にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の人はカラオケをやるべき1 腹式呼吸でお腹から声を出す

発達障害の人はカラオケをやるべきだと思ったので書いてみる
 
 

腹式呼吸で歌う

カラオケをやろう、行こう、と言っても
「いや、自分はそんなにカラオケとか歌うのが上手くないんで・・・」
という人もいるだろう
 
たしかに音痴とかで歌が上手くないと、カラオケに行っても面白くないですからね・・・
 
 
まず、カラオケとか歌を歌うことは、しゃべることとは違うことを理解しないといけない
しゃべるときはノドだけ使っていればいいが、歌うことは腹から声を出すことが大事になる。ノドだけじゃなくて、しっかり腹式呼吸をしてお腹から声を出すことだ
 
カラオケに行くと
「なるべく大声で歌いたい」
と思うものだけど、腹式呼吸をするのでなくて、ノドだけで歌っていると、どうしてもそこまで声量は出ない。逆に
「大声を出そう、出そう」
とすると、ノドに余計な力が入ってしまい、かえって声が出にくくなってしまう
あと、その歌い方だとノドを酷使してしまいがちなので、ノドがすぐに消耗して枯れやすくなる
 
しっかり腹式呼吸で腹から声を出せていると、声量が出て歌に勢いが出て、歌いやすくなる
そうすると自信を持って歌えるので、自分も楽しく歌えるし、聞いてるほうも上手く聞こえる
 
カラオケが上手い人とそうでない人の差は、腹式呼吸で腹から声を出せてるかどうか、というのが大きい気はしますね
 
このように、ノドだけで声を出すようにするのではなく、腹式呼吸で腹から声を出すようにすれば、カラオケで上手く歌えるようになるのである。終わり
 
 
 
・・・・・・と言いたいところだが、これが難しい・・・
人間はしゃべる、話す、歌うといったことを
「今はノドを使って話している。今は腹式呼吸している」
というのをほぼ無意識でやっている
というよりは、歌うとか話すとかは、考えるより先にパッとほぼ反射で出来ないといけない
 
特に人前でカラオケで歌うことは
「うまく歌えるかな?失敗したくないなあ」
とか考えて、どうしても緊張してしまうもの。緊張している状態でもしっかり歌えるように、無意識に腹から声を出せるようにならないといけない
 
ここが結構難しい・・・
カラオケに行って歌うと、歌うことに夢中になってしまうので
「今は腹式呼吸で歌えている」
「今はノドしか使えていない」
とか、なかなか自分でも気づけない・・・。
だから
「あれっ、前はいい感じで歌えてたのに、今日は全然だめだ・・・なんでかな・・・??」
とノドしか使えていないことに気づかずに、なかなか自分で修正ができなかったりする
 
ここがカラオケ上達の大きな壁ですね・・・・
 
 
 
 
個人的なやり方としては、低い音程の曲を歌うようにして、それがしっかり歌えるかどうかを、今日の調子のバロメータにしていますね
 
ここらへんのT.M.Revolutionとかゆずの音程が高いボーカルの曲だと、
ノドだけで歌ってもそこそこ声量が出るので
「なんだ、今日は声が出せるじゃないか」
と自分でも勘違いしてしまう
 
 
 
ところが、低い音程の曲というのは、なかなかノドだけだと声量が出ない。しっかり腹式呼吸で腹から声が出ていないと声量が出ない
だから低い音程の曲がしっかり歌えるようになると、腹式呼吸で歌えるようになりますね
 
具体的に言うとここらへんの曲ですね

宇宙戦艦ヤマト / ささきいさお

 
 
歌はダイエー時代のが好き(小声)
 
自分は院友(國學院大學出身)だから、國學院大學校歌を歌いたいけど、カラオケに入っていないので、ヒトカラのときにアカペラで歌ってる
 
自分はここらへんの曲も低音曲として歌っている。ここは個人差がありそう
 
 
 
野球のピッチャーでも「速い球を投げよう、投げよう」とすると、腕に力が入りすぎて、腕とか上半身だけで投げてしまって、かえってボールに力が伝わり切らずに球威がない球になってしまう
そうではなくて、身体全体をリラックスとか脱力させて、下半身の力も使って、体全体で投げることによって、球威がある球を投げられる
 
これといっしょで、「大きな声を出そう、出そう」とすると、ノドに力が入りすぎて、ノドだけで歌うことになってしまうし、ノドに余計な力が入りすぎて、かえって声があまり出なくなる
そうではなくて、身体全体をリラックスとか脱力させて、お腹から声を出す、というか体全体を使うイメージで歌う。そうすると、ノドだけじゃなくて腹とか体全体を使えるようになって、しっかりと声量を出すことができる
 
実際、カラオケが終わったあとにノドが痛い、ノドが嗄れるという人は、ノドだけで歌ってる人ですね。ノドしか使ってないし
腹から声が出てる人は、ノドも消耗して痛くなるけど、体全体が疲れて体がだるくなる。まあ腹とか体全体で歌ってるぶん、ノドだけで歌ってる人よりエネルギーを使うんで疲れきってしまいますね
 
