11月8日㈮でバーエデン神田行われた、みなきんぐさんと匂宮いずもさんがイベンターを務める「みなきんぐさん withBroth」に参加させていただいたので、感想を述べさせていただきます。
おはこんばんにちは、#DDeventBroth いずもです。
— 匂宮 いずも (@IZUMO_niomiya) October 27, 2019
11月のイベントの告知です!
8日 みなきんぐさん withBroth@minakingsan
17時~23時 エデン神田 @eden_kanda
22日 Broth cafe
11時~16時 moja @bar_moja #発達障害#DDeventBroth
【朝告知】
— 匂宮 いずも (@IZUMO_niomiya) November 7, 2019
本日17時より
エデン神田 @eden_kanda で、
みなきんぐさん @minakingsan
とコラボイベントをやらせて頂きます。
みなきんぐさんに会ってみたいという方、ついでにいずもの顔も拝みにいってやるかという方、
お待ちしております。#DDeventBroth https://t.co/J7U7zwedZr
エデン神田あけました!
— みなきんぐさんのBAR@11/18名古屋,11/21京都,11/22〜大阪 (@Bar_minakingsan) November 8, 2019
▽本日のメニューはこちら
(本日はチャージ1,000円とさせていただきます。添付画像も参照)https://t.co/4XyTBfXAti
▽場所@eden_kanda
東京都千代田区神田多町2-11-27
第19岡崎ビルB1F@minakingsan @IZUMO_niomiya #エデン神田 #みなきんぐさん #発達障害バー #牛丼 pic.twitter.com/aaUDGkp5W1
進行
チャージ料は1000円だったが、スナック菓子などいろんなお通しがあって良かった
匂宮いずもさんは料理人の仕事をされておられるということで、今回のメニューの牛丼の汁がの味がなかなか良かった。吉野家のよりずっとおいしいと思う
19時に店に入ったが、ほぼ席は埋まっていた
特に20時には満席超えになって、立ち飲みの人が何人も出るほどの大盛況だった
これほとのお客さんが来るとは、やはりみなきんぐさんと匂宮いずもさんの人徳だろうか
今回のイベントでは、発達障害の当事者会の主催をされておられる方も何人もいらっしゃっていて、なかなか興味深い話も聞かせていただけて、とても有意義な時間を過ごすことができた
感想
当事者会は主催者を褒めるべき
今回のバーは当事者会を主催をされておられる方も来られていましたが、やはり
「今日の会は楽しかったです。ありがとうございました」
などと言われることが、一番のやりがいになるとは話しておられました
たしかに本当にその通りで、主催者は参加者が思ってるより2倍か3倍ぐらいは大変なんで
「いやー、今日の会は楽しかったなあ」
と思ったら、面倒臭がらずに
「今日の会は楽しかったです。ありがとうございました」
などのことを言うとか、言いそびれたらツイートするとかが大事ですね
それが主催者の方にとって、思ってる以上に本当に大きな励みになりますしね
「は??当事者会の批判ばっかしてる奴が何言ってんの??」?
