にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の当事者会の功罪(弊害)

 

前回のまとめ

taniryo.hatenablog.com

前回に述べたように、「一般社会の価値観」を身につけるには、

  • 定型の人と互角以上にやれるものを見つけること
  • 気づく力
  • 周りを考える力

といったことを身につけていく必要がある。

 

逆にそこらへんができるようになってくると、そうすると

「当事者会ではこれは普通でも、一般社会では一発アウトなんだな」

「当事者会ではこうだけど、一般社会ではそうなのか」

とかだんだんと一般社会での基準の考え方ができるようになってきて、一般社会でもそこそこ通用するようになってくる。

 

当事者会からの卒業

 

ただ、そうなってくると別の大きな問題が出てくる。

当事者会というのは社会でうまくいっていない人が来るので、こういう人というのは自分の話だけ一方的にして他人の話を聞かない奴とか、話が飛ぶ奴とか、自分の都合しか考えずに他人に気を使わせる人が多い。


ずっと俺のターン!」みたいに自分の話しかしない奴も多い

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中にはお互いに「自分の話だけ一方的にして他人の話を聞かない」で話をしてて、会話のドッジボールと化しているときもある

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遊戯王の会話じゃねえんだから

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このヤンデレ妹みたいに、人の話を聞かずに一方的に感情的に話す人が多いですね

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そういう奴と話をしていても、周りを気にせず自分の言いたいことだけ話すだけなので、こっちは「これ一般社会ならアウトだろ・・・」と思いながら、気を使わされ続けて神経がすり減らして、心身ともに消耗してしまう

 

また
「会社は発達障害の人への理解や配慮が必要!そもそも社会は発達障害への理解や配慮が足りなさすぎる!このように日本社会が欧米に比べて発達障害への理解や配慮が足りないのは、安倍首相と自民党の責任である!!」
「いや、たしかにそうだけど・・・。けど、その中でも自分なりに頑張っていくことが大事じゃないのか?」
「そんなことはない!!自分は頑張っているのに自分の人生が上手くいかないのは、会社や社会のせいだ!!」
会の中で意見や価値観や考えが合わなくなってきてしまう

やはり「定型の考え」もわかってる人とそうでない人とでは考えは合わない。なんか1人だけ変なことを言ってる感じになって、会の中で浮いてきてしまう

 

このように、これまで楽しかった会があまり楽しくなくなってきてしまったり、当事者会の人たちと考えが合わなくなってしまう・・・。これまで仲良くしてきた当事者会の人たちと、楽しく出来なくなってしまうというのは、とても悲しいし、寂しいし、苦しいし、辛いことだ。けれどもこうなると当事者会を卒業することになりますね。

 

【ももクロMV】青春賦 / ももいろクローバーZ(SEISHUNFU/MOMOIRO CLOVER Z) - YouTube

5人(6人)のころのももクロは好きだったな・・・

 

乃木坂46 『サヨナラの意味』 - YouTube

【MV full】 10年桜 / AKB48 [公式] - YouTube

 

 

当事者会や発達界隈の同調圧力


ところが、当事者会や発達界隈には同調圧力が存在する

「『場を読まないといけない』『他の人と同じようにしないといけない』とかの日本特有の同調圧力発達障害の人を苦しめてるんだ!!」

という意見も聞くが、当事者会にも

「一人で悩みを抱え込むのではなく、みんなで話し合って悩みを分かち合わなければならない!」

という大義のもと、

「自分の人生がうまくいかないのは、発達障害への理解や配慮が足りない社会のせいだ!」

を良しとする同調圧力は存在する

それに逆らうと

「自分の意見を一方的に言うのは発達障害の特性だ!」

と悪として叩く。こういった同調圧力は存在する


「みんなそう言ってるし、やっぱり自分が間違ってるのかもしれない・・・ケンカはよくないし、みんなと仲良くして同じ発達障害の人間として力を合わせるのが大事だし、みんなに合わせよう」

と折れるのではなくて


「(こんな当事者会は)僕は嫌だ!!」
「I am エキセントリック 変わり者でいい」

勇気を持って敢然と立ち向かうことも時には必要ですね

欅坂46 『不協和音』 - YouTube

欅坂46 『エキセントリック』 - YouTube

 

 

当事者会の同調圧力の実例

自分の過去の話をすると、1か月に1回公民館で集まりがある、とある当事者会というか自助会の約20人のグループLineに入っていた。

 

けれども

  • 自助会の集まりでAが勝手に写真を撮って、許可をとることなく勝手に全員公開にしてfacebookに上げてしまう。みんなが困惑する中、うまくAをフォローしてやったにもかかわらず、感謝の言葉もない。
  • 会のためにボードゲームを自費で買って持って行った。そのおかげでみんなで盛り上がって、楽しい会になった。にもかかわらず、幹事のBから感謝の言葉もない。それどころか「自分の許可なく勝手なことをしてるんじゃねえよ。もう持ってくるな」と言う
  • メンバーの人数が増えてきて、部屋いっぱいになってきて窮屈になってきた。にもかかわらず、さらにメンバーを増やそうとする
  • 初めて会に参加する人に積極的に話しかけたりとか、会に馴染みやすいように配慮する人がほとんどいない
    というか、自分の都合しか考えておらず、「どうすればみんながもっと楽しめる会になるのか?会がもっと盛り上がれるにはどうすればいいのか?」と考えていた人が一人もいない
  • 「会社には障害者への配慮がもっと必要だ!社会には障害者への配慮がもっと必要である!自分の人生がうまくいかないのは、会社と社会のせいである!」
    という話を、誰も聞く気がないにもかかわらず延々と一方的に、壊れたテープレコーダーのように1時間以上も一方的なマシンガントークで話し続ける人がいた
    その人は会の間ずっと一方的に話し続けていたが、幹事や会の人は不問
  • メンバーで飲み会に行くことになった。しかし、Cは飲み会の幹事のクセに、飲み会で話題を振って場を盛り上げることをほとんどしない。しょうがないから、自分が話をいろいろ振って飲み会を盛り上げていった。あとでCに「あの日は幹事をやっていただいてありがとうございました。Cさんには感謝しています」とグループLineを送っても無視。
  • 自分が他の人と会話が盛り上がっていても、「あなたの話が難しすぎる」「話がわからない」とAやCなどが空気も読まずに横から否定、批判してくる
  • 毎朝「おはようございます」とあいさつはみんなきっちりする。そのクセ、ある日に同じグループLineのメンバーで事件が起きて、ひどく悩んでいるのに、反応してるのは20人中4,5人のみ。問題の解決策が思い浮かばなくても、せめて「うまくいくよう祈ってます」「なんとか解決するといいですね」とか一言でいいから言えばいいのにそれすらせず、メンバーが困ってる人がいても約15人は知らんぷり。
  • それにしても、挨拶だけはきっちりやるから第一印象は良いのに、いざ話してみると、社会性がなく、途端に自分の都合でしか動かなくなる、真面目系クズな人が多かった
  • 上記の空気をどうかと思ったのでグループLineでいろいろ提言したけれども、反発されてフルボッコされてしまった
    特に以前で助けたはずのA、B、Cが恩を仇で返すように叩いてきた
    特にCにいたっては「飲み会で難しい話ばかりして、周りを困惑させてやがった」と言い出す始末
    それにしてもCのように自分では何もできないクセに、他人のやることにはケチとつけたり批判して、他人の足を引っ張るクズのような人が多かった。
    あと恩を仇で返す、っていうのは人間としてどうなんですかね

 


以上のように、どうも疑問をもつことが多く、自分とは価値観や向かう方向が合わなかったので、ケンカしてLineを脱退して会を辞めました。中には話が合ういい人も居たんですけどね・・・。ただ自分の都合しか考えない奴が多くて、会に行くと仕事に行くよりも神経をすり減らして消耗することの方が多かったですね。