大きな声で歌うには、力を入れるんじゃなくて逆に力を抜くのが、カラオケのポイントという気はします
 

8月8日㈰にムゲーテに行った感想

8月8日㈰にゲーテ@発達障がいカフェバーに行かせていただいたので、感想を書かせていただきます
 
 
 
 
この日は【第二回 恋人ができないハッタツ男性へみなきんぐさんと池ちゃんが直球でアドバイスするBAR】も開催された

 

 
 

アクセス

大阪府茨木市ジョイス茨木の3階にある
阪急京都線茨木市駅から歩いて5分ほど
JR西日本茨木駅からも約1.1キロで、歩いて15分ほどで着く
・・・とGoogleには書いてあるが、実際に歩いていったら25分ほどかかった
自分が歩くのが遅いのだろうか
 
 

システム

今日はイベントなので
2時間のチャージ代、サービス代、おつまみ代込みで2000円
さらに居る場合は、1時間ごとに1ドリンクの追加オーダーとなる
 
わかりやすい明瞭会計なうえに、バーにしてはとてもおてごろな価格といえる
収入が限られることも多い発達障害の人でも来やすいバーだと言えるだろう
 
また、最近にDAMのカラオケも導入しているので、ここでカラオケのイベントをやっても良いかもしれない
 
 
感想
 

 

みなきんぐさんと池ちゃんによる、恋愛へのアドバイスを中心としたバーイベントでしたが、良かったです
みなきんぐさん、池ちゃん、また他の来場者の方々もありがとうございました
 
 
 

おわりに

酒やドリンクなどをつまみながら、発達障害に悩む人たちが集まって、気軽にいろいろと話せる場があるというのは素晴らしいと思います。今回のバーイベントも非常に素晴らしかったと思うので、今後も継続して頑張って、(コロナウイルスの感染拡大という観点から考えると、感染予防についてしっかり対策をしていく必要があると思いますが、)関西のみんなで盛り上げていけたらいいんじゃないかと思いました
 
 
自分は滋賀で生まれ育った滋賀出身の人間ですが、親が転勤族だったこともあって、生まれは茨木です。こういう自分の生まれ故郷の茨木で、このような発達障害のバーがやっておられるということで、これも何かの縁だと思うので、ムゲーテの今後の継続、ますますの発展を祈っております。

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想11 おわりに

Twitterの活用

 
Twitterのツイートをいつも楽しく拝見させております。なかなか素晴らしい意見が多く、感服しております
特に悩みを分かち合って話し合って傷の舐めあいをする退化硬直的な当事者会ではなく、積極的に新しいことに挑戦して成長していくべきである、という意見には大いに賛同します
 
ただ、
「当事者会とは話し合いをして悩みを分かち合っていくべきだ。発達障害への理解が足りない日本社会に対して、理解と配慮を求めていくべきだ」
という意見を是とする、理解と配慮に幻想を抱いた、そういう重力の井戸の底に引かれた発達障害の人が多いのは事実
 
その幻想をぶち壊すためにも、エアリプよりは、そういう声が大きい人にリプライしていって、正論をぶつけて潰していったほうがいいと思います
 
プロレスでも、リングの外から野次を飛ばしたり物を投げるんじゃなくて、リングで堂々と戦うべきですし
けどこういう保守的な人は絶対に自分の非とか間違いを認めないんで、泥沼の戦いになってしまうとは思います
ただ直接的に勝つか負けるかよりも
「あれっ、あの発達界隈って有名な人だけど、言ってることおかしくない?イイトコサガシって人のが言ってることが正しいような」
「なんかあの人に正面からケンカ売ってるイイトコサガシっておもしろそうだな」
「当事者会って悩みを分かちあって話し合う場だと思っていたけど、それがすべてじゃないんだな」
と言い合いを見て、イイトコサガシのほうが正しいんじゃないか?と周りに思わせて、影響力を削るのを目的とする
 
相手を言い負かしてやっつけるというよりは(やっつけて改心させられたら一番ではあるが難しい、というか無理だろう)、正論をぶつけて相手の影響力とか削り、炎上商法で宣伝することが目的なんで、目先の勝ち負けにはこだわらず、醜く汚く勝つよりは、正しく美しく負ける
 
 
 
まああんまりやりすぎて、全方位にケンカを売って、いろんな方面に恨みを買いすぎても良くないですし
「あのイイトコサガシってTwitterで攻撃ばっかりしてるし、あの会に参加して自分もボロカスに言われたら嫌だなあ」
と参加を渋られるケースも増える可能性があるので、やりすぎは良くないですけどね
 
 
 

組織の拡大

ただ仮に上記の作戦が成功して、Twitterで百戦百勝だったとしても、それでは発達界隈を根本からは変わらない気はしますね
イイトコサガシの組織を大きくして、ファシリテーターをどんどん増やして、悩みを分かち合う系の当事者会より、イイトコサガシ系の当事者会の数が互角かそれ以上にしていく必要がある
 
そうやってファシリテーターや開催当事者会の数を増やして、イイトコサガシ派の当事者会が主流になるようになって
「悩みを分かち合う当事者会ってダッセーよな」
「だよな。早くイイトコサガシに行こうぜ」
と言われるようになったらいいですね
 