一理ある
個人的には、植物には水と肥料の両方やらないと成長しないように、称賛と批判の両方が必要だと思いますね
まず称賛は先ほど述べた通りに
「今日の会は楽しかったです。ありがとうございました」
と言ってもらえると
「よし、みんなに楽しんでもらえたようだ、良かった。次も頑張ろう!!」
ととても嬉しいですし、次も頑張ろう、という活力にもつながる
一方で
「ここは良くなかった」
とかいう批判も
「そこを良くすれば、次はもっとみんなに楽しんでもらえる会ができるんじゃないか??」
という会の成長余地になる
自分でも
「あそこは良くなかったな・・・もっとこうすれば良かったな・・・」
と気付くときもあるけど、人に言われないと気づかないときもある。だから、それを言ってもらえることはありがたいときもありますね。そこを改善できたら、次はもっとみんなに楽しんでもらえる会ができるってことなんで。まあ、なかなかわかってても直らないときもありますが、意識するのとしないのとでは違いますしね。
「良薬は口に苦し」
という言葉もあるが、批判や厳しいことを言われることで成長できることもある
「みんな『楽しかった』って言ってたし、これでいいんだ」
と満足していると、その後の成長がなかなかないときもありますしね
「なんだとこの野郎!好き勝手言いやがって。このまま悪く言われたままで終われるか!」
という反発力でやる気が出るときもありますしw
ただ批判といっても
「つまらない」「面白くない」
とか漠然としたものだと
「それはあなたのただの主観でしょ。当事者会というのは、あなただけが楽しい会になるのではなくて、(なるべく)みんな参加者全員が楽しめる会にならないといけないんだ。だからあなたの感性を押し付けられても困る」
という形になって反論されてしまうときがある
だから
「参加者のみんなが『今日は当事者会に来て良かった、楽しかった』とより思えるためにも、もっとこうしたほうがいいのではないか?」
という大義というか、なるべく私心、我欲、私利私欲で発言しないようにして
「ここがあまり良くなかったので、もっとこうしたほうが良いのではないか??」
という感じで、改善策を提示する形が良いと思いますね
関西の当事者会などについて
東京、関東のみならず、全国でイベントバーなどされておられるみなきんぐさんと、関西の当事者会についても少しお話をさせていただいた
東京の発達障害のバーとしてはBRATs(発達障害バー BAR The BRATs)がある
関西の発達障害のバーとしては金輝(金輝 発達障害アートカフェバー 大阪)がある
両者ともに発達障害バーとしてしっかり頑張って続けておられるという点で素晴らしいですし、発達障害の人の憩いの場や居所で在り続けてほしいと思います
特に金輝のほうが、当事者会のイベントをいろいろ行ったりして、より当事者会寄りのスタンスでやっておられているので、当事者にとって居心地が良い空間ではないかと話されておられました
また関西のムゲーテに行かれたそうだが
そのときにおられたケンジさんと話されて、すごく話を聞いてくださって良かったと話されていました。自分も以前にケンジさんの会に参加しましたが、いろいろ活躍されておられるようで何よりです
ウメジョ、という女性限定の当事者会もあるらしいですね
さかいハッタツ友の会の石橋さんのツイートは東京でも有名ですね
関西だけでなくて、東京や全国の当事者にもTwitterなどを通して、励みになったり影響を与えたりしてますね。大変だと思いますが、ぜひとも活動を続けていってほしいと思います
みなきんぐさんは今月下旬に関西で活動されるそうですね。関西の方でみなきんぐさんと会いたい方は、イベントに参加されたらいかがでしょうか。
11月下旬は名古屋・京都・大阪でバーテンやらせていただきます
— みなきんぐさんのBAR@11/18名古屋,11/21京都,11/22〜大阪 (@Bar_minakingsan) November 9, 2019
11/19火 17-23エデン名古屋@EBE_Nagoya
11/21木 19-22エデン京都@EBE_Kyoto
11/22金 17-23エデン難波@ebe_osaka
11/23土 18-23エデン梅田@ebe_umeda
11/25月 17-23ムゲーテ@MugueteInOsaka
11/28木 18-22金輝@kinkihattatu
バリ層ギリ層ムリ層
発達障害といっても「バリ層ギリ層ムリ層」の3段階が存在する
昔僕が講演で話したことなんですけど、発達障害者には「障害特性を特段問題とせずバリバリ人生をやれる」『バリ」層、「障害特性を苦難と感じながらもギリギリ社会適応出来ている」『ギリ』層、そして「社会適応がまったく出来ていない」『ムリ』層がいて、この三層の利害は食い違うんですよ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 4, 2018
バリ層「発達障害者でもバリバリやれる!差別するな!」
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 5, 2018
ギリ層「頑張ればやれますのでフォローしてください」
ムリ層「頑張っても無理なので発達障害者は働けないことを理解してください」
この利害対立、完全に理解できるでしょ。
バリ層は「発達障害者でもバリバリやれる、これは才能だ」っていう主張をするのが得になるし、ギリ層は「頑張ればやれますけどフォローください」だし、ムリ層は「頑張っても無理だから発達障害者は働けないということをハッキリさせてくれ」なんですよ。こういう地獄がある。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 4, 2018
同じく発達障害という障害、特性を抱えてるとはいえ、「バリ層ギリ層ムリ層」で考え方などは異なる
何をもって「バリ層ギリ層ムリ層」と区別するのか?