あと社会でうまくいってないダメな奴が多かったので

「『このままじゃダメだ。もっと頑張らなきゃ』と思ってたけど、みんなダラダラしてるし、自分もダラダラすればいいや」

「みんな好き勝手にやってるし、自分も好き勝手にやればいいや」

と自分もダメな方向に行きかけていたので、辞めて良かったですね。

 

それから

「ああゆう自分勝手な態度は良くない。『自分だけが正しい』と思い込んでしまうのは、発達障害の悪い特性だ。俺がみんなを説得するから、君も頭を下げてみんなに謝るんだ。そうすればみんなに許してもらえてグループLineや自助会に戻ってこれるから」

こっちが悪いみたいに言われて説得されました。ご厚意は痛み入るが、お断りしました。

欅坂46 『黒い羊』 - YouTube

 

その後、

「そもそも自分は大学のときはサークルで楽しくやってたし、定型の人とも楽しくやれるわけで、別に発達障害の会じゃないとやれないわけじゃない。これからは普通の社会人サークルにも行こう」

と思い、いろいろ社会人サークルに参加したら、すごく楽しかったので、本当に辞めて良かったですね

 

 

やはり所詮は社会適合者のふきだまりで、社会性がない人ばかりの当事者会よりも、社会でまっとうに生きてる人たちの社会人サークルのほうが、しっかりした考えの人が多くて、自分にとっては参加していて楽しかったですね。

 

それにしても、あの会には関西では発達界隈では名の知れてる人が何人もいる、今から思うとスゴイ会だったけれども、こんなもんでしたね・・・。特に上記のA、Cは関西での発達界隈ではかなり名が知れていた有名人だった。

とはいえ、発達界隈では「わあ、○○さんだ!」「さすがは〇〇さん!」とみんなに呼ばれてるような「当事者会のスター」「当事者会の有名人」となってる人は、すごいと呼ばれてるのはあくまで発達界隈の中だけであって、当事者会から一歩出たら全く通用しないような人も少なくないですね。

 

 

それから聞いた話だと、いろいろとあってその会は解散してしまったそうだ。

 


なんかひたすら自分語りをしてしまったな

 

 

当事者会の同調圧力の実例2

 

やっぱり当事者会っていうのは、前述したように

「一人で悩みを抱え込むのではなく、みんなで話し合って悩みを分かち合わなければならない!」

という大義のもと、

「自分の人生がうまくいかないのは、発達障害への理解や配慮が足りない社会のせいだ!」

などが是として「自分もそれに合わせないといけない」という同調圧力があったりしますね


特に去年の夏ごろにはある会でのセクハラ事件に端を発して、

「事件を起こした奴は悪い奴だからやっつけないといけない!!」

と大きな騒ぎになって、発達界隈のTwitterでは「断罪派」「擁護派」の二陣営のどちからにつかないといけなくない空気になってしまったこともあった。

「知らん、どうでもいい。店で起きたことだし、店の関係者内で解決しろや」

とかいう意見ももっとあってよかったはず。

関ヶ原応仁の乱源平合戦戊辰戦争じゃねえんだから。

信長の野望 戦国立志伝 [徳川家康] 関ヶ原の戦い - YouTube

関ヶ原徳川家康のような老獪さがあればまただいぶ違ったんだろうがw

 

繰り返しになるが

「みんなそう言ってるんだし、自分が間違ってるんじゃ・・・??」

と折れるのではなくて、

「Yesでいいのか??」

と疑問を持って、勇気をもって自分の意志を貫くことも、時には必要ですね

欅坂46 『サイレントマジョリティー』 - YouTube

 

 

同調圧力に逆らうことの難しさ

 

ところが、実際はこういう同調圧力に抗して、自分の意見を貫くのは難しい。特に発達界隈の中での同調圧力は非常に強いので、なかなかその流れに逆らうのは難しいように感じる。
考えられる理由としては

  • 劣等コンプレックス
  • 人の話を聞かない
  • すぐ人のせいにする

 の3つが挙げられると思う

 

劣等コンプレックス

まずは「劣等コンプレックス

yuk2.net

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アドラー心理学によると、「人は劣等感があるからこそ成長できる」としている。

たとえば
「お金がない・・・」
「仕事がうまくいかない・・・」
と思うからこそ
「もっとお金を稼ごう。ムダ遣いをなくして節約しよう」
「仕事がうまくいくように頑張ろう。メモをとるとかやり方を工夫してみよう。本を読んだり、他の人に聞いたりして勉強しよう」
と人は頑張る。

このように、うまくいかない、思い通りにいかないからこそ、人は頑張る。そうやって頑張ったことが、自身の成長になる、としている(劣等感への反発による優越感の追求と呼ぶ)


ところが劣等感に自身が押しつぶされてしまうと「劣等コンプレックス」になってしまうとする。これに陥ると


「どうせ金持ちは裏でズルい不正なことやってるに決まってる。」

「出世する奴は、どうせ上司にうまく媚びを売って気に入られてるだけだ」

と「攻撃(嫉妬)」したり


「自分は大金持ちと知り合いなんだ」

「以前は誰もが知ってる大企業に勤めていたんだ」

と「自慢」したり


「自分の人生って不幸ばっかりでさあ」

「何やってもうまくいかないし、どうせ自分なんか生きてる価値ないよ」

と「卑下」をし始めるという


こういう「攻撃」「自慢」「卑下」とかをし続けてる奴がいると雰囲気が悪くなって、なかなかポジティブな意見を言いにくくなってしまう

だからこういう雰囲気で

「頑張ってればいいことありますよ」

とか言ったとしても、

「いや、ムダでしょ」

「どうせやってもダメですよ」

とかすぐ否定されて、話に水を差されて終わりですしね。

 

youtu.be

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こうやってすぐ否定から入る奴、ディスる奴がいると、話の腰を折られてしまい、なかなか話がしづらくなってしまう

 

人の話を聞かない


あと当事者会にいるこういう奴は、たいてい人の話をほとんど聞かない人が多い。他人の意見を聞かずに、とにかく自分の主張を一方的にワーワーワーワーと大声で話すだけ。だからそいつの声がでかくなって、まとなことを言ってる奴が言い負かされて潰されやすい。

 

すぐ人のせいにする

 

それと能力がある、できる人っていうのは、うまくいかないことがあったら

「まだまだ自分の能力やスキルが低いせいだ・・・」

と素直に認めて

「うまくいくように、工夫したり努力したりして頑張ろう!」

自分の能力やスキルを上げようと努力する

 

ところがダメな奴

「うまくいかないのは、上司の教え方が悪いせい、障害に合わない仕事内容のせい、発達障害への理解が足りない会社のせい、そもそもは日本社会のせい」

とか、すぐに人のせい、周りのせい、環境のせいにする。だからこういう人と話しても

「いや、お前の意見は間違ってるだけ」

「お前の言ってることはおかしい」

すぐ人を否定してくる

 

 

以上のように、当事者会っていうのは、社会でうまくいってない人が集まる場所なんで、ダメな奴の意見がどうしても大きくなって、まともなことを言ってる奴の意見が潰されやすい。こうやって「悪貨は良貨を駆逐する」「悪が正義を討ち滅ぼす」というのを当事者会ではよく見ますね。


まあ社会での生きづらさを抱え続けて生きてきた発達障害の人たちにとって、思う存分に愚痴を吐ける場というのも必要だとは思います。これまでの辛い思い出を思い切って吐き出すことによって、また新しいものが見えてくることもある。あと

「これまでの人生、辛いことばっかりだったし、今も辛いことばかりだし、当事者会ぐらい愚痴ぐらい吐かせてくれよ!!」

というのは別にいいと思います。やはり人にはそれぞれの人生、生き方がありますし。一度きりの人生なんで(犯罪行為とかあまり人に迷惑をかけない程度に)どういう考えでどう生きようと自由だと思います。生きづらさを抱えている発達障害の人はそういう生き方もアリだと思いますしね。