こういう感じで後継者をどんどん増やしていくことが必要だろう
(まあ今の時代は暴力やパワハラはダメですが)
 
ただTwitterやイイトコサガシのファシリテーターをされておられるときのイキイキとしているときと違って、
これを読むと後継者のファシリテーターの育成や組織のマネジメントには、だいぶ苦しんでおられる印象がありますね
 
イイトコサガシの総帥として、使える部下の育成していくことが今後の課題だろう
 
まあ発達界隈でも、自身はファシリテーターとして成功されている方でも、そのノウハウを部下に伝えて育成ができている人はほとんどいない・・・
自分はできても、それを教える相手の立場に立って、わかりやすく教えることはできないのは、発達障害の特性ですかねえ
 
まあ以前に述べた通り、ファシリテーターというのは、カラオケ、ダーツ、ボウリングとかといっしょで
「ああ、なるほど、ファシリテーターってこうやったらいいんだな。こういうもんなんだな」
と自分で感覚を掴むしかないものなので、それを教えるのは難しいのはありますが
 
 

コロナウイルス対策

 
イイトコサガシワークショップは、密室で話し合うことになるので、どうしても密になってしまう・・・
そうするとコロナウイルスクラスター感染のリスクが出てしまう・・・
 
Zoomを使った会も開かれておられるようですし、コロナウイルス感染予防として、密を避けたワークショップをいかにやっていくかが、今後の課題かもしれないですね
 
これを機会に、Zoomとか画面越しであることを利用した新しいワークショップができるといいですね
 
ピンチはチャンス」という言葉がありますが
なかなか正規の形で開催することが難しい今こそ、わざわざ会議室を借りてみんなで集まって会を実施するのではなく、自宅からZoom等を利用して、会に参加する「イイトコサガシ式テレワーク」を創造する好機かと
そうやって画面越しでの会の開催に向けて努力したことは、また正規の形で会を開催したときに必ず役に立つと思います
 
 

発達障害以外にも

イイトコサガシファシリテーターさんのレベルも、会としてのレベルも非常に高いので、発達障害の人に対してのみならず、一般人向けにやってもいいと思いますね
そうしたほうが、より参加者を募ることができると思いますし
今こそ、発達界隈という重力の井戸から抜け出すときかと
発達界隈の当事者会ではなくて、一般の会として活動したほうが、会としても大きくなると思いますし
 
 
 
 

最後に

自分もイイトコサガシのファシリテーターをやってみようかな
と思ったが、仕事がまだまだできるようになってないんで、そこがしっかりできるようになって、余裕ができたら考えたいですね
 
 
これまで、発達障害の人が会社で仕事ができるようになる、下(当事者会)だけでなく上(一般社会)で通用するようになる方法、手法をブログに整理してきましたが、もう一通り語りつくしたような気もします
今年の1月ぐらいから書き続けて、はや半年か・・・
これからは真面目に仕事を勉強してやっていって、また何か新たな発見や気づきがあれば書かせていただきます
そのときにまた会いましょう
ここまで読んでくれてありがとうございました
 
 
最後にイイトコサガシは本当に素晴らしいワークショップだと思います。ますますのご発展をお祈り申し上げます
また、発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)が多くの人に読まれ、実践されていくことを心から願っております
末筆ながら、イイトコサガシのますますのご活躍をお祈り申し上げます

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想10 入りが難しい

入りが難しい

イイトコサガシはこれまで再三にわたって述べてきたとおり、素晴らしい会だと思いますが
ただ正直に言うと入りが難しい会だと思いますね
 
やっぱり会社でも失敗すると怒られたり、周りの迷惑になるんで、なるべく失敗しないほうがいい
仕事でも日常でも基本的には失敗しないほうが、損失もないですし、ストレスもないので、失敗はないことに越したことはない
 
けどこのイイトコサガシでは、新しいことに挑戦して失敗していくことが求められるんで、
「失敗してはいけない」
って考えを捨てて
「どんどん新しいことに挑戦して失敗していこう」
と考えとかマインドを変える必要があるので、急に変えるのは難しいですね・・・
 
あと、「30秒間で、30秒間を超える勢いでとにかく好きなことを語るぞ!」ということは、相当テンションを上げていかないといけない
ワークショップが始まったら、急にテンションを上げて、もうテンションMAXで臨まないといけないので
これが意外と難しいですね
 
それと、ファシリテーターさんがイイトコサガシの会を開催される背景や理由、参加者がイイトコサガシに参加するきっかけや理由も、それぞれ違うかもしれない
いろんな境遇とか考え方の違う人も集まるときもあるし、こういう価値観や文化の違いが生じるときもある
ただ、人によって理由はさまざまだろうが、
イイトコサガシのワークショップに参加しようと思った」
発達障害だろうがなんだろうが、よりコミュニケーションを良くとれるようになって、より楽しい幸せな人生を過ごしたい」
という思いは一緒だと思うので、みんなでいっしょにワークショップを作っていくためにも、一体感、OneTaemを作るためにも、気持ちを一つにする儀式みたいなのがあったほうがいい気はしますね
 
