にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

新入社員の発達障害の人の心得2 空気感を覚える

空気感を理解しよう

 
新しい会社に入社したら、新しい環境に早く慣れること。仕事も覚えることが多いので、早く仕事を覚えることが大事
 
これと同じく
「どういうルール、決まりごとがあるのか?」
「この会社はどういう価値観なのか?どういうことを重視しているのか?」
「この仕事はどういうところを重視されているのか?」
という空気感をしっかり理解するようにすること
 

社内ルールを理解して従おう

 
まずは「どういうルール、決まりごとがあるのか?」というところを理解しよう
 
「遅刻、欠勤はしないようにしましょう。もし、そうなった場合はすぐに連絡しましょう」
「タバコは必ず喫煙室で行うようにしましょう」
「出社、退社時にはタイムカードを押しましょう」
というところはどの企業も同じだろうけど、細かいところだと結構違ったりしますしね
そこらへんの社内ルールを理解して従うようにしよう
 
 
スマホや時計はロッカーに預けて、入室のときに持ち物検査を受けないと職場に入れない」
「正社員は入館カードを持っているが、契約社員(無期化した人は別)、派遣社員の人は、受付で指紋認証したカードを毎回発行してもらわないと職場に入れない。退社時に返却する。」
SDGsの推進のためにゴミを細かく分別しているので、ゴミを捨てるときは細かく分別しないといけない」
「この書類の決済には課長のハンコが必要なので、作成が終わったら課長に提出しないといけない」
「半年に1回のコンプライアンス研修に必ず参加しないといけない」
「○○部長、○○課長などの役職付きの人であっても、必ず○○さんと呼ぶ(パワハラ、セクハラ防止などのコンプライアンスの徹底のためらしい)」
などのいろんな社内ルールがあったりする
 
 

なぜ社内ルールがあるのか?

 
自分は何度も転職していて何社も経験しているけど、そんなに理不尽だと思うルールはなかった
 
会社のルールというのは、それを守らないと会社の損失につながったり、目上の敬うためだったり、他人の迷惑になってしまうことにつながるから存在するのであって、特に意味がないルールというのは存在しない。あってもそのうち誰も守らなくなって(守らなくても特に問題にならないし)、そのルールはなくなる
 
ただ、
「この場合は○○しましょう」
と、マニュアルなどで明文化されてるものでも、前はお客さんからの要望でそうしないといけなかったが今はする必要がないものでも、直されずにそのままになっていて、有名無実になっていることもある
「本当にこれは従わないといけない大事なルールなのか?」
ということもちゃんと把握していかないといけない
 
仕事ができる人が多い、ちゃんとした会社だったら、新入社員のためにもそういうところもすぐ直されてますけどね。自分が行ってた就労移行支援事業所と違って
 
 
 
 

コンプライアンス法令遵守

 
 
あと、大きな有名な企業ほどコンプライアンス法令遵守を重視している
 

なぜコンプライアンスを守るのか?

 
いくら経営基盤がしっかりしていて、多くの収益を上げている有名な大企業であっても
違法なやり方で会社運営をしていたり利益を上げていたことが検察に摘発されて
「今日のニュースです。本日、粉飾決算の容疑で検察当局による定型コーポレーションへの家宅捜索が行われ、社長と副社長が逮捕されました」
と、テレビや新聞やYahoo!ニュースなどで報道されれば
「なんだ、あの企業って悪いことをして利益を上げていたのかw最低だなw」
と思われて、社会での信用を失ってしまう
そうすると
「そんな検察から家宅捜索されたり逮捕者を出してるような企業とは取引はできないよ」
「あんな悪いことやってる会社の商品なんか買うかよw」
と他の企業から取引をされなくなったりして、一気に売上を落としてしまうことにもなりかねない
 
(これを書いていいのかわからないが、田原総一朗が講演会で「リクルートライブドアは、変化を嫌う日本の上層部にハメられて潰されたんだ!」と語っていたけど・・・)
 
 