 

当事者会や発達界隈の同調圧力に抗う方法

反面教師にする

けれども、「当事者会だけじゃなくて一般社会でも通用するような人間になりたい!」と思ってるんだったら、上記の考えでは当事者会では良くても、なかなか一般社会ではうまくいかないですね

 

そもそも、社会でうまくいってない人たちが集まって話し合ったところで、なかなかうまくいく方法は見つからない。

それに、社会でうまくいっていない人たちと同じ考えや思考、価値観でいても、当事者会や発達界隈では良くても、社会ではなかなかうまくいかない。

「コイツらはこういうことやってるから、うまくいかないんだよ」

反面教師にしていく、ドライさや冷徹さも必要ですね。やはり傷の舐めあいばかりしていては、なかなか自分自身の成長はないですからね。

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「いかに乱世であろうと、仏の教えは確かでございます。されど、乱世に仏はおりませぬ」

「仏から学ぶのみ。心を仏にしてはなりませぬ」

信長の野望 戦国立志伝 [武田信虎] 花倉の乱 - YouTube

 

しっかり意思、意図を持って当事者会に参加する

当事者会で楽しくやっていくにはどうすればいいのか??

ではなくて

一般社会でもやっていくには何が必要か?今の自分には何が足りないのか??

ということを現実に立脚してしっかり考えていくことですね。それを踏まえた上で

「じゃあ当事者会でどういうことをやっていけばいいのか?どうやって自分の長所を伸ばし、短所を補うか?」

というのを考えて、目的意識や意図をもって参加していくことですね。

 

単に

「いろんな人の話を聞けて良かった」

とダラダラと何も考えずに参加するよりは、しっかり考えて意図を持って参加するのとでは、だいぶ変わってきますしね

 

漫画やアニメやラノベじゃあるまいに、人間というのは昨日できなかったことが、今日急にできるようになったりしないんで、細かいことから1つずつ積み上げていくしかないですね。

 

ガラスを割る

発達障害の人でも新しいことを始めて成功したり、新しい店をオープンさせて成功させてる人でも、

「どうせ失敗するからやめたほうがいい」

「絶対にうまくいかない」

「そんなことやるだけムダ」

とかいろんな批判されて

「やらないほうがいいんじゃないのか・・・・??」

と思いながらも、

「いや、自分の考えを信じよう!!」

やってみた結果、成功してる人も多いですね。

 

やはり、当事者会のみんなの言う通りにやるだけじゃ、その当事者会や発達界隈では良い人間にはなれるけど、それ以上に通用したり成功する人間にはなれないですね。そうなりたかったら、当事者会のガラスを破っていかないといけないですね。

欅坂46 『ガラスを割れ!』 - YouTube

 

自立する

あとは

「みんながこう言ってるしこうしよう」

「自分には当事者会しか居場所がないんだし、みんなの顔色をうかがって嫌われないようにしよう」

と「当事者会に依存する」のではなくて、

自分で考えて自分で動いて

「みんなはこう思うけど、自分はこう思う。こうしたい!」

自立していくことが大事ですね。

欅坂46 『アンビバレント』 - YouTube

 

 

 

 

令和の当事者会

来月からついに年号が平成から令和に変わる

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当事者会の規定

最近の多く当事者会はいろんな事件を受けて、「セクハラの禁止」「宗教勧誘の禁止」というのを推し進めて、安心して話し合いができる環境を作ってきている。

【漫画】カルト宗教に入るとどうなるのか?【マンガ動画】 - YouTube


たしかにセクハラも宗教勧誘も良くないことなんで、しっかり禁止していくという、こういう発達界隈の動きは素晴らしいことだと思います。

 

しかしながらセクハラや宗教勧誘以外は何をやってもいいのか??

「人の話を聞かずに自分の言いたいことだけ一方的に話す」など当事者会では良くても、一般社会ならアウトなことも禁止していくべきではないのか??

けれども「あれもダメ、これもダメ」にしたら、規制だらけのがんじがらめになってしまい、自由で楽しい話し合いができなくなってしまう・・・。

とはいえ規制やルールを明文化しないと、また問題が起きるかもしれない。特に空気が読めない発達障害の人が集まる以上、きっちり明文化したほうがいい。

けれども規制を増やすと・・・そもそも、社会で生きづらさを抱えていく発達障害の人が集まる場所なんだから、社会人サークルみたいに一般社会並みのルールを求めるのはどうなんだ??

だが規制やルールがなければ・・・

 

 


と答えは出ないですね・・・

 

同調圧力の正体

ただ当事者会というのは、参加者がいて成立するものだ。「ああしろ」「こうしろ」とファシリテーターや運営がああだこうだというのではなく、1人1人の参加者の意識が良ければ良い会になるだろうし、そうでなければそうでない会になる。上記で述べた同調圧力なんてものは、あくまでも多くの人が同じ考えや価値観でいるから、そういう考えが強くなってしまうだけのこと。だから参加者1人1人、いや発達界隈の1人1人が変わっていけば、やがて

「なるほど、そういう考え方もあるのか」

と他の人の意識も変わる人も出てくるかもしれないし、そうすればいつの間にか、発達界隈の多くの人たちの意識も変わり、当事者会もより良い会に自然となっていくのではないだろうか

【リーガルハイ】 いじめの正体 - YouTube

 

正義の反対は悪ではなく、また別の正義


といっても

正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対は『また別の正義』なんだよ。」(捏造)
悪の反対は善、善の反対は悪じゃ。正義の反対は、別の“正義”あるいは“慈悲・寛容”なんじゃ。
という言葉があるように

moto-neta.com

パワポケ7 正義とは - YouTube

 

「人を殺してはいけない、人のものを盗ってはいけない」

「セクハラをしてはいけない」「宗教勧誘をしてはいけない」

は共通だとしても、

「当事者会では社会での生きづらさの思いを分かち合うためにも、愚痴や不平不満を言い合い、日頃言えないネガティブなことを吐き出すべき」

正義だし、

「愚痴や不平不満やネガティブなことを言ってても暗い気持ちになるだけなので、明るくポジティブなことを言うべき」

もまた正義

 

発達障害の人は1人で悩みを抱え込まずに、みんなで集まって分かち合っていくべき」

正義だし、

「当事者会に依存せず、1人ひとりが一般社会でも通用する考え方を身につけていくべき」

という考え方もまた正義


いろんな正義を知ることで、

「当事者会における正義とは何か?」

発達障害における正義とは何か」

というのを考えて、思い悩み、迷った末に

自分の正義とは何か?

自分が考える正義や志とは何か?

と、自分に問いかけて、

「これが本当に正しいのか??」

と考えていくことが一番大事なことなのかもしれない

感覚ピエロ『疑問疑答』 Official Music Video(映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」主題歌) - YouTube

PV第1弾『信長の野望・大志』 - YouTube

 

 

まとめ


いろいろ言いすぎて、自分でも何が言いたいのか、よくわからなくなってきましたがw

発達障害でも楽しく、幸せに生きたいんだ!

というのは共通していることだと思います。一人ひとりがしっかり自問自答して

「みんなが言ってるしこれでいいや」

じゃなくて

これが本当に正しいのか??