常識を捨ててマインドを切り替えて、気持ちを高めてテンションを上げて、一体感を作る
なんかのきっかけが欲しいですね・・・
 
Overtureをやるとか
 
円陣を組んで声出しをするとか
やっぱダイヤのAの青道高校だな
(ただ急にやってもバラバラになるみたいですけどね)
 
 
戦闘開始、というかイイトコサガシ開始の歌をみんなで歌うとか
 
 
 
 
チャントを歌うとか
 
 
発達障害でこれまで辛い人生を歩んできて、生きづらさを今も感じているとか、毎日がつらい日々が続いていて憂鬱だとか、どうでもいい。
イイトコサガシでのワークショップを面白いものにするぞ!楽しい空間にするぞ!自分や他人のイイトコサガシをやるぞ!!
さあ行くぞ!!」
と、くだらない常識や一般論を捨て去り、ファシリテーターさんや参加者の気持ちや集中力を高め、一体感を高めて気持ちを一つにする、スイッチを入れることが必要
 
 
 
30秒スピーチのときに、ファシリテーターさんが参加者に
「30秒を超える勢いで」
と言われている通り、ファシリテーターさんが参加者に、まずはイイトコサガシワークショップの時間を、時間を超える勢いで参加させていくべきだと思いますね
 
 
 
あと、イイトコサガシワークショップは、言葉で気持ちを表現するとかの、声を出していくことが多いので、最初に参加者に声を出させていくのがいいと思いますね
 
イイトコサガシは公民館とか会議室を借りて開催されることが多いので、あんまり変に大声出させるのはダメでしょうが

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想9 失敗を恐れさせない

イイトコサガシの課題

イイトコサガシはこれまで述べてきたように素晴らしい会だと思うので、今後も継続して続けて行ってほしいですし、さらなる発展を願っております。
けれども、イイトコサガシのさらなる継続、発展のためにも、ここをもう少し良くしたら、さらに素晴らしい会になるのではないか?と思ったことがありますので、少し述べさせていただきます。
 
イイトコサガシに批判するメリットは?批判経験値を獲得する絶好のチャンス。
直接の批判は大歓迎らしいですので
 
 

会の開始前に身体を動かそう

人とのコミュニケーションが苦手な人っていうのは、基本的に人と関わらない生活をしていることが多い
趣味がゲーム、アニメ鑑賞、テレビや映画鑑賞という人が多いですね。だからコロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛、自宅待機、おうち時間を過ごそうとニュースで言われようが、そうでなかろうが、休日はずっと家で過ごすという人が多い
というか「人と会うのが好き」とか言って、休日はパーティや一緒にスポーツをやったり、友人と遊ぶのが趣味とかいう人は、それはそもそもコミュニケーションが苦手な人ではないですしね
 
そうすると休日は家に居っぱなしの、日ごろから運動不足とかの人が多いので、まずはラジオ体操とかやって身体を動かしたほうがいいと思いますね
 
身体を動かすことで、身体全体の血流の流れも良くなって、ワークショップにより効率良く参加できるようになる効果も期待できますし
 
他の当事者会でも身体を動かしてから会を始めたほうが、より活発な意見が出るようになると思います。また身体を動かして身体が筋肉がほぐれることによって、身体の張りとか疲労感も取れて、生きづらさが少し解消されるかもしれないので、イイトコサガシだけじゃなくて当事者会全体でやったほうがいいと思いますね
 
 
 
STU体操がオススメなんで、みんなやりましょう(ステマ
 
体操しすぎて、ワークショップが始まる前に疲れ切ってしまうのは良くないですが
 
 
 

失敗を恐れさせない

イイトコサガシは会のはじめに、会のおける注意事項として
・退室、休憩は自由
・このワークショップは各自にやる気を出させる会ではない
・失敗を恐れずにどんどん新しいことを試す会である
の3つ説明してから、会を始めておられます
それは良いと思いますが、もうちょっと3つ目の「失敗を恐れずにどんどん新しいことを試す会である」というのをしっかり説明する、というか、前に押し出したほうが良いと思いますね
 
イイトコサガシワークショップは、「30秒で好きなものを説明する」とか、日ごろやらない、これまでの人生でほとんどやったことがないことをやることが多い
 
そうやってこれまでやったことをないことを、急に
「30秒で好きなものを説明してください」
と言われても、困ってしまう。
人間は困るとどうするのか?
とりあえず(自分の中での)常識的な行動をとろうとする
基本的に日本人の常識とは
「あんまり自分だけ変なことをして失敗して、周りに迷惑をかけてはいけない」
「人前で失敗して、恥をかきたくない」
なんで、なるべく失敗しないように無難にやろうとしてしまう
そうするとファシリテーターさんから
「好きだという気持ちはあなただけのものなんだから、もっと気持ちを表現していきましょう!」
と言われて
「あれっ、今のダメだったの??」
と修正していくことになる
「そうか、もっと気持ちを出していっていいんだ」
と合わせられるようになるまで、ちょっと時間がかかる
 
