会と自分との方向性の違い
バンドの解散理由でよくあるがw
会の方向性が自分とあっていないと疲弊してしまいがち
当事者会に来ても、考え方の方向性が違いすぎるとストレスになってしまうこともある
「発達障害でも幸せに、楽しく生きたい」
というところは同じだろうけど
「じゃあどうしたら発達障害でも幸せに、楽しく生きれるんだろう?」
というところはだいぶ人によって違ってくる
「当事者会で発達障害の悩みについて話し合いたい」
として集まったとしても、本当に発達障害の生きづらさの理由と解決方法を話し合いたい
というよりは、単に人生がうまくいかないことへの愚痴を吐き出したいだけの人が多かったりする
あるいは発達障害の薬について語りたいだけで、他のことはあまり興味がない人もいる
「当事者会でこういうことを話したい、やりたい!」
と思っていても、実際に来てみたら多くの人があっちの方向を向いて進んでいて、自分だけ逆方向に向いていたりすると、
「発達障害への日本社会の理解と配慮が必要だ!」
「けど、自分なりに努力や工夫をやることも大事じゃないですか?」
「えっ?」
「えっ?」
「いや、発達障害への日本社会の理解と配慮が必要でしょ」
という感じで、自分だけ変なことを言っている感じになってしまう。水流に逆らって歩くような感じで、なかなかしんどい思いをすることになることもある
話し合いというのは考え方の差が出やすい
当事者会の性質上、お互いに話し合うことが多い
そうすると考え方の違いというのが如実に出てしまいがちだ
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これがカラオケをする会、ゲームをする会、といった何かをする会ならば
ちょっと雑談してみたら考え方や価値観が全然違ったとしても
「まあ、こいつとカラオケをやれてすごく楽しかったしいいや」
と、仮に考えが違ってもそんなに問題にならないことも多い
ただ話し合いだと、どうしても方向性の違いが出てしまう
特に発達障害の人は白黒思考で変にはっきりさせようとしすぎる
定型だったら
「まあまあ、いろんな考え方があって、どの考え方を信じるかはその人次第ってことでいいんじゃないですか」
とうまくなあなあにできるところでも
発達障害の場合は
「いや、お前の考えはおかしい!その考えは間違っている!」
と変に白黒思考ではっきりさせようとしすぎてしまうこともある。藪蛇をつついて、かえって揉めてしまうことも多い
自分と周りの方向性が違いすぎると居づらい
「自分は発達障害だけど、上(定型社会)でも通用するようになって、上(定型社会)に戻れるようにやっていきたい」
という考えの方向性だと居づらくなる
周りは
「もう当事者会で楽しくやれれば十分だ」
って人が多い、というかほぼ全員だからだ
「こいつら、こんなことやってたら上(定型社会)で通用しねえぞ。発達障害だからって甘えてるんなよ」
「お前らはそういうのをやっているから下(当事者会)にいるんだろう。『理解と配慮が足りない』とか他人のせいばっかしてんじゃねーよ。お前らの努力不足だろ」
と言動に1つ1つ苛つくことも多いし、話も平行線になりがちで、お互いにストレスだけためることになりやすい
あと、発達界隈では
「日本社会は発達障害への理解と配慮が足りていない!このように日本社会が発達障害への理解と配慮が足りないのは、岸田総理と自民党の責任である!」
という反政権寄りの考えが主流なので、政治について政権寄りの考えを持っていると居づらいことが多い
「じゃあ岸田総理と自民党の何がどう悪いんですか?具体的に挙げてみてくださいよ」
と詰めれば黙ることが多いが
まあ定型の会でも
「サッカーがいいよね~野球とかダラダラやってて何が楽しいのかわかんねえよw」
「いや、俺は野球ファンなんだけど・・・」
「アイマスが最高だよね~AKB48とか乃木坂46とかの三次元アイドルとか何が良いのかわかんねえよw」
「いや、三次元アイドルのが好きなんだけど・・・」
という感じで大勢と一人だけだと、アウェイ感が強すぎて居づらいものがある・・・
会の方向性を確認するには主催者のSNSをチェック
会の方向性を確認するには、主催者の方のSNSをチェックするといいかもしれない
その人のツイートを見て
「なるほど、いいことを言ってるなあ~」
と感じたら、その人が主催する会に参加しても初めてでもすんなり入れる可能性が高い
「ん?えっ、何それは・・・(ドン引き)」
と感じた場合、会の方向性と自分の方向性が合わないかもしれない
まあSNSでの印象と実際に会ったときの印象が全然違うこともある
「なるほど、こういう考え方もあるのか!」
とあえて違う考えに触れることで、考え方の幅が広がったり、新たな考え方を得られることもある
いろんなケースがあるので、その会が合ってるかどうかは、実際に行ってみないとわからない
また主催者の人は良い人でも、参加者に明らかにヤバい変な人がいてストレスをためることもある
「あの会はああらしい」
という噂やSNSの意見もアテにならないことも多い
結局は自分で実際に行って確かめるしかない