にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想6 発達障害の人は考えが浅い

発達障害の人は考えが浅い

 
当事者会に行くと感じるのは、やっぱり下(当事者会)にいる人というのは基本的に考えが浅いですね

理解と配慮とは?

たとえば「会社や社会は発達障害の人に対して理解と配慮をするべきだ!」という意見を聞きます
なるほど、たしかに今の社会は発達障害への認知度は上がってきているけれども、まだまだ理解や配慮があるとはいいがたい
よってこの「会社や社会は発達障害の人に対して理解と配慮をするべきだ!」という意見は素晴らしい意見と言える。おわり
 
・・・と言いたいところだが・・・
「理解と配慮」っていうけど、「理解と配慮」って言っても具体的に何ですか?何をしてもらいたいんですか??
まずそこからですよね
 
あと以前に述べた個人的な意見を述べさせていただくと
「仕事のメモはどう取っているのか?
to doリストや、やるべきリストはどういういうのを使っているのか?どうやってやるべきことをまとめているのか?
当事者会などのメモは、どうやって取っているのか?
(日記はどう書いているのか?)
カレンダーなどの予定管理はどうやっているのか?
早く寝るために、どんな工夫をしているのか?」
という工夫を自分なりにやって上で
「これはいくら努力や工夫をしても、どうしてもできないことなので、これに関しては理解と配慮をしていただきたい」
というのであればわかる
 
しかし、これらのことをやっていない、自分の生活を自分自身で理解や配慮ができていないような人間に対して、赤の他人が何をどう理解して、どう配慮しろと??
自分の生活を見つめ直してやるべきことができていないのに、
「社会や他人に理解や配慮しろ!」
とか言うのは、ただの理解や配慮の乞食、物乞いと言わざるを得ない
 
こうやって言うと、
「うるさい!!悪いのは発達障害の人に対して理解と配慮がない会社や社会だ!
なんでそれがわかりやがらねえんだ!お前の頭はおかしいんじゃねえのか??」
と逆ギレして発狂して、わけのわからない、ブーメラン発言を連発する人が多いですね
まあしっかり話したところでわかってもらえないケースも多いですが、それでもわかってもらいやすいように他人に説明するのが大事じゃないんですかねえ
 
それにしても同じことしか言わない人も多いなあ。バカの一つ覚えかよ
 
そうやってワーワー愚痴を喚き散らしていれば、発達障害の人だと
「この人は発達障害からしょうがない」
と周りの家族とか支援者が気を利かせて意を汲んでくれて、都合の良いようにやってくれますが、一般社会ではただの駄々っ子と呼ばれますね
一般社会だと小学生か幼稚園レベルの行為なんで、
「小学生か幼稚園から人生をやり直せ」
と言われますね
 
 

思いつきで発言してしまう

おっと、少し愚痴を書きすぎたか・・・
定型の普通の人とか、バリ層の人だったら
「自分はこう思う。けど周りの人はこう思う、こう考える人もいる。じゃあこう言おう」
と考えてから発言している
 
けどムリ層、ギリ層だと
「自分はこう思う。だからこう言う」
と何も考えずに、思い付きだけでパッと言って終わりのことが多い
(これが奏功して初対面でも気兼ねなく話せるのですぐに仲良くなれることもあるが、何も考えずに発言しているので、そのうちに
「なんでそんなひどいことを言うの?」
「お前、本当にデリカシーがねえな」
と嫌われて絶交されるのが、発達障害の人が毎回繰り返す展開のパターン)
 
だから
「でもこういう意見もあるよね?こう考える人もいるよね?」
「けどそれが当てはまらないときもあるよね」
「それはあなたの都合を他人に押してるだけだよね」
などの反論には弱くて、答えられずに発狂するか、ファビョる人が多い
 
 
それにしても「弱い犬ほどよく吠える」という言葉がありますが
「攻めには強いが、守りに弱い」という人が多いですね
 
 
武田信玄が用いた「風林火山」という旗印は
「その疾きこと風の如ごとく
その徐かなること林の如く
侵掠すること火の如く
動かざること山の如し」
という意味ですが、
 
下(当事者会)の人は
「自己防衛本能に従って、保身のための言い訳の速きこと風の如く
正義感や怒りに任せ、言い立ててまくしたてること火の如し」
という人が多く
「『沈黙は金』の如く、むやみやたらに動くのではなく、あわてず冷静に静かに状況を見極めること林の如し
相手や他人を無視して、黙々と自分のやるべきことを淡々とやる
もしくは一喜一憂せず、感情的に動かずに耐え忍ぶこと山の如し」
ということができない人が多い印象がありますね
 
 
 