まあファシリテーターさんの最初の説明をしっかり理解しなかった自分が悪いとは思いますが、
「失敗は成功のもと。ここでどんどん失敗して、この失敗を生かして実生活で成功させましょう。そのためにも、この会ではどんどん新しいことに挑戦して、どんどん失敗しましょう」
「できることだけやって成功する臆病者になるんじゃなくて、果敢にできないことにチャレンジしてやってみる勇者になりましょう」
ぐらい言ってくれたほうが
「ああ、ここは失敗していいんだな。むしろ積極的に失敗していかないといけないんだな」
と、参加者もやりやすいし、ファシリテーターさんと参加者の意思の齟齬がなく会に入っていけるので、より良いワークショップができると思います
最初の部分でそこらへんの意思の齟齬があると、もったいないですしね
 
 
 
 
重圧から調子を落としていた岡本に対して、阿部が
「自分が打とうとか、自分が決めようっていうのではなくて、打席に入る時に“ 何とかしよう”と思って打席に入れ」
とアドバイスしたことをきっかけに
「今までは打たなきゃいけないとか、打ちたいとか、打つ、っていう感じだったんですけど、阿部さんに“何とかしようと思って打席に入ってみ”って言われて、そこからですね。そこから徐々に徐々に進塁打を打てたりとか、打てたりというか進塁打になったりとか、チームにとってプラスの打撃になっていきました。
 マイナス思考とプラス思考の違いですよね。打たなきゃいけないの“いけない”はマイナス思考というか自分を追い詰めているので。でも“何とかしよう”って結構すごい気楽じゃないですか?
 だって別に打たなくて良いんですよ。別にランナー進めたら良いわけで、エラーでも何でも良いわけで、それって何とかしようと思った結果がそうなるので。全然違いましたね、気持ちの持ちようが。楽になりましたね」
と考えて復調したそうだ
 
 
 
「30秒を超える勢いで話します」
「自分らしさで話します」
と言わせるのも大事だが
「失敗したくないなあ・・・失敗するのは嫌だなあ・・・」
と思って発表するんじゃなくて
「失敗してもいいから、とにかく思い切ってやろう」
と思って発表できるように、ファシリテーターさんが説明というか、そういう雰囲気にしていったほうがいいかもしれないですね

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想8 制限があるからこそ成長できる

制限があるからこそ成長できる

自由は不自由、不自由は自由

このイイトコサガシワークショップは、1分、30秒、15秒とかの時間制限があるのが良いですね
 
これが、1時間とかだったら、何の工夫もなくダラダラと話していればいい。だが、1分、30秒、15秒とかの短い時間制限があるので、
「これを話す」
というしっかり意思を持って話すとか、無駄を削ぎ落として話すとか、1から10まで話す時間はないのでとにかく勢いで気持ちは伝わるように話すとか
いろいろと工夫をしていく必要がある
そうやって
「限られた時間で、どうすれば話を伝えられるんだろう?」
悩んだり、工夫したり、チャレンジすることによって成長がある
 
こういう30秒とかの短い時間でどうするか?どう伝えるか?といろいろ考えていくことが、かえって自由な発想を生んだりする
逆に
「1時間ずっと自由に話して良いですよ」
となると、自由過ぎて何をしていいかわからなくなって、何も生み出さない
 
自由は何も生み出さないが、不自由は
「制約がある中でどうすればいいか?」
と悩み考えていく中で智慧がでてくる。
 
自由は何も生み出さないが、不自由はその中での自由さを求めて、多くの発想が生まれるとはなんとも皮肉なものだ・・・

自粛時間中に楽しむ工夫ができる人が、楽しく生きれる人

コロナウイルスの感染拡大によるイベントの自粛、延期が相次ぎ、なかなか好きなイベントに参加できない億劫な日々が続いています
 
そういうときに
「家にいるばっかりでつまんねー、おもんねーわ」
とブーたれて愚痴ばかり言って過ごすんじゃなくて
「家にいる時間が増えた、なんか家でできることをいろいろやってみよう」
と積極的に何かやってみたり、楽しもうと創意工夫できる人は、日々を楽しく過ごせるし、そうやって日々成長できますね
 
 
AKBグループも公演とか握手会も三密になって、コロナウイルスの感染が広がってる今ではそういう活動はできないから、別の活動方法も考えていかないと今後は厳しそうだなあ
 
こういう画面越しに握手会みたいなのをするが主流になるのかな
 
 

ホウレンソウ(報告、連絡、相談)は端的に伝える

あと、会社の仕事はダラダラやらずにパッと終わらせることが求められるが
会社における「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」においても、物事を端的にわかりやすく相手に伝える必要がある
 
このように、聞かれたことに短く端的に早く答えることですね
 
 
 
たとえば
「14:30に電話がかかってきて、他の人が忙しそうだったので自分が『発達工業です』電話に出たら、『こちら定型工業の〇〇と申します。△△様はおられますか?』と言われた。『すいません、少々お待ちください』と言って保留にして、『△△さん、定型工業の〇〇さんからお電話です』と叫んだが、他の人に『△△は今は会議で席を外している』と言われたので、保留を解除して、〇〇さんに『すいません、△△は今、席を外しておりますが・・・』と伝えたら、『次の受注商品についての△△さんに聞きたいことがあったんですが・・・。では、折り返して電話をしていただくようにお伝え願えますか?』と言われたので『わかりました、そのように伝えます』と話して電話を切りました」
と話すのではなくて
「△△さん、先ほどに定型工業の○○様から次の受注商品についてのお電話がありました。折り返して電話してほしいとのことです」
とパッと、相手が欲しい情報だけ短く伝えることですね
 
