にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

東京に引っ越したばかりの関西人が大人の発達障害当事者のためのピアサポート Necco(ネッコ)とほんわかカフェに参加した感想

 

5月26日土曜日に、西早稲田のあるNeccoカフェに行ってきました。

neccocafe.com

h-navi.jp

diamond.jp

 

 

neccocafe.com


Neccoカフェは山手線の高田馬場駅が歩いて10分ほど近くのところにある。西早稲田の地名のとおり、近くの早稲田大学もある、学生街といった感じの町だった。東京といってもどこも高層ビルが立ち並ぶようなオフィス街ってわけじゃないんだな(田舎者並みの感想)。

 

また7時からのほんわかカフェにも飛び入りで参加させていただいた

neccocafe.com

 

 

進行

Neccoカフェはコーヒーなどがおいしくて、受付などを発達障害の人がやってるだけの普通のカフェだな、という感じだった。店内に発達障害自閉症関連の本が多くあるので、飲み物を飲みながら静かに本を読んだり、パソコンやスマホの作業に没頭するのもありだし、話をしてる人がいればその中に入って話をしていても良い。失恋した人などの恋の相談に乗ったり、愚痴を聞いたり、同じ趣味について語り合ったりと、好きに発達障害の者同士で話せる。そういう発達障害の人が自由に過ごせる居場所ですね。

関西でいうと発達障害アートギャラリーカフェ・バー金輝に近い感じ。まあNeccoはバーじゃなくてカフェなんで酒やアルコールは出ないですが。


19時からはイベントの「ほんわかカフェ」が始まった。本当はイベントに参加するには事前申し込みが要るらしいが、飛び入り参加を許可していただいた。ありがとうございました。

主催の方から自分の名札を受け取り(事前に名札を準備していただいけるのはうれしいですね。ありがとうございます!)、最初に1人ずつ自己紹介をする。
それからは各テーブルにお茶やお菓子を配られて、それをつまみながら各テーブルで思い思いに会話を楽しんでいく形。

関西でいうと関西ほっとサロンとほぼ同じ形ですね

 

感想

初めての参加だったが、とても楽しかったですね。参加者の方々にも良くしていただいて、初対面とは思えないほど話も弾みました。とても楽しい時間を過ごすことができて、Neccoカフェさん並びに参加者の方々には感謝しかないですね。

あと個人的には、今回のNeccoカフェに来られた参加者の方々は自立した、社会性のある考えを持っている人が多いと思いましたね。

忌憚なき意見を述べさせていただくと、発達障害の当事者会に行くと

  • 自分の言いたいことしか言わない。人の話をほとんど聞かない。だから会話のキャッチボールじゃなくて、会話のドッジボールになる
  • 人の意見を聞かないため、とにかく自分の言いたいことを言う。だから考えが非常に浅く、独りよがりな自己中心的な考えになってしまう。悪気はないんだろうが、どうしても「自分さえ良ければそれでいい。他人がどうなろうと知ったことか」と思われても仕方がない言動になってしまう。
  • 人にわかりやすく話そうという気が全くない。
  • 自己紹介がやたらと長い
  • 「会社はもっと発達障害に理解と配慮をするべきである!そもそも社会は発達障害へ理解と配慮ともっとするべきである!会社や社会が発達障害への理解や配慮が足りないのは、安倍首相と自民党のせいである!!」と壊れたテープレコーダーのように、社会批判を延々と繰り返す。「会社が悪い!社会が悪い!他人が悪い!」と正義を振りかざして、攻撃的に他者の批判ばっかりするだけで、自分への反省などはほとんどしない。

という人ばかりの会とかもあって、そういう会にいくと元気になるどころか、神経をすり減らして疲れ果てますね。中にはいい人も居て、そういう人と話すのは楽しいですが、それよりも心労のほうが多くて、仕事に行くより疲れるケースも多かったですね。


まあそもそも障害の特性などで人生などがうまくいっていないから、発達障害の当事者会などに来る。障害の特性を修正して社会にうまく対応できているような人は、社会人サークルなど定型の会のほうに行くので、別に発達障害の当事者会には来る必要がないので来ない。というのはあるので当たり前といえば当たり前という気はしますが。ただこういう会で「みんなこういう感じだし、自分も好き勝手にやってればいいんだな」と変に慣れてしまうと、自助会ではスター、ヒーロー、おまいつでも、社会ではなかなか通用しない、そういう自助会の中でしか通用しない「自助会慣れ」「自助会の帝王」になってしまう恐れはある。

 


おっと、当事者会への愚痴が長くなってしまった。失敬
ところが、今回のNeccoカフェに来られた方々は、自立した、社会性のある考えを持ってる人が多くて、神経をすり減らすことなく、自分も心から楽しめる会でとても良かったです。いろんなお話を聞けて、またいろんなことを話すことができて、充実した有意義な時間を過ごすことができて良かったです。

 

課題

一時期に関西に在住していて、関西ほっとサロンにも何度も参加していたが、今は東京で暮らしていて、いろいろと発達障害者向けのイベントも企画されている人と話をしましたが、東京の発達障害の会は、関西に比べて会の数などは多いが、それらの横のつながりが薄いのが課題という話はされていましたね。

たしかに関西だと、関西ほっとサロンとかに行くと、堺のさかいハッタツ友の会とか、福山のついんくるとか、アートギャラリーカフェ・バー金輝とかの主催者とか、常連の参加者の方が、会の終わりとかに他の自助会やイベントの告知とかやってますね。ところがNeccoカフェやほんわかカフェでは、他の会の告知はまったくなかったですね。ここらへん関西と東京の違いというものは感じますね。もっと会の主催者同士が連携して、お互いの会で告知等をしたり、お互いの会に参加して意見交換をしていったりとかしていいと思いますね。

 

まとめ

関西から東京に引っ越してきたばかりで、少し寂しい思いもしてましたが、Neccoカフェやほんわかカフェに参加し、またその後にサイゼリアでの2次会でもいろいろと話すことができて、すごく充実した思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。またNeccoには行かせていただこうと思っています。それにしても発達障害という障害に苦しみながらも、辛い思い出も笑い話にして、前を向いて生きる姿勢には感銘を受けました。自分も新しい環境に気が弱って「どうせ発達障害の自分には無理なんじゃ・・・」と不安になっていた部分もありましたが、自分もしっかり前を向いて生きていこうと思いました。

 

それにしても「関西ほっとサロン」と「アートギャラリーカフェ・バー金輝」は東京でもかなり名前が知られていてうれしかったですね。

www.adhd-west.net

as.sumomo.ne.jp

 

 

東京に負けないように(笑)、関西でも発達障害の会がどんどん盛んになっていってほしいですね。特に「関西ほっとサロン」と「アートギャラリーカフェ・バー金輝」は東京でも認知度が高く、関西を代表する発達障害の会と言っても本当に過言じゃないと思うので、この調子でどんどん発展していってほしいですね。

社会で生きづらい発達障害の人の居場所となって、より発達障害の人が少しでも生きづらさを解消されるためにも、東京と関西、全国の発達障害の会の継続、発展を願っています。こういう発達障害の会が発展してくことで、発達障害の人でも生きやすい社会になっていくことを信じてやみません。