にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の就労移行支援事業所を利用についての注意点2 就労移行支援事業所もピンキリ

 

 

 

 

 

自分にあった就労移行支援事業所を選ぼう

 
就労移行支援事業所、と一言で言ってもいろんな事業所があるので、自分に合った事業所を選ぶことが大切
 
 
 

就労移行支援事業所もピンキリ

 
 
そもそも就労移行支援事業所という制度ができたのが2006年。就労移行支援事業所が誕生してから16年しか経っていない
だから組織としてまだまだ未成熟だったり、充分なサービスを行えていない事業所もあるようだ
また、事業所で行っているプログラムもそれぞれで違っているので、自分に合う合わないということもあるので、自分に合った事業所を探すことが大事
 
 
(前に就労移行支援事業所についてかなり批判していたTwitterアカウントがあったけど見つからなかったなあ・・・圧力がかかって消されたか?)
 
 
 
 
サービスが就労移行支援事業所が多少違うので、自分に合った就労移行支援事業所を考えて行くことが大事
 
 
 
 

自己分析が必要

 
就労移行支援事業所どうこうと言うより
そもそもなんで前職をなぜ辞めることになってしまったのか?
前職を続けるには何が足りなかったのか?
何が向いていなかったのか?じゃあ何が向いているのか?何の仕事ならできそうなのか?
 
というところを自己分析をまずしていくこと
 
 
 
いろいろ自己分析ツールとかあるけど、まずはマインドマップでとにかく書き殴るのがおすすめ
 
 
そうやっていろいろ考えた上で
「じゃあどうしたら次は長く働けるのか?」
ということを考える
 
「人にいろいろ聞くのが苦手で、ミスしたときに言い出せなかったことが大ごとになってしまい、会社で居場所がなくなってしまった・・・。ちゃんとなんでも人に言えるようになりたい」
 
 
 
「PC操作になかなか慣れずに、仕事についていけずにしんどくなってしまった。PCをしっかり使えるようになりたい」
「感情のコントロールができずに、うまくいかなかったときに周りに当たり散らしてしまったこともあった。感情のコントロールをできるようになりたい」
 
 
などなど、人によってそれぞれ違うだろうけど、このようにして自分の課題を明確にしておくことだ
そうすることによって
「自分はこれが課題だから、これが解決できそうな就労移行支援事業所に行こう」
という、就労移行支援事業所を探す上での自分の中での軸ができる
 
 
 
ある転職セミナーに参加したときに
転職活動をする上で一番大事なことは、まずは自分の転職軸をはっきりさせることだ
という話をしていました
 
就労移行支援事業所を選ぶ上でも
「自分はこれが課題だから、これが解決できそうな就労移行支援事業所に行こう」
という自分の軸をはっきりさせることが大事だと思う
 
 
「とりあえず就労移行支援事業所に行けばなんとかなるだろう」
という考え方じゃなくて、こういう自分の軸を持って選ぶことが大切。そうやって自分で考えて決めたことは後悔もないし、意欲的に取り組める
 
 
 
 

他責にしない

 
「うるさい!悪いのは発達障害への理解が足りない会社と日本社会なんだ!自分は悪くないんだ!」
という社会批判ばかりして自己正当化している人もいる
 
 
 
まあ人間、メンタルが弱っているときもあるので、休むときは休んで、辛いときは辛いと言うことも大事だ
ただ、いくらTwitterや当事者会で、社会批判をしても憂さ晴らしにはなっても、あなたの課題の根本的な解決にはならない
 
 
 
そもそも
「自分は発達障害なんでしょうがないんです。」
と言えば、何をしても、何を言ってもいいことにはならない
 
 
 