逆に前述のように全部話すと
「ああ、この人は仕事ができない人だな。全然使えない人だ。所詮は発達障害だな、とてもじゃないが大事な仕事は任せられない」
と思われて、一発で信頼を失います
 
このように真面目に出社して、そこそこ仕事していても、ホウレンソウが長いだけで
「仕事ができない人、使えない人」
という評価になる
それぐらい評価を落とすことになる
 
にもかかわらず、当事者会で
「ホウレンソウで話がどうしても長くなってしまい、短く端的に用件を伝えることができません。どうしたらいいでしょうか?」
という話し合いをしているのは見たことがない
 
 
「前述のほうが状況を一つ一つ丁寧に事細かに説明しているのに、なんで
『ああ、この人は仕事ができない人だな。全然使えない人だ。所詮は発達障害だな、とてもじゃないが大事な仕事は任せられない』
と思われないといけないのか??おかしいだろ!意味わかんねえよ」
と思われる人もおられるかもしれないが・・・・・・
 
そうやって自分の言いたいことだけを言うだけで
「相手は何を言ってほしいんだろう??相手は自分に何を求めてるんだろう??」
とかを考えないから、上(一般社会)でなかなか通用せずに下(当事者会)にいるんじゃないですか?
 
 
まあ上記のケースでも、自分では処理しきれないクレームとかだったら、事細かに説明したほうがいいんで、そこらへんの
「相手や上司が何を求めているか?どういう情報を欲しているのか?」
「会社は組織にとって何が大事なのか?」
とかを考えて、臨機応変に対応できるかどうかが大事ですね
 
 
発達障害の人は根が真面目なぶん、自分の情報をすべて話そうとしがちであるが、本人としては真面目に必死に相手に情報を伝えようとしたつもりでも、それはただの自己満足であって、相手や周りからしてみれば
「話が要領を得ずにダラダラと長い説明しかできない、いらない人」
となるときがある
いかに短くわかりやすく説明できるか?をできるようになるかが大事ですね
 
 

短い指示を理解する

実際の仕事だと
「定型工業の〇〇様から△△さんにお電話です」
「よしわかった、つないで」
「わかりました、△△さんの電話に転送します」
 
「定型工業に送信するメールの下書きができました。確認をお願いします」
「うん、これでいいよ。送っといて」
「わかりました、メールを送信します」
 
「提出する書類が完成しました。確認をお願いします」
「よし、これでいいよ。出しておいて」
「わかりました。プリンターで印刷して机に置いておきます」
 
「悪いんだが、これを頼む」
「(会議で配布する用の書類の場合)わかりました、参加者の枚数コピーして、ホチキスでとめて会議室に配布しておきます」
「(整理する書類の場合)わかりました。書類内容をスキャンして、PCの共有フォルダに入れてアップロードしたあと、ファイルに整理します」
 
 
「おいっ、これどうなってんだよ、おい!」
「(目線の先が、作業道具を出しっぱなしにして散らかっている机の場合)申し訳ありません。作業道具を片付けるのを忘れていました。すいません、今すぐに片付けます」
「(目線の先が書類の場合、記入漏れか入力間違いなどの重大なミスがある可能性が高いので)申し訳ありません。すぐに書類を確認して作り直します!」
 
といった感じで、短い会話で理解してパッと対応しないといけないときも多い
仕事の流れとか、仕事内容をしっかり理解して、すぐに対応していく必要がある
定型の人だったらなんとなくでできるけど、発達障害の人が短い会話を理解するには、日ごろから短い言葉で表現していかないと難しいですね
 
 
 

AKBの握手会は20秒

それとAKBとかの握手会だと、握手券1枚で20秒ぐらいしか話せないので、とにかく要件を短くわかりやすく推しメンに伝えることが大事ですね
 
STUの2期生はフレッシュでかわいい子が多いのでオススメです(ステマ
 
 
 
 
その点、イイトコサガシワークショップは自分の言いたいことを短く伝える、物事を端的にわかりやすく相手に伝える、ということができるようになるワークショップである

発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)を読んだ感想7 良いファシリテーターが少ない

良いファシリテーターが少ない

 
この「発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)」の本の良いところは
「参加者が発言しやすいようにこうしましょう。こういうところに気を付けましょう」
「参加者が参加しやすいようにこういう準備をしましょう」
という内容も書いていること
「そうか、ファシリテーターはこういうことにも気を付ける必要があるんだな」
ファシリテーターにとっても参考になるような内容もあると思うので、ぜひいろんな人に読んでほしいですね
 
 
発達障害の当事者会が増えてきて、発達障害の人の居場所が増えてきていて素晴らしいと思います
ただ自分の独断と偏見を述べさせていただくと、ファシリテーターは増えましたが
「ああ、この人はいろんなことに気が付く、本当に良いファシリテーターだなあ」
感じるファシリテーターはあんまりいないですね
 
