の感情とか感想を話し始めることはない
これは人工知能(AI)がいくら進化してもできるようにならない、人間にしかできないことですね
 
逆にデータの羅列しか話せないと、下手したらこれからの時代は
「お前と話すよりPCやスマホ人工知能(AI)のほうが情報が正確だし、もうお前はいなくていいよ」
と言われてしまう可能性がある
そういう時代なんで「感情を表現する」「感情を込めて話す」「想像力、創造力」といったものは、これからの時代では特に大事になってくると思いますね
 
 
いずれはパワポケとかみたいにサイボーグが普通になる社会が来るかもしれない・・・
けど仮にそうなっても、
「努力してこそ、苦労してこそ、成し遂げたってことなんだよ」
とかの、人間の感情はこれからも必要、不可欠なものとされ続けるだろう