大学を出てたり、企業でプレゼンテーションとかやってる人だったら
「自分はこう思います」
という意見に対して
「でもこういう意見もあるよね。あとこういうリスクもあるよね。そこらへんどう考えてるの?」
と教授とか上司に意地の悪い質問をされて、それに答えさせられたりするから
「Aという意見のほかにも、B、C、Dの意見がある。その中でも自分はこう思う」
と説得力を増すために、いろんな意見や可能性を聞いてから、自分の意見を決めることが自然とできるようになっていく
だから話してても
「単なる思い付きで発言してるんじゃなくて、結構考えて発言してるなあ」
というのは感じますね
逆に
「こいつは思い付きでパッと言ってるだけで、何も考えてないな」
と考えが浅いと思う人は、高卒が多い気がしますね
 
 
では、考えが浅い人が、しっかり考えられるようになるにはどうすればいいか
 
急にできるようにならないので、日ごろからそういうことを意識することですね
 
 
その点、イイトコサガシワークショップは、イイトコドリリストやちょっとでも好きの8つのテーマで多面的に考えられるようになるワークショップもあるので、イイトコサガシに参加することで、しっかりと考えられるようになる人間になれるだろう

二元論、白黒思考の限界

あと、発達障害の人は特性の関係上
「良いか悪いかの二元論、白黒思考の極論でしか考えられない」
「1つの問いに対して、1つの答えがあれば満足する」
という人が多い
こういう人は多面的に考えられる人と議論すると、まず勝てないですね
 
たとえば
「当事者会で一方的なマシンガントークをする人がいたらどうするべきか?」
という議題の議論で
 
「一方的なマシンガントークをされると、周りの人がハイペースで聞きっぱなしになって疲れてしまうので、さっさと出禁にするべき」
という「当事者会に一方的なマシンガントークをする人間は不要である」という考えの意見に対して
 
「いや、発達障害の特性によって居場所がない人のための当事者会なんだから、もし当事者会から追い出してしまったら、その人は行き場所がなくなってしまう。それに、悪気があってやっているわけではなく、発達障害の特性で一方的なマシンガントークになってしまっているのだから、同じ発達障害の人間が集まる当事者会として理解していくべきではないか」
という「当事者会に一方的なマシンガントークをする人間にも理解していくべきである」と反論したとする
 
ここまでは互角か、もしくは互角以上かもしれない
 
だが、もし相手が多面的に考えられる人だった場合は
「一方的なマシンガントークをする人は、自分の思いついたことを言うだけで、他人の話を聞かない、聞けない。なので『もっと他人の話を聞こう』と言っても一切聞かずに、ずっと自分の話をし続けるので、どうしようもない」
「一方的なマシンガントークをし続けるということは、他の人は聞き手に回らざるをえず、自分の話をできないということになる。他の人が話す時間を奪っていると言えるので、これは当事者会で他人の時間を奪っている泥棒と言える」
「また、こういう人は早口でまくし立てるような口調の人が多いので、周りの人のメンタルが疲弊して擦り減ってしまう。また、こういう一方的なマシンガントークをし続ける人というのは、悪口とか愚痴をずっと言ってる人が多いので、周りの空気や雰囲気が悪くなってしまう」
「一方的なマシンガントークをする人がいると、『・・・えーと、何の話をしてたんでしたっけ?』と、そこで会話の流れが完全に止まってしまう。周りの会話の流れをせき止めることになる」
「こういう一方的なマシンガントークをする人というのは、相手や周りの表情を全く見ていない。相手が聞き疲れていても、さらに一方的に話し続けて、相手を疲れ切ってさせてしまいがちである。せっかくわざわざ当事者会に来たのに、逆に疲れ切って帰ってしまうことになる」
「つまるところ、一方的なマシンガントークをする人は、周りのメンタルを壊すこともあるし、下手をしたら当事者会そのものを壊す可能性もある、チームブレイカーである」
「もし一般社会で一方的なマシンガントークをすると、次回から人間扱いされなくなる。それぐらいめちゃくちゃ嫌われる」
発達障害の人間は言われるまで自分の悪いところに気づけない人が多いように、一方的なマシンガントークをする人というのは『自分は何も問題はない』と思ってる人が多い。『お前のせいで、周りの人間がどれほど迷惑していると思ってるんだ!』とはっきりと言ってあげたほうが良い」
 
と多面的に考えられる人から、いろんな角度からの様々な意見を述べられると
それらの意見に対応できずに数で押し切られてしまう
 
ラグビーでいうとスクラムやモールで押し込まれるイメージ
 
というか、野球のピッチャーでいうと直球で押すだけじゃなくて、多彩な変化球でかわされて打ち取られるように、いいようにうまく手玉にとられてしまう
 
「良いか悪いかの二元論、白黒思考の極論でしか考えられない」
「1つの問いに対して、1つの答えがあれば満足する」
という人は、多面的に考えられる人には一生勝てないと思ったほうがいい
こちらも多面的に考えられるようになるしかないですね