ファシリテーターって、場所の確保と設営などの準備、参加費の徴収、とあと
「はい、当事者会を始めまーす。よろしくお願いします。まず自己紹介をお願いしまーす。」
「はい、時間が来たので終わりまーす。ありがとうございましたー。」
とかの挨拶や進行、後片付けだけやって終わり
というファシリテーターが多いですね
 
特に東京は人口が多いので
「当事者会やりまーす」
と言って開催するだけで10人20人と集まるので、上記のことしかできてない人でも
「自分は毎回10人以上集まる当事者会を開催、運営できている、素晴らしいファシリテーターだ」
となってる人は多いですね
こういう表面的な形だけ真似て、なんかファシリテーターができた気分になっている会が多い
 
けど近年は言われなくなりましたけど、関西にいたときは
「どうしてファシリテーターの方を悪く言うんだ!ファシリテーターも一生懸命にやってるじゃないか!そんなに悪く言うんだったら、お前が代わりにファシリテーターをやってみろよ!」
とよくお叱りを受けました
(まあ自分はTRPGとか人狼GMゲームマスター)をやってた経験があるから、「あいつより自分のほうが上手くやれるからやってやるよ」とファシリテーターをやれる自信はあるけどね)
 
たしかに
「当事者会に参加したいなあ」
と思ってる発達障害の参加者が仮に100人いたとしても、当事者会を主催するファシリテーターがいなかったら、当事者会は開催できない。逆に、当事者会を主催するファシリテーターが1人いれば、あと参加者が3,4人いれば会としては十分に成り立つ。だから、ファシリテーターの方は偉い、というのはその通りである
 
あと会の内容とか本人の特性にもよるが、ファシリテーターというのは思っているより2、3倍は大変。そんな大変なファシリテーターを、仕事もある中、障害で苦しみながらも、やっておられるのは感謝しかなく、頭が下がる思いです
 
以上のように、ファシリテーターさんは素晴らしい、偉いと思います。
けれども、じゃあ
ファシリテーターや当事者会の主催者さんは素晴らしい、最高だ!」
褒め称え続ければいいのか?というと、また違うと思いますね
 
とにかく褒め称えるだけだと、逆に褒め殺しになるケースもある
特に発達障害の人は
「あなたのこういうところは良いところですね」
「あなたにこう言ってもらえて、とても嬉しかったです」
とか具体的な所作とかを褒めるのは良いですが
「あなたは仕事も頑張っておられる上に、ファシリテーターもやられていて素晴らしいですね」
とか抽象的というか、全体的にフワッとした感じで褒めると
「自分は仕事もファシリテーターもできるんだ!他の発達障害のダメ人間とは違う、素晴らしい、優れた、常に正しい人間だ!」
と慢心したり、変な勘違いをする人も多くて、かえって間違った方向に進んでしまったり、うまくいってたのがうまくいかなくなってしまったりしまうこともある
褒められたことを自信とか自己肯定感になるのは良いですが・・・
 
あとファシリテーターさんも大変だと思いますけど、参加者の方も、平日は仕事で疲れ切ってて、やっと来た休日にゆっくりしたい、旅行に行きたい、趣味をしたいと思っておられるなか、わざわざ会に来てくださっている。
そういう参加者の方に
「今日はわざわざ当事者会に来て良かったな」
と思って帰ってもらうためにも、会話が苦手な参加者でも、会話に参加しやすいように配慮して、心を砕いていくことがファシリテーターは大事
 
ただ
「参加者のために頑張ろう!人の為に尽くそう!」
と変に滅私奉公みたいに頑張ると、自分のメンタルをすり減らしてしまう・・・
自分が楽しんでいないと、他人を楽しませられない
という言葉もありますが
参加者の方に
「いやあ、今日は楽しかった!わざわざ当事者会に来て良かった!」
と思って帰ってもらうためにも、まずは自分が楽しんでいないといけない
ただ、自分だけ楽しんでいると、参加者を楽しんでもらうことはできない・・・
しかし参加者に楽しんでもらうには、自分は我慢しないといけない・・・
というジレンマがある・・・
 
戦国無双信長の野望三國無双三国志は違う楽しみがあるように(?)
パワプロでも試合とかサクセスと栄冠ナインやペナントは違う楽しみがあるように(?)
当事者会に参加者として参加するのと、ファシリテーターとして参加するのとでは、違う楽しみがあると思いますね
 
参加者として参加するのは、自分の話したいことを話すとか、他人の話をしっかり聞くとか、他人の悩みとかその場の話題に対して解決策とか意見を述べるとかをやればよい
 
ファシリテーターは場合によっては意見とか考えを述べていく必要がありますが
基本的にはみんなが話せているか?発言ができているか?一部の人だけが楽しくて、他の人は楽しめていない会ではなく、みんなで楽しめている会になっているのか?自分が話したいことを話すというよりは、参加者が話しやすい環境や雰囲気を作れているか?
(ファシリテーターの人が一方的にずっと話し続けるのは、講演という形式になる)
ということを考えて
いい雰囲気の当事者会を作る、マネジメントするのが目的になる
 