しっかり考えるようになっていけば、元号が令和になった発達障害の当事者会や発達界隈はもっと良くなっていくんじゃないかと思いますね。

 

発達障害の当事者会の功罪(欠点)

 

前回の内容

 

taniryo.hatenablog.com


彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず(敵と味方の情勢を知り、把握していれば、何度戦っても負けることがない。)と孫子の兵法の最初にあるように、発達障害の人が社会で生きていくには発達障害の価値観一般社会の価値観の2つ両方ともの 価値観を身につける必要がある」

と述べさせていただきました。

孫子兵法 01 『彼を知り己を知れ!』 - YouTube

 

まずは「己を知る」という「発達障害の価値観」を知ることが大事である。当事者会に参加することによって、

「自分が他人と同じようにできないのは、発達障害の特性によるものなんだ」

と理解し、「発達障害とは?」「障害とは?」「障害者とは?」と理解を深めることが大事である。やはり一人で生きづらさを悩みを抱えていないで、当事者会に行って悩みをわかちあうというのはとても大切である。

 

「一般社会の価値観」を身につける


このように当事者会に行けば、発達障害の生きづらさが解消されて、すべてが解決する。
・・・・・・と言いたいところだが、必ずしもそうではない。

 

やはり「発達障害の価値観」を知った上で、今度は「一般社会の価値観」のを知っていく必要がありますね。

「当事者会ではこれが普通だけど、一般社会ではアウトなんだな」

「一般社会ではもっとこういうことに気をつけないといけないのな」

ということわかっていかないといけないですね。

 

まあ

「当事者会や発達障害の界隈だけに参加して、楽しくやれればそれでいい」

という人はそれで十分ですね。けれども

「当事者会だけじゃなくて、一般の集まりにも参加できるようになりたい」

発達障害の界隈だけじゃなくて、一般社会でも通用するような人になりたい」

「現状維持じゃなくて、殻を破ってもっと成長していきたい」

と思うのであれば、「一般社会での価値観」も知っていく必要ありますね。

 

それに、現在障害者の法定雇用率は2.2%(国と地上自治体は2.5%)である。

障害者雇用の関連子会社は別にして)障害者枠で働いていたとしても、1000人社員がいる会社ならば、そのうち22人しか同じ障害者枠の人はいない。また50人しか社員がいない会社ならば、そのうち1、2人しか障害者がおらず、残りの48人以上は定型ということになる。

やはり障害者枠であっても、定型の人が多くいる中で仕事をしていくことになるので、円滑に仕事を進めるためにも「一般社会での価値観」を知るのは大事ですね。

 

あと障害について考えを深めていくのは良いことだ。しかしながら

発達障害とは?」

「障害とは?」

「障害者とは?」

と変に考えすぎても、

発達障害の人はいろいろな生きづらさをかかえて生きているのだから、税金を全額免除して、毎月100万の特別給付などの特権があってもいいはずである!!」

とか、かえって視野が狭くなって極端な考えになってしまうときがある

また

「どうせ自分は発達障害なんだから何もできねえよ。頑張るだけムダだよ」

など障害にとらわれるあまりに自分の可能性を狭めてしまうときもある。ここは少し気をつけていきたいですね。

 

自分はそうならないように、当事者会に毎週行ってたときは、毎日スポーツニュースのアプリを読んだりして、なるべく考えや価値観が偏らないように気をつけていましたね。

 

当事者会の帝王


以上のように、当事者会に行って「発達障害の価値観」を知るだけではなく、「一般社会の価値観」を知ることも大事である。

しかしながら発達障害の障害の特性に「想像力の欠如」というのがあり、他人の気持ちを推し量るのが苦手なので、「一般社会の価値観」をどう身につけるか?が大きな壁という気はしますね。

 

ここの壁がかなり大きいですね。

当事者会や自助会によりますが、基本的に当事者会では問題なく参加できていても、

「ここで問題なく会話に参加できているし、当事者会以外でもイケるだろう」

と思って、普通の社会人サークルに参加すると、全く通用しないケースも多い。

 

プロ野球の用語で、2軍では活躍しても、1軍ではなかなか活躍できない人を「二軍慣れ」「二軍の帝王」と呼ぶこともあります。

dic.nicovideo.jp

 

www49.atwiki.jp

dic.nicovideo.jp

これと同じように、当事者会や自助会に参加して、誰ともコミュニケーションを取れる気になっていると、当事者会や自助会では良くても、一般社会ではなかなか通用しない当事者会、自助会慣れ」「当事者会、自助会の帝王」になってしまう恐れがあるので、気をつけたほうがいいですね。

 

発達障害の人間が「一般社会の価値観」を身につける方法

 定型と同じ以上にできるものを見つける 

では「当事者会の帝王」を脱して、一般社会でも通用するような人間になるにはどうすればいいんだろうか?

 

まずは

「自分は発達障害の症状で、定型の人にはできることができなかったり、難しいことも多い……。けれども、これに関しては定型の人と同じくらい、互角か互角以上にできるぞ!

というのを見つけることですね。

 

やはり発達障害の人は他の人よりできないことが多いので、

「自分は定型の人よりすべてで劣っている……」

と障害云々以前に、気持ちの面で完全に負けているケースも多い。そうなるとなかなか何をやってもうまくいかない。

これに関しては定型の人よりできる。互角か互角以上にできる

というのがあると、

なんだ、定型って言っても大したことねえな。定型って障害がないから、自分より能力が上のクセにこんなこともできないのかよw定型って障害がないから、自分よりすべてで上回ってるかと思ってたけど、そうでもないのな」

自己肯定感ができて、気持ちに余裕ができる

そうなると

「自分なんて何もできないと思ってたけど、そんなことないんじゃ?」

とチャレンジする意欲も湧いてくる。

 

気づく力を磨くこと

 次に「気づく」こと
発達障害と定型との社会性における1番の大きな違いは「気づく力」の差ですね。

 

発達障害の人は

  • 自分の話したいことだけ一方的に話して、人の話は聞かない
  • 仕事の話をしていたと思ったら、急に鉄道の話を始めるなど、話が飛ぶ
  • 相手が興味がなく聞く気がなくても、一方的にずっと話してしまう
  • 相手にわかりやすいようにうまく説明ができない
  • 1から10まで全部話そうとして、まとまりがない話になったり、長ったらしい話になってしまう
  • 他人のことを平気でディスるくせに、自分のことをディスられたら逆ギレする

というところで、うまく他人とのコミュニケーションが取れない人が多い。

 

このように他人とのコミュニケーションがうまくいかないのは、

  • 文章力が低い
  • 対人恐怖症や強迫性障害などで人前で話す極度に緊張していまう

というケースもありますが、基本的に「気づく力」が低いからですね。

 

定型の人は話しながら
「おっ、なんか興味を持ってきてくれてるな」

「なんか適当に聞き流してるだけだな」

「今、顔をしかめたな・・・。なんかまずいこと、気に障ることでも言ってしまったのかな・・・。」

「なんかこの話に食いつきがいいなwこの話に興味があるんだろうか」
など結構、相手を観察して話している


一方で発達障害の人は、視野が狭く、そういうのをせずに自分の思ってることだけを話してしまう。だから上記の問題が出てしまう。

 

なので定型の人のように、相手を観察しながら話すようにすればよいのである。終わり。


・・・と言いたいところだが、それがパッとできたら苦労しない。

それがなかなかできないから「空気が読めない」「ウザい」「自分のことしか考えないジコチュー」「お前なんかいないほうがいい」と呼ばれて対人関係などでうまくいかず苦労してしまう

【MV full】 UZA -Dance ver.- / AKB48[公式] - YouTube

乃木坂46 『ジコチューで行こう!』 - YouTube

 

 

天井の気持ちになってみる

 

ではどうすればいいのだろうか?
とりあえず自分以外の気持ちに立ってみよう
まずは天井の気持ちになってみたらいいんじゃないですかね(意味不明)

STU48 舞Q 【まるで天井になった配信】 天井アングルで見る開脚 - YouTube


次に歯医者に施術されたり、キャリーバッグに入れられたり、タンスに入れられたり、枕になったり、夜ふかしして怒られる子供の気持ちを体感しよう

STU48 舞Q歯医者配信 意外とありそうでなかった発想 結構クオリティー高いw - YouTube


美容院に行った気持ちになってみよう

STU48 舞Q発想がすごいな 手術の次は美容院かw - YouTube

 

