にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

AKB0048を見た感想

AKB0048というアニメを見終えたので感想を書いてみる。

 

1期は12年の春クールにやっていて、アクセルワールド戦国コレクションFate/Zeroセカンドシーズン、這いよれニャル子さんこれはゾンビですか?2期、咲-Saki- 阿知賀編といったアニメと同じ時期だ

自分は当時はアニヲタだったので、それらのアニメを見ていた。AKB0048の1話も見たが、「〇〇代目前田敦子」とか名乗る女の子たちが、AKBの歌に合わせて歌いながら敵をぶっ倒していくノリについていけず、1話で切ってしまった。

 

ところがアニヲタでアイドルに全く興味がなかった自分が、16年に急にももクロのファンになってからは、「アイドルとは何か?」という情報やノリを全く知らないのはまずいと思い、アイドルの情報を集めるようになった。その中で「そういやAKBのアニメがあったな。あれってどんな内容なんだろう?」と気になって見始めた。

 

SFとアイドルものを足したような内容で、「芸能禁止の世界で芸能を続ける少女たち」という独特な世界観のアニメ。マクロスが近いかな?

かなりストーリーが作りこまれていて、アイドルといっても歌って踊って楽しいだけじゃなくて、厳しいレッスンがあったり、アンチの存在もあったり、「総選挙」というシステムでの仲間同士でもしのぎを削って、嫉妬したり、ぶつかったりして、それでもお互いを認め合って仲間として団結して、ライブで輝きを放つといった、きれいごとだけじゃないことも描かれていて好感を持った。特に「相手を蹴落としてのし上がる力がすべて」と考える節があった智恵理が、チームワークや仲間を思いやる気持ちを大事にする主人公の凪咲に感化されて、人間的に成長していく姿は感動した。

 

自分たちの都合が良いよいに物語が進んでるだけのラブライブなんかより、かなり面白いアニメだったように思う。けれどもネットでこの作品の評論を見てみると、厳しい意見が多く、低評価なのは驚いた。といっても、ほとんど「AKBだから」って理由だけで叩いてる人が多かった。アニヲタはアニメの面白さとかじゃなくて、AKBかそうでないかで評価を決めている人が多くて唖然とする。所詮、アニヲタは2次元を愛する人種なんで、3次元のものを持ってこられても困るというのは、わからなくもないが、それにしてもアニヲタというのはあまりにも排他的すぎるんじゃないか、と感じざるをえないですね。こんなよくできたアニメをそっぽを向いておいて、ただのご都合主義アニメのラブライブマンセーしてる時点で、アニヲタの感性の低俗さには言葉も出ない。

 

おっと、思わずネット界隈でのこの作品の低評価ぶりに、ついカッとなって厳しい意見を述べてしまった。とはいえ、社会では評価されてなくても、実際にみてみると意外と面白い作品というのはあるんだな、ということを実感させられましたね。

「AKB0048」 全5巻セット【マーケットプレイス Blu-ray全巻セット】