だから参加者は
「今日は当事者会で自分の話したいことが話せて良かった。人のいろんな話を聞けて良かった」
とかが達成感になると思うが
「今日はみんなが楽しく話せてたようで良かった。そういう場を開催できて良かった」
と、ファシリテーターは会のマネジメント、管理にやりがいや達成感を見出すことだ
そのためには自分だけではなく相手(参加者)も楽しいと思える会にしていく必要がある
 
そうすると自分の考えを押し付けるのではなくて、
「相手(参加者)にとって楽しい会とは何だろう??」
と相手(参加者)の立場に立って考えることが大切だ
そのためには気配りとか気遣いとかが大事になってきますね
 
あと目の前だけじゃなくて、会全体を見渡して
「みんな楽しめているのか?一部の人だけが楽しくて、他の人は楽しめていない会ではなく、みんなで楽しめている会になっているか?」
会全体を見渡す視野の広さも必要
そうやって自分のことだけでなく、しっかり周りを見渡して、全体に気を配れる人間になるのが大事ですね
 
できれば、参加者の短所ではなく、長所を活かせるような会ができたらいいですね
そのため、みんながより楽しめる会にするために、様子を見ながら進行を変えていく必要がある
たとえば参加者が積極的に発言する人が多かったら
「なるほど、そうなんですね~。他に意見はありますか?」
と聞き役とか進行に徹していく
参加者があまり自分から意見を言わない人が多かったら
「最近は梅雨が長引いて、雨が続いていますが、みなさんはどう過ごしていますか?」
「最近にハマってる趣味とかありますか?」
「自分は発達障害の生きづらさを緩和するために、本を読んだりして何かに没頭できる時間を作るようにしていますが、みなさんは何かやられていますか?」
と、こちらから話しを振って盛り上げていくとか、みんなが話しやすい雰囲気を作ることですね
 
あと、「自分はこういう会をしたい!」という信念は大事ではあるが、参加者の
「もっとこうしたほうがいいのではないか?もっとこうしてほしい」
という意見にも耳を傾けるべきだ。でないとファシリテーターが突っ走ってしまって、他の参加者がついてこれなくなる。
かといって参加者の意見を聞きすぎても、参加者の意見に振り回されてしまう・・・
参加者の意見を聞きながらも、自分の信念のもとに決断して、参加者も自分もWin-Winになれるようなバランスを見つけることですね
 
 
 
 
なんかいろいろと言ってしまったが、参加者の人が楽しみやすいように気配りや気遣いができて、全体を見渡す視野の広さがあって、参加者の意見をしっかり聞くが、聞きすぎないバランスがとれる人。というのが良いファシリテーターだと思いますね
 
ここまでできれば良いファシリテーターと言える
・・・・・・と言いたいところだが、ここで別の問題が出てきてしまう・・・
 
そもそも、わざわざ当事者会の主催してファシリテーターをやるのはなぜか?
発達障害の人はコミュニケーションがうまくとれない人が多いので、一般社会のコミュニティではなかなかうまくいかない人が多い。だから発達障害の、発達障害による、発達障害のための当事者会を開いて、発達障害の悩みを話し合って分かち合うために当事者会を開いている。
 
ところが、発達障害の特性とか本人の性格とか価値観とか人生観とかにもよるが
・自分のことだけ考えるのではなく、周りに気配りができる
・目の前のことだけじゃなくて、周り全体のことを考えられる
・周りの人が楽しめる雰囲気を作れる。空気が読める
・周りの意見をしっかり聞きながらも、最後は自分で決断して自分の意見を言える。自分と周りとのバランスをとれる
というところまでできる人というのは、基本的には上(一般社会)でも普通に通用するケースが多い
そうなると
「あれっ、わざわざ面倒くさい当事者会の主催、ファシリテーターをやるんじゃなくて、上(一般社会)に行けばいいんじゃないか?」
となってしまって、下(当事者会)を卒業してしまう
 
良い、素晴らしいファシリテーターになると、上(一般社会)でも通用するようになってしまい、下(当事者会)を卒業してしまう・・・というジレンマがあるな・・・
 
 
その人の人生観とか価値観にもよるが・・・・
やはり所詮は社会適合者のふきだまりで、社会性がない人ばかり下(当事者会)よりも、社会でまっとうに生きてる人たちの上(一般社会)のほうが、しっかりした考えの人が多くて、関わっていても楽しいし、
「下(当事者会)の人と違って、一般社会でやれてる人はすごいなあ・・・。自分も頑張ろう!」
と、刺激をもらえて成長させてくれることも多いですしね
「もう下(当事者会)にいても意味ねえな」
と思ったら上(一般社会)に行ったほうがいいでしょう
 
 
プロ野球の2軍選手も、目の前の2軍の試合で頑張って、2軍チームのリーグ優勝、日本一を目指すことが大事ではあるが
最終的には1軍に上がって、1軍で活躍して、1軍のチームの優勝に貢献することが一番の目標なように
 
下(当事者会)でファシリテーターとしていろんな経験を積んで成長して、上(一般社会)に行く、というのも1つのサクセスストーリーなのかもしれない