にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の就労移行支援事業所を利用について9 ここにしか来ない求人もある

 

いつでも相談できる

 
 
転職・就職活動、就職に向けての資格取得やいろいろな活動をするにしても、自分で情報を集めて、自分で行動して、自分で反省して・・・・といった孤独な戦いになりがちだ
(転職エージェントを利用するという方法もあるが)
 
ただ就職活動が長期化するにつれて心身が消耗してくると、メンタルが落ち込んでしまったり、不安や焦りに駆られることもある
そういうときは一人でいると病んでいきがち。けれども、就労移行支援事業所にはスタッフがいつでも相談に乗ってくれる。話す相手がいるだけでもだいぶ違うので、メンタルを安定させやすい
 
 
また、発達障害の人は悩みなどを一人で抱え込んでしまいがちだ
誰かや何かに依存するのではなくて、自分で考えて行動して自立するというのも大事だが・・・
自分で全部解決しようとするのではなくて、誰かに頼って、相談することも大事
 
特に会社では仕事の進捗状況などの報告・連絡・相談したりして、わからないことがあったら周りに相談しながら進めることが必要だ。そうやって会社でちゃんと周りに相談できるようになるためにも、就労移行支援事業所ではスタッフになんでも相談していくことが重要だ。そうやって誰かに相談する、誰かに頼ることが、かえって長期的な就労にもつながる
 
 
 
 

実習ができる

 
 
就労移行支援事業所には職場見学・体験の案内が来ることがある
事業所内でのプログラムに参加し、軽作業をやっていくことが大事だけれども、実際の職場でどれほどやれるか、という部分を体感してみることも大事だ
やってみて、やれれば自信になり、面接のときに説明できる材料になる。やれなくても反省として次に活かせる
また、職場体験の後にお礼状を書くケースもあり、そういう経験を通じてビジネスマナーを学ぶ機会にもなる
 
 
 

就労移行支援事業所にしか来ない求人もある

 
就労移行支援事業所にしか来ない求人、企業説明会もある
そういう求人の場合は、企業での職場実習があって何週間かあったうえで、その実習の様子を見た上で採用が決まるケースもある
これは応募者も企業も実習での様子を見てから考えられるので、お互いにメリットがある
 
 
 
 

就労定着支援

 
就労移行支援事業所は就労定着支援というサービスもやっている
利用者が内定をもらって入社して働き始めたら、就労移行支援事業所のスタッフと月に1回以上面談して、今の職場での悩み事を相談することができる
 
場合によってはスタッフが間に入って、企業の現場の方と話し合いもしてくれる。だからちょっと企業の方行き違いがあったとしても、なんとか解決することができて、長期就労につなげやすい
 
企業としても就労移行支援事業所に通所していれば、入社して最初の職場環境に戸惑ってしまい、うまく馴染めずにそのまま短期離職してしまう・・・というリスクが就労定着支援によって軽減されるので
「就労移行支援事業所に通ってる人は、入社してからも長く働いてくれる可能性が高いんじゃないか?」
と評価されて、選考が通りやすくなることもある
 
だから面接の場合は
「何か就労移行支援事業所などに通っていますか?」
と聞かれるケースもある。特例子会社の面接で聞かれることが多い
 
 
面接のときのよく聞かれる質問に
「ご自身の障害について、誰か相談できる人はいますか?」
という、障害について相談できる人について聞かれることもある。このケースでも
「病院のかかりつけの先生に通院の際に相談しています。あと、就労移行支援事業所の就労定着支援も受けているので、入社したあとも月に1回、就労移行支援事業所で相談できます」
とちゃんと答えられるので、この点でも選考で有利になる