にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の就労移行支援事業所を利用についての注意点4 履歴書、職務経歴書は早く書こう

 

 

 

 

 

 

早くに模擬面接を受けよう

 
就労移行支援事業所が決まったら、なるべく早くに模擬面接を受けよう
模擬面接を受けるには履歴書や職務経歴書を書かないといけないので、模擬面接に向けて履歴書や職務経歴書を作成しよう
 
 
「えっ?でも障害者枠で応募する際の履歴書には障害の特性とかも書かないといけないでしょ?だったら、就労移行支援事業所での作業をいろいろやって、自分の特性などが一通りわかったうえで書いたほうがいいんじゃないの?」
と思われただろう
 
たしかに、自分の障害の特性などを言語化できるまで深く理解しないと、履歴書や面接でなかなかしっかりと相手に伝わるように話すことはできない
 
けれども、それでも履歴書と職務経歴書は早く書いたほうがいい
なぜなら履歴書、職務経歴書を1から書いていくより、いったん書いたものを修正するほうがはるかに簡単だから
 
 
履歴書や職務経歴書は就職活動の要になるものなので、毎回書いていく必要がある
特に志望理由、自己PRは企業に合わえて毎回書き直さないといけない
コピペというか、どの企業にも同じ履歴書、職務経歴書を提出していると、選考が通過する可能性が低くなる。時間がないときは仕方ないが
 
ただ学歴、職歴、保有資格などは、どの企業に出す場合も同じである
というか、そもそもこれらを変えていたら学歴詐称、職歴詐称となって、場合によっては会社ではなく刑務所で働くことになってしまうw
 
 
 

志望理由の書き方

 
志望理由、自己PRは出す企業によって変えたほうが良いと思います
 
 
 
たとえば前に工場で勤務していた場合
同じく工場の仕事に転職する場合は
「前職は定型工業で工場勤務をしていました。前職ではおもに金属のプレス加工の作業をやっていましたので、その経験を活かしたいと思い貴社に応募しました」
 
事務職に転職する場合
「前職は定型工業で工場勤務をしていました。前職では金属加工の作業の他に、納品した製品数をExcelの関数での集計も行っていました。またWordを使って日報も書いていました。これらの事務経験を活かしたいと思い貴社に応募しました」
 
接客業に転職する場合
「前職は定型工業で工場勤務をしていました。前職では金属加工の作業を主にやっていましたが、どのように金属を加工すればいいのか?を業者の方からしっかりとヒアリングを行い、その内容を部下に伝えて作業していました。このような対人経験を活かしたいと思い貴社に応募しました」
(自己PRに自分はコミュニケーション力があります!と言うのは地雷なので注意)
 
というように、自分のこれまでの経験を相手によりアピールできるように、志望理由や自己PRは企業によって変えたほうが選考は通りやすい
 
 
本当は業界研究、企業研究もやったほうがいいけど、障害者枠だったらそこまでしなくても良いと思います
新卒採用で超大手企業への応募の場合は、ここまでやらないといけないですが
 
 
 
 
 

なかなか最初から完璧な履歴書や職務経歴書は書けない

 
 
このように履歴書、職務経歴書は提出する企業によって毎回書き直す必要がある
といっても毎回1から書き直すより、前に書いたものを書き直すほうが楽なので、早めに書いたほうがいい
 
学歴、職歴、保有資格は変わらないが
「自分は高校を卒業したのは何年だっけ?2008年か。2008年って平成何年だっけ?」
「自分は定型工業に入社したのは2020年5月だったな。2020年って平成何年だっけ?いや、もう年号が令和になってたんだっけ?」
「自分が自動車の免許を取ったのはいつだっけ?」
というのを毎回調べるのは大変。元になる履歴書を作って、そこから修正したほうが楽
 
 
あと、面接は面接官が履歴書や職務経歴書を読みながら
職務経歴書では定型工業でプレス加工の作業をされておられるそうですが、具体的にはどのような作業をされていたのでしょうか?」
などの質問をしていく形になる
 