 

いろんなことに興味を持って見てみること

とりあえず「いろんなことに興味を持って見てみる」ことが大事だと思いますね

 

昔に養老孟司の『バカの壁という本を読んだことがあるが、道端に宝クジが落ちていても普通の人は

「なんかゴミが落ちてるなあ」

ぐらいで気にも留めないが、日ごろから宝くじを買ってる人は

「もしかしたら当たりクジかも!?」

と拾ってみる。

このように人間は興味あるものが視野に入ったら反応するが、関心がないものには視野に入っても気にも留めないものである、と語っていた。ゆえにいろいろ興味や関心を持つことが、自分の視野を広げることにつながるといえる。

 

このようにいろんなことに興味を持つことですね。たとえば


「今年の冬はとても寒かったが、今月は昼間は暑いと感じるほどの暖かい気候の日もあるなあ」
「街頭の木々も、冬は葉が落ちて裸木になっていたが、桜が咲いて今は葉っぱになってるなあ」
「駅前に新しく店がオープンしたし、一回行ってみようかな?」
「コンビニでなんか変なカップラーメンが売られていたけど、一回買って食べてみようかな」
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とか周りとかニュースとかに興味や関心を持つことですね。


「そんなことどうでもいい。早く家に帰ってゲームやらなきゃ」
「そんなこと知らねーよwそんなことを考える暇があったら時刻表でも読むよ」
とかだと、なかなか気づく力は増えてこない
(まあ発達障害の興味があることには寝食を忘れて熱中するのを利用して
電車が好きなら、そこから派生して駅の特徴とか駅弁とか駅前の町並みとか、または車やトラックとか飛行機とか、電車から派生していろいろなことに興味をもって見識を広げていく、というのもありかもしれない)

 

そうやっていろんなことに関心とか興味を持ってるうちに、人と話すときも
「自分の言いたいことだけ一方的に話してちゃダメだな。相手が困惑したり迷惑してしまう。これからは気をつけよう」
「自分だけずっと話していたせいで、他の人があまり話せなかったな・・・。悪いことをしたなあ・・・」
「自分の話をあまりわかってもらえなかったなあ・・・。もっとわかりやすく説明できるようにならないとダメだなあ」
プロ野球ファンの前で『やきうとか何が面白いんですか??あんなもん何が面白いのか全然わからないですよwそんなことやるんだったら電車を見たり、時刻表を眺めたほうがずっと楽しいでしょw野球中継を見るとか、ぶっちゃけ時間のムダでしょww』とか野球をディスったせいで、場の雰囲気が悪くなってしまった・・・。5ちゃんねるの芸スポ板じゃないんだから今後は気をつけよう・・・」

とか、これまで気づけなかったことにも気づけるようになってくる

そこから自分なりに考えて、また新しいことに気づく、とどんどんいろいろ気づいたり、考えられるようになってくる

 

とにかく新しいことに興味をもって、新しい見識などを得ることが、新しい視点を得ることにつながる。そうやって人間は視野を広げていくものだと思いますね。

 


特に発達障害の人のは自分に興味がないこと、意味を見出せない事柄は「無意味」「無価値」「時間のムダ」と考えてしまいがち。けれども、ムダなこと、無意味だと思っていたことが、のちのちに何らかの形で役立ったり、「電車のダイヤは・・・」とかだけじゃなくていろんなことを考えたり、気づける人間になるのに大事なことだったりしますからね。

 

number.bunshun.jp

 

 

逆に電車や鉄道のことしか考えず「とにかくいい写真を撮ろう」と他のことを全く考えないと、こういう人間になってしまいかねない

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定型と発達障害の人間の思考の違い


そうやって気づく力をつけていって、発達障害の人と定型の人の思考が違うことに気づくことが大事ですね。

 

定型の人は結構周りを気にする(定型でも気にしない人もたまにいるけどね)。だから人前で何かするときとか、特に発言するときは

自分はこう思う

けどこれを言うと相手や周りからこう思われる

だからこう言おう

考えてから発言する

 

ところが発達障害の人は

自分はこう思う

だからこう言う

と周りを全く考えずに、自分の思ったことをそのまま言ってしまう

これは良く言えば

  • 純粋
  • 無垢
  • 自分の気持ちに正直で裏表がない

と言えるが、これは場合によっては、

  • 場の雰囲気をぶち壊す
  • 自分の意見を押し付けることになってしまう
  • 気を使えないから、他人の気持ちを踏みにじったり傷つけることになってしまう

こともありますね。

そうなると「自分勝手」「自分の都合しか考えない」「協調性、チームプレーができない」「自己中心的、ジコチュー」「人間のクズ」「ゲスの極み」と呼ばれることになりますね。

また自分だけの思いつきだけの考えしかできないので「幼稚」「考えが浅い」という人が多いですね。

 

 

全員が全員ではないですが、まだ大卒の人は勉強ができるんで、多少複雑な思考ができるし、物事を理解する力があるから「なんで自分は悪く言われるのか?」と考えられる。

それにサークルとか趣味で定型と仕事以外で関わることも多いから、なんとなく上記のことがわかってる。けれども高卒の人だとそこらへんがわからないので難しいですね。

taniryo.hatenablog.com

 

 

ボードゲームをやること

 

個人的には発達障害の人がそういう空気を読めるようになるにはボードゲームをやるのがいいと思います

taniryo.hatenablog.com

 

自分は大学時代に「汝は人狼なりや」というボードゲームをやって、そのおかげですごく成長できしましたね。

dic.nicovideo.jp

このゲームは

「相手は味方なのか?敵なのか?」

「この人は嘘をついているのか?本当のことを言ってるのか?」

というのを見極めるのが大事だったので、そこらへんを見極める洞察力は身につきました

 

あと他の人から

「この人の言動は怪しいな。なんか嘘をついてるんじゃないか??」

と思われるとダメなんで、

「自分は他の人からどう見えてるのか?どう思われてるのか?」

とかはすごく考えるようになりましたね。

 

それとチームでゲームをするので、あまり自分勝手に動くとチームに迷惑になってしまうので、「どう動けばチームが勝てるのか?」「どうすればチームに貢献できるのか?」というところをしっかり考えるようになりましたね。

 

ゲームや役職によっては、自分の行動1つでチームが勝ったり、負けたりすることもある。自分のせいで負けると、チーム全体が負けになるんで、本当に申し訳ない気持ちになりますね。

麻雀とかだったら負けても自分1人だけなんで「コノヤロー、やってられるかチクショー」で済むけど、自分のせいで他の人に迷惑がかかるのは悲しいですね。逆にうまく勝てたときはみんなで勝ちをよろこびあえるのはいいですね。一人でやるより、みんなで力を合わせて成し遂げるという、その素晴らしさを体感できたのは良かったですね。

 

このように人狼というゲームを通して、いろんなことを学ばせていただけましたし、ここで得たことは社会で仕事する上ですごく役立ってますね

 

まとめ 

 

やはり当事者会に参加したり、発達障害の人のツイッターをフォローして読んだりリツイートするだけでは、「一般社会の価値観」はなかなか身につかないですね。そこをどう補い、どう身につけていくかが大事ですね。

「どうせ空気なんか読めねえよ」

「どうせ発達障害には無理だよ」

とかじゃなくて、

「どうしたらできるんだろう??」

という問いやクエスチョンを続けていくことが大事だと思いますね。

大人になんかならないよ オバQ OP - YouTube

舞Qキャッチフレーズ - YouTube

 

それにしても、当事者会の上記のように周りに気を使えないために、職場の人間関係がうまくいかずに悩んでいるにもかかわらず、

「どうしたら場の空気を読めるようになるか?」

「どうしたら人に気を使える人になるか?」

という根本的なことへの話し合いがほとんどないのはわからない。

発達障害の当事者会の功罪(利点)