 
人間はいつも頑張れるわけじゃないから、愚痴を吐いたり、馬鹿騒ぎして憂さ晴らしするのは良いと思う
 
けれども、そうやっているうちに
「ああ、別に自分は悪くないんだ。悪いのは発達障害への理解や配慮が足りない会社や日本社会なんだ」
と満足してしまうとあんまり良くない。そうやって他責にして逃げるのは精神衛生上は良いけど、結局は課題をうやむやにして逃げてるだけ。根本的な課題の解決にはなっていない。課題を先送りにして先送りにしているだけ。そういうことをやってるから人生がうまくいかずに下(当事者会)にいるんじゃないですか?
まあ1つの失敗を気にしすぎるのも良くないですが
 
 
 
まあ自分と向き合う、というのは大変なことではある
 
 
 
1度きりの人生なんで、自分の課題に向き合わずに先延ばしにし、ひたすら社会批判など他者を否定することで自分を肯定しようが、何をして生きようと自由です。けれども、そうやって罪や業ばかり重ねる人生を生きていると、しっかりと生きれない。しっかりと生きれないということはしっかりと死ねない、ということにもなる
 
 
 
・・・・・・おっと、当事者会への愚痴が過ぎたか
 
 
 
まあそもそも、発達障害の人は想像力の欠如という特性もあり
「なぜうまくいかないのか?」
と考える力が低いケースも多いというのもあるが
いろいろなことを感じて、いろいろな角度から物事を考えられるようになる必要もある
その点、作業の様子を見て、スタッフの方からフィードバックがもらえるという点では、就労移行支援事業所に通うのは良いかもしれない
 
 
 
 
 
 

どの就労移行支援事業所が良いか自分で決めること

 
このように
「なんか就労移行支援事業所に行ったほうがいいらしいから」
「なんか当事者会で就労移行支援事業所が良いみたいに言ってたし」
とか他人からの情報を鵜呑みにして決めるのではなくて
 
「なんで前職を辞めることになったんだろう?何が足りなかったんだろう?どういう特性によるものなんだろう?」
というところを自己分析、自己理解して
「じゃあどうすればいいんだろう?そもそも就労移行支援事業所に行く必要があるんだろうか?」
というところも考えながら、行くかどうか、行くにしてもどの就労移行支援事業所にするかしっかり決めていく必要がある
 
自分の人生なんだから、自分で考えて自分で決められるようにしよう
 
 
 

自分の就労移行支援事業所の決め方

 
 
自分の場合は、次の就労の前にPCの勉強してMOS資格(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)を取得しようと思っていた。
近所の2箇所の就労移行支援事業所と面談、体験をした。1箇所のほうが全国規模で展開しており訓練プログラムもしっかりしていて、設備も良く、昼ごはんの弁当もおいしかった。だが、通所中に貸与してくれるノートPCのメモリが4ギガぐらいしかなくて、動きがもっさりしていた
 
もう1箇所の就労移行支援事業所は弁当は出るがあまりおいしくはないが、通所中に貸与してくれるノートPCの性能がまずまず良かった。
 
 
全体的に見たら、全国規模で展開しておりプログラムもしっかりしていて、設備も良い前者の事業所のほうが良かった。けど、自分はPCの勉強してMOS資格を取りたかったので、PCの性能が良かった後者の事業所に通所した。MOS資格取得に向けての訓練プログラムもありましたし。
 
あと、事業所の昼の弁当がおいしくなかったのも良かった。
そりゃあ、昼ごはんはおいしいほうが良いに決まっている。勤務先ならば、昼においしいものを食べて、また午後から頑張ろう、というのはモチベーションの向上にもつながる
けれども、就労移行支援事業所に通所している期間というのは、まだ就労していない、就労に向けて頑張らないといけない時期だ。
「あ~、今日も昼ごはんがおいしかった~。満足だ~」
と現状に満足してはいけない時期だと思う
 
「昼ごはんはそんなにおいしくなかったな・・・・。お金を稼いで、おいしいご飯を食べられるように頑張らないとな」
とハングリー精神を持って、気合を入れ直して頑張ろう!と思えるので、個人的にはこっちのほうが良かった