だから
「最初は(ネットの転職サイトのコラムなどをいろいろ読んで)履歴書や職務経歴書をこう書いた。けれども、自分の経歴の場合はこう書いたほうが面接官の方にわかってもらいやすいんじゃないか?」
というように、面接を重ねる度に自分なりにブラッシュアップしていくことで、より良い履歴書や職務経歴書になっていく
 
なかなか最初から完璧な履歴書や職務経歴書は書けない。添削してもらいながら、何回もたくさん書いていくうちにだんだん良くなっていくもの
 
 
「履歴書とか職務経歴書とか、企業への応募が決まってから書けばいいでしょwそんなに早くやる必要なんかないよ」
と思う人もいるだろう
 
けど面接直前に焦って履歴書や職務経歴書を書いて
「『御社』じゃなくて、履歴書の場合は『貴社』。あとこの入社日が年号じゃなくて西暦になってる。志望理由が全然志望理由になっていない」
とかスタッフから指摘されてバタバタしてしまいがち
 
そういう状態であわてて準備しても、選考はなかなかうまくいかないことが多い
履歴書や職務経歴書を書いた最初のほうはそうなりがちなので、早めに準備したほうがいい
 
 
 
 
 
 

何のために就労移行支援事業所に来ているのか?

 
 
というよりも、そもそも何のために就労移行支援事業所に来てるんですか?という話だ
遊びに来てるんですか?暇つぶしに来てるんですか?
就労するために来てるんじゃないですか?
 

選考に通らないと就労はできない

 
じゃあ就労するためにはどうしたいいと思いますか?
  • 会社で働き続けるための体力をつける。
  • 軽作業をやったり、PCスキルを身につけて、会社で仕事ができるスキルを身につける
  • グループワークに参加して、コミュニケーション力やチームで作業できる力をつける
 
という、長期的就労に向けていろんな能力を身につけることも大事だ。だが、いくら長期的に就労できる能力があっても、採用選考に通らないと意味がない
意味がない、というのは語弊があるが・・・。一気にやろうとしてパニックになるよりも、焦らずに1つ1つをしっかりとやっていって、1つずつステップを上がっていくことも大事だが・・・
 
 
ただ、いくら長期的に就労できる能力があっても、採用選考に通らないと就労はできない
そのためにも
「じゃあ採用選考を通るにはどうすればいいんだろう?」
ということを考えられるように、早めに準備するのは良いと思う
 
 

早めの準備が就活での勝敗を分ける

 
 
 
早めに履歴書や職務経歴書を書いて、模擬面接の練習をしておくと
MOSの資格を取れれば、面接でもPC操作についてはアピールできるな」
「就労移行支援事業所での軽作業で封入封緘作業をやっていました、と面接でも話せるな」
「就労移行支援事業所での軽作業でも、この細かい作業はどうしてもできなかったので、これに関しては配慮して欲しい、と面接で話せないとな・・・」
と、面接や履歴書、職務経歴書を書くときのイメージがしやすくなる
 
 
このように、就労移行支援事業所で訓練するときも、単に何も考えずにやるのと、面接を見据えてやるのとではだいぶ変わってくる
とはいえ、気持ちだけが焦って身体がついていかずに体調を崩したりしまうのは避けたいので、徐々にやっていくことも大事だ
 
 
けれども何も考えずにやっていると、練習のための練習になってしまったり、就労移行支援事業所では良くても実際の仕事で通用しなくなる可能性もある。そうなると意味がないので、実戦のためにどうしたらいいのか?というところを日々考えて訓練をするのが大事だと思う
 
 
 

中日ドラゴンズ落合監督のキャンプ初日からの紅白戦

 
 
04年に中日ドラゴンズの監督に就任した落合博満は、キャンプ初日に紅白戦を行い、その年にリーグ優勝を果たした
 
 
模擬面接は早めにやったほうがいいと思います
それにともなう履歴書や職務経歴書も早く書いたほうがいいですね