 

己を知る

 

昨今は東京や大阪の都市部のみならず、さまざまな地域や地方で発達障害の当事者会や自助会などの大小様々な会が開かれていて、大変喜ばしいですね。

自分は以前に「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず(敵と味方の情勢を知り、把握していれば、何度戦っても負けることがない。)と孫子の兵法の最初にあるように、発達障害の人が社会で生きていくには発達障害の価値観と一般社会の価値観の2つ両方ともの 価値観を身につける必要がある」と述べさせていただきました。

taniryo.hatenablog.com


まず発達障害の人が身につけるべきなのは「発達障害の価値観」ですね。孫子の兵法で言うところの「己を知る」の部分ですね。

最初から「一般社会の価値観」だと、発達障害の人は障害のさまざまな特性から、

「人が普通にできることが自分にはできない・・・。自分はなんてダメな人間なんだ・・・。」

発達障害の障害のいろんな特性などから生きづらさを抱えてしまい、

「自分はダメなことばっかりだ。自分なんか生きてる価値なんかないんじゃないか・・・」

思い悩んで苦しんでしまう

 

そうではなくて、まずは

「自分が他人と違う、他人ができることができないのは発達障害の特性によるものなんだ!」

と理解して、障害の悩みを一人で抱え込むのではなく、発達障害の当事者会に参加して

「そうか、発達障害で悩んでいるのは自分だけじゃないんだ!!」

と安心感を得ることが大切である。また一人で悩むよりも、悩みをいろんな人と共有して話し合ったほうが、解決策を見出しやすいというのもある。

 

発達障害の当事者会だと、他の人も発達障害のなので、

発達障害の特性で他人に悪く言われたらどうしよう」

気兼ねすることなく、リラックスして悩みなどを話すことができる

 

そうやって当事者会に参加していくことで、他の人が発達障害でどういうことで悩んでいるのか?困っているのか?うまくいかないのか?といういろんな話を聞くことによって、

発達障害とは?」

発達障害の障害の特性とは?」

発達障害の人の悩みとは?」

というところの考えを深めていくことによって、「発達障害の価値観」というのを身につけていくことが大事ですね。

 

まあ今の時代はTwitter発達障害の人のアカウントをフォローしたりして、ツイートを眺めていくだけでもいろんな発達障害関連の情報は集められる。けれども、やはり実際に顔を合わせて、膝を突き合わせて話さないとわからない、わかり合えないことも多いので、やはり当事者会や自助会に参加していくことがとても大事ですね。

 

 

その他の当事者会の利点

 

以上のように、当事者会や自助会に参加することで、「発達障害の価値観」を知ること「己を知る」ということができる。

 

この他にも「発達障害の特性を他人に悪く言われたらどうしよう」と気兼ねすることなく、リラックスして話せるので、話したり聞いたりなどの対人スキルを上げる実践の場としても良いですね。発達障害の人には対人経験が足りない人が多いので、当事者会はいろんな人を話すことにより、対人スキルや社会性を磨くのにも役立つ。


それに同じ発達障害の障害で悩んでいる人たちの集まりなんで、「発達障害の特性から、会社での人間関係がうまくいかずに悩んでいる?実は自分もそうなんですよ~」と共通点を見出しやすく、仲間意識から初対面でも話が弾みやすいというのもいいですね。

 

自分の長所や短所がわかる


あと、自分の長所や短所っていうのは人と関わることで見えてくる部分がかなり多い

「えっ、そんなことできるんですか?すごいですね!」

「あなたのそういうところはいいですね」

とか他人から直接言われて気づくこともある。また、人といろいろ話していくうちに

「なんかこれは自分は簡単にできるなあ。これは自分の得意なことなのかもしれない」

などの感覚がわかることもある。1人で引きこもってネットばかりしていても、見えてこないことも多いですからね。

 


自分は当事者会とかに行き始めたころは、当事者会を「自分の足りないものを見つける場」としての実践の場として位置づけてました。当事者会の帰りには

「ここは良かった」

「ここは良くなかった」

という反省を毎回してましたね。

「人と議論はできても、雑談ができない」

という課題がわかったら、ネットで調べたり、ハウツー本を買って読んだりして、「雑談ができない」という課題の解消に向けて取り組みました。そうやって次の当事者会に行くときには

「前回の雑談ができない、という課題をどこまで解消できたか?」

を確認する、という目的意識をもって会に行ってました。「雑談ができない」という課題がある程度は解消されたと思ったら、今度は

「思ってることをうまく話せなかった」

という課題が出てきた。なのでTwitterやブログで文章を書いたりして、考えてることを文章化できるようにしたりして・・・・・・。

という反省と改善を繰り返してました。やっぱり自分の欠点や課題は直そうと努力しないと直らないものですからね。どうしても直らないのはしょうがないですけど、自分で意識して取り組むだけでもだいぶ変わってきたりしますからね。

 

あと「人の振り見て我が振り直せ」の通り、

「この人の言い方はあまり良くないな・・・」

「あの人のこういう言動は良くないな・・・」

と感じるものは、同じ発達障害である自分もやってしまっている場合も少なくない。だから

「こういう言い方をしていたけど、これは言われた方は嫌な気分になるから、これからはやめよう」

とか、そうやって自分を向上させることにもつながりますね。

 

このように当事者会に行くことで、すごく成長させてもらいましたね。話が合ういい人にも会えましたし、当事者会に参加させていただいてとても良かったですね。本当にありがとうございました。

 

 

こうやって当事者会に参加していくことによって、同じ発達障害で生きづらさを抱えている仲間に出会うことができるし、話し合って悩みを分かち合い、共有することで解決策も考えつきやすい。また発達障害の集まりなんで、「発達障害の特性を他人に悪く言われたらどうしよう」と気にすることなく、同じ発達障害の仲間同士で気兼ねなく話せるというのはいいですね。


社会での生きづらさを抱える発達障害の人の憩いの場として、当事者会の意義は大きいですね。当事者会や自助会を開いていただいているファシリテーターや運営の方には感謝の念にたえません。

 

 

発達障害の生きづらさを抱えたまま1人で生きていると、ますます悩みや生きづらさを抱え込んでしまい、鬱といった精神疾患などの二次障害を引き起こしてしまう。そうするとますます悩みや生きづらさが深くなってしまい、さらなる鬱といった精神疾患などの二次障害を引き起こしてしまう。という悪循環に陥ってしまう。こういう悪循環に陥る前に、当事者会や自助会に参加し、悩みなどを話し、分かち合い、共感しあうということが大切である。


そうやって発達障害の悩みを分かち合い、共感しあえる憩いの場があるということが大事ですね。そのためにも、もっと当事者会が増えて、もっと気軽に身近に行けるようになるといいですね。

 

 

以前よりは発達障害についてテレビなどのメディアに取り上げられるようになったり、社会での認知度も上がってきてはいるが、まだまだ社会からの発達障害への理解や配慮が十分とは言えない・・・。なので、当事者会など自分たちで活動していくしかないですね。

 

 

個人的な意見

 

個人的な意見を述べさせていただくと、前に日本の景気経済が悪くなってきているのではないか、という発表がされた

news.livedoor.com


今の政府もアベノミクスから始まり、インバウンド(外国人旅行客)の誘致、働き方改革などいろいろと政策は推し進めているが、なかなか目に見えて日本の景気経済は良くならないですね。

 

 

では日本の景気経済を良くなるにはどうすればいいだろうか?