基本的には
・就職すら厳しい『ムリ層』
・就職はできるけど苦労している『ギリ層』
・特定の才能に優れバリバリ働ける『バリ層』
と就職、仕事をして自力で金を稼げてるかどうかをもって分類するらしい
個人的には一般社会(定型社会)レベルに合わせられるかどうかの社交性があるかどうか?の差だと思いますね。
合う合わない、好き嫌い等はあるとして
上(定型社会、社会人サークル)でもある程度話ができて仲良くなれる人。むしろレベルの低い当事者会より、普通の社会人サークルのほうが楽しいまである人が『バリ層』
上(定型社会、社会人サークル)ではうまくいかないが、下(当事者会)では楽しくやれてる人が『ギリ層』
・自分の言いたいことをうまく相手に伝えられない
・まるで壊れたテープレコーダーのように、同じ話を繰り返す
・自分の言いたいことだけ言って、他人の話は聞かない。特にマシンガントークをして一方的に話し続けてしまう
・視野が狭く自分の都合のみを考えてしまう。結果として「自分さえ良ければそれで良い。他人のことなんざ知ったことか」という行動になってしまう
など、発達障害の特性が大きく、下(当事者会)でも厳しい人が『ムリ層』
だと思いますね
仕事は当然ながら、仕事をしっかりこなす技量や技術も大事だ。
けれども、「働く」の語源は「傍を楽にさせる」から来ているとされる
会社というのは多くの人で力を合わせて事業を成功させていくものだから、仕事をする上では他の人とうまく合わせてやっていく、チームプレーも大事になってくる。だから
「仕事はできるが、周りに合わせられず協調性がない人」
より
「仕事はそこそこぐらいだが、周りに合わせられて協調性がある」
のほうが評価されやすい。というか多少仕事ができても、わがままで揉め事を起こす人は、上司や周りに余計な神経を使わせるので、あまり評価されないケースも多い
せめて
「この会社はどのようにして利益を出しているのか?」
「この部署は会社にどのように貢献しているのか?」
「自分はこの部署で何をすればいいのか?」
ということは考えて、チームの一員としてやるべきことはやらないといけない
・上司に言われたことや、会社の価値観をしっかり理解する
・「自分はこう思ったので、こうしました」「こうすればいいんですか?」とか質問する、自分の考えを伝える
とか最低限のコミュニケーションはとれないと難しい
それに障害者雇用率は現在2.2%だから、1000人の社員のうち22人ぐらいだし、(特例子会社を除いて)50人の部署で障害者は1人だけというケースも多い。定型の人と仕事をしていくことが多いので、周りの定型の人とも合わせられる社会適応性は必要になってくる
また、仕事というのは、基本的には続ければ続けるほど、継続年数が長いほどスキルも上がっていく。だからなるべく同じ職種を長く続けていくことが大事だ。ただ長く会社に務めるには
「よく頑張ってるな、これからも頼むよ」
とか認められたり、評価されてると、気持ちに余裕ができるが
「何やってるんだ、しっかりやってくれないと困るよ」
などと怒られることが続いたり、人間関係がうまくいかないと、なかなか続けるのが難しくなってしまう
あと、バリ層からムリ層に行くにしたがって、認知の歪みがひどい場合が多い
特に発達障害の場合だと、普通の人とは違う価値観とか考えを持っている場合も多いんで、人の話や意見を聞かずに自分の考えに固執すると、偏った思考で生きることになってしまうこともある
たとえば
「物事は完全で完璧にやらないといけない。期限に遅れてでも完璧に仕上げるべきだ」
「少しのミスもしてはいけない。ミスをする人間なんかは生きている価値はないんだ」
とか極端な考えや価値観に固執すると、周りや会社とかで合わないときもありますね
以上のことから、社会適応力や社交性と、就職や仕事はかなり比例してくると思うので、個人的には「バリ層ギリ層ムリ層」は社会性や社会適応力を指すんじゃないかと思いますね
まあ社会性とかが低くても、発達障害に理解がある会社で、特性を大いに生かして仕事で成功されておられる方もいるし
逆に社会適応力や社交性とかは、所詮は後天的に経験や体験とかを積んでできるようになっただけで、本質的な部分では定型に比べると落ちるところがあるので、そこが仕事ではうまくいかないときもある
そもそも会社や仕事は、業種や職種の仕事内容、会社の体質、人間関係とかで定型の人でも合う・合わないってのはある
やはり自分に合った会社に入れるかどうかは運という気もしますけどね
「バリ層ギリ層ムリ層」について語ってきましたが、やはりムリ層の人とは話が合わなくて、話してると疲れてきますね
一方的に話すばっかりで、人の話を聞かない
「みんなスマホをやってますけど、あれってやらないほうがいいでしょう。通信費を使いすぎちゃって通信代が10万円を超えるかもしれない。また依存性も強いと聞く。やはりスマホに依存するのは良くない。だいたいみなさん『仕事で疲れたよ~』と話しながらも、電車でずっとスマホをしている。あんなにスマホをしていたら逆に疲れるんじゃないですか??それに、電車でスマホをしている人を見るとみんな疲れた表情をしている人が多い。顔色も悪そうに見える。あんなスマホばっかりやってると身体にも良くなさそうだ。寿命を縮めてるのではないだろうか?