大企業ほどコンプライアンスを遵守している

 
そういうリスクを避けるために、大企業ほど従業員にしっかりコンプライアンスを守らせている
そうやって昨今に言われている
パワハラ、セクハラをしてはいけない」「働き方改革」「有給は消化しよう」
を実現している企業も多いので、障害者でも働きやすいといえる
 
 
証券会社って利益追求第一で違法なことをやりまくりな印象があったけど、今はコンプライアンスを徹底されているのな
 
 
 

郷に入っては郷に従え

 
ただ、
「利益を追求する前に、こういうコンプライアンスは徹底しないといけない」
という姿勢から
「これをする前に、あれを確認しないといけない。こういう承認を得ないといけない」
いろいろ気をつけないといけないこともあるので、そこは気をつけないといけない
あと、業務の合間にコンプライアンス研修に参加しないといけないこともある
 
「えー、前の会社はそのへんなあなあだったし、就労移行支援事業所のビジネスマナー研修でもそんなことを言ってなかったよー」
と言いたくなることもあるけど
郷に入っては郷に従え
で、入社して仕事をして給料をもらっている以上は、会社のルールには従わないといけない
 
というか、就労移行支援事業所のルールやビジネスマナー研修なんざ、社会経験があまりない人が、ネットで適当にググったことを
「社会人や会社のルールってこんな感じだろう」
というノリで、適当に言ってるだけだから、正直言ってあんまり役に立たない
 
前職や就労移行支援事業所とは違うことを理解して、しっかり適応していくことが大切
新しい環境に入った以上は、新しい環境へ適応していかないといけない
 
 

出羽守は嫌われる

 
前にも言ったけど
「えっ、以前に勤めていた企業ではこういうマナーはありませんでした。就労移行支援事業所のビジネスマナー講座ではこういう話はなかったです。なんでこんなルールに従わないといけないんですか?」
とかの出羽守はめちゃくちゃ嫌われる
「そんなに前の職場がいいんなら、前の会社に帰れよ。就労移行支援事業所に戻れよ」
って話になりますからね
 

発達障害にありがちな自分の都合しか考えない人

 
発達障害の人は自分の都合しか考えられず、周りの空気を読めずに、なかなか周りに合わせられない人もいる
 
けれども、それは自分のルールや都合を、周りに押し付けることになってしまうので、そういうチームプレーができない、会社のために働けない人はいらない、という形になりやすい
 
 
 
 
当事者会でも何でもそうだけど、自分の都合を押し付けるのではなくて、周りの都合に自分を合わせていく姿勢が、就労する上では大事じゃないかと思いますね
 
 
まあ「周りに合わせよう」としすぎても擦り減ってしまいがちだが
 
 
 

実際に自分が入社しての感想

 
自分が入った会社はSDGsを推進していることもあって、ゴミの分別もきっちりしていて、「燃えるゴミ」「燃えないごみ」「ペットボトル・カン」の他にも、弁当の空、ドリンクサーバーで飲んだコーヒーや水を飲んだ後の紙コップも分別して捨てないといけなかった
まあ、会社のルールだからね、しょうがないね
 
 
メールの書き方も、社内のメールは簡略でわからいやすい文章を書かないといけないから、上司の人に添削してもらいながら毎回書いている
なかなか独特で慣れなくて難しい・・・
 
それにしても、就労移行支援事業所のビジネスマナー研修ではメールのやりとりはやらないのは謎
一番大事なことはやらずに、どうでも良いことばっかりやるんだな
メールをしっかり書く、という文章力は、履歴書や職務経歴書、面接、入社してからも一番大事になってくるのに
 
 
あと就労移行支援事業所では
「数字はどちらかに統一するようにしましょう
たとえば大文字の3なのか、小文字の3なのか、どちらかに統一しましょう」
とかなり口うるさく指導されますが、ウチの部署だけかもしれないがそういうことは全然言われない
 
就労移行支援事業所での独自ルールを、社会一般みたいなルールみたいに言うのはやめてもらえますかねえ