個人的にはそのためには発達障害の人への支援が大事ではないかと思いますね。現在、発達障害の人は障害の特性からうまく社会に馴染めず、なかなかしっかり働けない人が多い。そういう意味では今の日本社会、日本の企業はは発達障害の人をうまく活用できていないと言える。たしかに発達障害の人は社会性に難がある人は多いが、集中力や記憶力が良い人も多く、それらの才能をうまく活用できれば、企業の業績アップにつながり、それが日本全体の経済力のアップや景気向上につながるのではないだろうか。

www.youtube.com


それに、日本では少子高齢化にともなう働き手の不足に今後悩まされると思われる。それに対して、政府は外国人労働者の受け入れ拡大という形で、外国からの労働力で補おうとしている感があるが・・・。

boxil.jp


現在の発達障害の人はなかなか社会に馴染めずうまく会社で働くことができず、生活保護や障害者年金で生活されておられる方も多いです。しかしこういう人たちをうまく企業で活用して働かせることができれば、労働力の確保になる。そうやって国の税金で生活していた人が、賃金を稼いで逆に税金を納めるようになれば、日本の経済がより回るようになって日本の景気も良くなるのではないか。またそうやって障害者が結果や利益を出すことができれば、「障害者の人でも頑張ってるんだから、自分たちももっと頑張ろう!」と刺激になって会社全体の活性化にもなる。また障害者への合理的配慮が進めば、「仕事は見て覚えろ」「気合と根性でやれよ」とかの古い指導ややり方が排されて、みんながわかる、みんなが働きやすい会社になることで、障害者の労働者だけじゃなくて会社全体の環境改善にもつながってくるのではないだろうか。


以上のように、発達障害の人をもっと企業が労働力としてうまく活用することが、企業の業績の向上にもつながるし、ひいてはそれが日本の経済の活性化にもつながるといえるだろう。終わり。


・・・・・・・と言いたいところだが、漫画やアニメじゃあるまいに、現実はそう都合よくはいかないですね。

会社というのは多くの人が集まって、みんなで会社の利益のために貢献していく組織だ。だから自分勝手にやるんじゃなくて、チームプレーやチームワーク、協調性といったところが大事になってくる。


ところが発達障害の人は「自分の都合しか考えない」「他人の気持ちを推し量るのが苦手で、場の空気が読めない」「人とのコミュニケーションが苦手」といった特性があるので、社会性がなく自己中心的な行動してしまい、チームの和を乱しがちである。

それを「発達障害だから理解と配慮が必要!!」として、こういう行為を「障害者への合理的配慮」として悪く言えないとなると、他の定型の人たちがいちいち発達障害の人に気を使わないといけなくなって、神経をすり減らすことになってしまう。そうすると余計な神経やエネルギーを使って定型の人たちが消耗してしまうので、定型の人たちの仕事の生産性がどうしても落ちてしまう。そうなると会社の業績も落ちてしまうことになる。

にもかかわらず「なんでアイツは全然仕事できない無能なのに、発達障害だからって特別扱いされてるんだよ。なんだこれ??こんな組織でやってられるかよ!!」と他の定型の社員からの反発も起きるし、組織内で軋轢が起きてしまう。

こういう形で、発達障害の人がいると会社の組織がめちゃくちゃになって、生産性もガタ落ちしてしまうので、いないほうがいいという形になってしまう。

mao.5ch.net

mao.5ch.net

発達障害の人は現代社会においてはオーパーツというか、まだまだ使いこなすのが難しいようだ。

発達障害が公表している人がもっと社会で成功する人が出てくれば、社会での見方や扱いも変わってくるとは思うんですけどね・・・。といっても、誰とは言わないですが、社会で成功してる人でも明らかな発達障害な人もいるが・・・そうやって発達障害の並外れた集中力や感性をうまく生かして社会に適応して活躍してる人は、単に「人並外れた才能を持っている人」となり、発達障害でも、発達障害にならない(というか自分も周りも気づかない)。逆に社会に適応できず、鬱などの二次障害を併発するようになって、病院の精神科に行くことで初めて発達障害だとわかって、発達障害になる。

 

このように社会で上手くいってる人は発達障害でも発達障害にならず、社会で上手くいってない発達障害の人だけが発達障害になるという、どうもいびつな構造になっているのが現在ですね。まあ、医学が発展してくれば、発達障害が早くに発見されるようになったりして、また変わってくるとは思いますが。

 

いろいろと語ってきたが、まだまだ発達障害の人にとって生きづらい世の中だということは言えるだろう。

 

おもしろきこともなき世をおもしろく

 

とはいっても「発達障害への理解がない社会が悪い!!」とずっと叫んでいても面白くはないので、「おもしろきこともなき世をおもしろく」と生きづらい世の中だからこそ、自分なりに面白く、楽しく生きていくのが大事だと思います。

www.motivation-up.com

 

当事者会に参加


そのためにも、一人で鬱々としていないで、当事者会に参加していって、「こんな発達障害の症状の人もいるのか」「こういう考え方の人もいるのか」など見識を広げていく、というのも大事なことですね。

 

自分の思いや考えを発信していくこと

 

あとはこれまでの自分の人生や考え方について、当事者会で話すとか、Twitterでつぶやくとか、個人ブログに書くとかして、発信していくことも大事ですね。誰かがそれを聞いたり見たりして

「そうか・・・こういう経験をされた人や考え方の人もいるのか・・・。自分もがんばろう!」

と思う人もいるかもしれない。

 

そうやって「自分でも人の役に立ってるんだ!!」と思うことがやりがいとか生きがいなどにつながって「自己肯定感」などにつながることもある。

taniryo.hatenablog.com

 

うまく話せない、説明できない人は、まずはしっかり文章を書けるようになれば、話せるようになる

 

また個人的に「うまく話せない、説明できない人は、まずはしっかり文章を書けるようになれば、話せるようになる」というのが自分の持論がです。やはり自分の考えを一度文章などにすることで、自分の考えとか情報を整理することにもつながり、

「とにかく生きづらいんだ!!!!」

という感情的な意見から

「自分は発達障害の障害の特性で『場を読む』ということが苦手で、これまでの会社で長く働いたり、社会人サークルなどでうまく入れなかったりしてしまった。だから、発達障害の人には『空気読めよ』ではなく、『こういうことはしないでください』という、しっかりした指示をするなどの配慮が必要だと思います」

といった論理的に自分の考え、思っていることをしっかり話せるようにもなる。また、そういうことが自分を客観視することにもつながる

taniryo.hatenablog.com

 

暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう


「“暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう
僕も昔はそうだったんですけど、不平ばかり言っていても、なにも良くならないんですよね。
「休みがほしい」とか「給料が少ない」とか「彼女ができない」とか・・・。
文句を言って、誰かと共感することはあっても、なにも生まれないんですよ。
これ・・・無駄だなぁと思いますね。
だったら、なにが原因なのかを考えるべきだと思いますよね。」

西川貴教さん(T.M.Revolution)が前にラジオで話されていましたが、このように

「なんで自分の人生がうまくいかねえんだ!」

と叫びたくなるときもありますし、たまにはストレスをためこむのではなく、怒りを爆発させて発散するのはいいと思います。

けれどもいくら愚痴を吐いても根本的な解決にはならないので、

どうしたら楽しくなるんだろう?