自分はガラケーを使っている」
と延々を聞かされたときは、だいぶ疲れましたね
「それって発達障害の特性で変化を嫌いだから、ガラケーから新しくスマホデビューできない自分を、屁理屈をこねくり回して正当化してるだけじゃんw要は新しいことに挑戦できない、ただの怖がりでビビリのチキン野郎ってだけじゃん。他人を否定することでしか自分を肯定できない、クズ人間だろw」
と、思わず怒鳴り散らしたくなった
他にも要領を得ない、何が言いたいかわからない話を延々とされて疲れ果てた
あと
「大学を出てる?えっ、ウソじゃないですか??本当に大学卒業してるんですか??」
「大嘗祭とかあんなもんわざわざやる意味ないでしょ。あんなもんに税金を使う意味がわからないですよ」
「なんで自分が現場でやらないといけないんだろう。もっと本部で指示する人にやりたいのに、やらせてくれない」
とか人をイラつかせる発言も多かった
話しているとほとほと疲れさせてる。こいつと話したせいでかなり精神が滅入ってしまった・・・
こういう奴が当事者会にいるんなら、その当事者会に行かなければ済む話だ。しかし同じ職場にこういう奴がいるのはとても困ったな・・・・・・
と思っていたが、ところがそいつは次の自分の出社日(シフト制)にはすでに退社していた・・・
仕事が忙しくて人が足りていない現場だから残念だが、正直ホッとした
こういうムリ層の人間は、人の話や空気を読まずに、自分だけの狭い価値感や考えだけで生きていて、他人に全く気を使わないので、それはそれでさぞ生きていて楽しいだろうな。と想像していたが、こういう人間はそれはそれで苦労や生きづらさはあるんだろうなと思った・・・
あと、こうやって人に苦難や迷惑しかかけない人間は、やはりまともに楽しく幸せには生きられないのかもしれないね
今回のバーではこの愚痴を吐こうかと思っていたが、話す機会はなかった
そういえば、今回のバーの参加者の方々はいい人ばかりで、とても話が弾んで楽しかったのでとても良かったですね
終わりに
みなきんぐさんって山口県出身で今は千葉県に住んでおられるのか・・・
自分も小学校のときは山口県下関市に住んでて、今は千葉県浦安市に住んでるから、共通点が多くて親近感を覚えますね
山口っていいところだよね。自分も山口県にいたころが楽しかったなあ
(自分がSTU48(AKB)のファンなのは、単なる成り行きというのもあるけど、STUは広島県や山口県のメンバーが多いから、「じゃけん」「やけん」「じゃけんのう」「いけん」とかの広島弁とかを聞くと、(広島弁と山口弁はよく似ているので)小学校時代を思い出して懐かしい気持ちになるから
)
いろんな人といろいろ話せて、とても楽しいバーでした
主催者、参加者の方々はありがとうございました
これを書くのにやたらと時間がかかったな・・・やっぱり会社に新しく入ると仕事を覚えたり、環境に慣れるまで大変だな・・・。頑張ります