と自分に問いかけて、いかに楽しく生きるかを模索していったほうがいいですね。

 

 

なお、西川貴教さん(T.M.Revolution)は、(芸能界での薬物使用という事件をうけて)今は「筋トレをやれば幸せになれるんだ!」という趣旨のツイートをされておられますねw

 

 

発達障害における大卒と高卒の違い4(まとまらないまとめ)

 

大卒のデメリット、高卒のメリット

 

大卒は遊び人が多い

人に言われたことだけやる人生より、自分の好きなこと、興味があることに打ち込む人生のほうがどれほど楽しいかを知っているので、仕事はほどほどに適当にやって、趣味とか遊びに興じる人が多いですねw特に発達障害の大卒の人はこの傾向が強い気はしますね。


高卒の人のほうがしっかり言われた通りに、黙々と脇目もふらずに仕事をされてる方が多い気はしますね

 

家に経済的な負担をかける

大学に通うのに4年間で400万以上かかるので、そのぶん親に経済的な負担をかけてしまいますね。


逆に高卒の人は高校を卒業してから、すぐに働いてお金を稼いでいる人が多いので、経済的には高卒の人のほうがいいですね。

 

高卒のほうが勤務年数が長く、技能がある

やはり仕事というのは、長く続けるほど仕事の知識も豊富になるし、スキルや技能も上がるので、真面目にしっかり仕事し続ける高卒の人のほうが仕事の技能が高いケースも多いですね。


特に4年間も半ば遊んで過ごしていた大卒に比べて、その間しっかり仕事を勤務していた高卒の人のほうが勤務年数が長いですし、それだけ技能がある人が多いですね。

 

よく学校や親は子供の頃に「いい高校に行って、いい大学に行けば、いい会社に就職できる」と言われていたと思います。これは新卒の就職活動では、筆記試験(SPI)や面接とかも会社はやりますけど、なかなか職場で活躍できそうな人材がわからない。だから「とりあえず勉強ができるんなら、仕事もできるんじゃないか??」と高学歴の人を採るという形になってますね。


ただ就職活動で学歴が重視されるのはあくまでも新卒のときだけですね。それからは職歴とかが重視されますね。

 

たとえば極端な例を出すと、30歳で転職しよう、となったときに、高卒で12年間働いてきたAさんと、東大卒で8年間引きこもりニートしてたBさんじゃ、明らかにAさんのほうが市場価値は高いですね。というか東大だろうがハーバード大だろうが、社会経験皆無な8年間ニートの奴なんざ誰もいらねえよw


「高卒のイチロー松井秀喜松坂大輔ダルビッシュ有田中将大大谷翔平なんかより、早稲田大学卒業の斎藤佑樹ハンカチ王子)のほうが素晴らしいプロ野球選手だ!」

という人は誰もいないように、社会に出たら実績がすべてですね。というか

斎藤佑樹早稲田大学で遊んでないで、高校から即プロ入りしたほうが良かったんじゃないか?」

という意見もありますしね。

 

プロ野球とかプロスポーツ界はあまりにも特殊なんで一概に言えないですが、まとめると

「いい高校に行って、いい大学に行けば、いい会社に就職できる」

という、新卒カードを使って社会のレールに乗りやすいぶん大卒のほうが有利ですね。ただ新卒を過ぎて、社会に出たら職歴がすべてなんで、差はないですね。

 

 

 

まとめ


大卒でもたいしたことはない人もいる。自分の知り合いにも有名な大学を出てるけど、

「本当に〇〇大を出てるの??」

「お前、大学で何してたの??」

って言いたくなるような人もいるし、高卒でもすごい人はたくさんいる


そもそも社会に出たら職歴や実績がすべてだし、江戸時代の士農工商やイギリスの階級社会じゃあるまいに、「大卒=人生バラ色、高卒=人生敗北者」ってわけではなく、社会でどれほど頑張れるかが大事ですね。


たしかに「いい高校に行って、いい大学に行けば、いい会社に就職できる」という社会のレールに乗りやすいという点では大卒のほうが上である。しかしながら発達障害という点で考えると、障害の特性から生きづらさを抱えて、大卒であってもなかなか社会のレール、出世街道の通りに生きられない人が多いですね。そう考えると、発達障害の界隈の中では高卒も大卒も差はないと言えますね。

 

このように、一般的に考えたら高卒と大卒には差があるかもしれないが、発達障害の界隈においては、高卒も大卒も差はないと言える。終わり。

 


・・・・・・と言いたいところですが、発達障害の人たちのためを思って忌憚なき意見を述べさせていただくと、当事者会とかに行くと、やはり大卒かそうでないかの差を感じるときはありますね。


全員が全員ではないし、一概に言えないが、当事者会に行って
発達障害の障害の特性によって生きづらさを感じるときも多い・・・」

と言いながらも

「その中でも努力や工夫をして頑張って生きていきたい」

と前向きに語ってる人は大卒の人が比較的多い気がしますね。


発達障害に対して会社は理解と配慮が足りない!そもそも社会は発達障害への理解と配慮が足りなさすぎる!日本社会がこのように発達障害への理解や配慮が足りないのは、安倍首相と自民党の責任である!!」

「日本社会は欧米に比べて発達障害への理解が遅れている!」

とか言って

「そうだ、その通りだ!さすが〇〇さん、良いこといいますねえ」

ホルホルマンセーして、壊れたテープレコーダーのように社会への愚痴と延々と言ってる人とか、

  • 自分の言いたいことだけ一方的に話して、他人の話はほとんど聞かない
  • 話をうまくまとめられず、どうしても長くなってしまう
  • 他人を平気でディスりまくるクセに、自分がディスられると逆ギレする

とかの当事者会の発達障害界隈でしか通用しないような考えしかなかったり、社会性が欠けてたりする人は、高卒やFランとかの低学歴が比較的多い気はしますね。こういう点で大きな格差を感じることはある。


理由としては、大卒の人は勉強がある程度はできるんで、記憶力や物事への理解力がある。だから発達障害の特性があっても、

「これは自分にとっては普通でも、一般社会ではアウトなんだな」

「前もこういうミスしたから気をつけよう」

とか、記憶力や物事への理解力でカバーができる

 

あと自分の思い通りにならないとき、うまくいかないときは、大卒は論理的に考えたりとか、

「どうしたらいいんだろう?」

「どうしたらうまくいくんだろう?」

といろいろ前述したように大学生活を通じて考える力がありますね。そうやって

「なんとかできるように頑張ろう!努力しよう!」

自分の能力を高めたり、自分を変えようとする


一方で自分の思い通りにならないとき、うまくいかなかったら、

「なんでうまくいかないんだよ!!ちくしょー、ふざけんなよこの野郎!このバカアホボケがコラァ!」

怒りだして怒鳴り散らすだけの人は低学歴が多いですね。

あと

「こんなこともできないなんて、なんてダメな人間なんだ・・・」

「やはり自分なんて何もできないんじゃないか??」

とか不必要に感情的になったり

「うまくいかないのは上司の教え方が悪い!会社が悪い!発達障害への理解が足りない社会が悪い!」

とかすぐに他人のせいにする人も多いですね。


やはりこのへんで差を感じるときはありますね。

 

発達障害の界隈のためを思い、あえて忌憚なき意見を述べさせていただくと、昨夏にとあるセクハラ案件あり、その加害者に向けて被害者の会が結成され、活動しておられました。その活動はムダはなかったとは思いますが、思ったような成果は挙げられなかったですね。どうも感情的になりすぎで、クレバーさや論理性勝負勘問題解決力などがほとんどなかったですね。上記の課題は見えてしまった感はありましたね。


まあ人間は新しいことをやって、そうやって失敗して自分のできなさ、無力さを知って、

「じゃあ自分は何ができるのか?」

「どうすればいいのか?」

と自問自答して成長していくものなんで、この経験を糧に頑張ってほしいですね。大卒の人もそうやって後天的に経験して成長していっただけですし。

 

 

自分への自信、誇り

ここまで長々とごちゃごちゃ発達障害における大卒(というか高学歴)と高卒(というか低学歴)の違いについて述べてまいりましたが、突き詰めて考えていくと、結局のところは一言で言うと「自分への自信、誇りの差」だと思いますね。

 

最初に述べた通り、大学を出てると、発達障害で生きづらさを感じても

「自分はなんてダメな人間なんだ……どうしようもない人間だ」

「自分なんか生きてる価値なんかない人間だ……」

とかまず思わない。

「勉強は定型と同じくらいできるんだし、他にもできることがあるはずだ」

だと感じる。


この点は定型と同じかそれ以上にできるな

定型って言ってもたいしたことねえな

というものがあると、大きな自己肯定感自信になりますね。

自信

自分を信じる

と書きますが「自分はすごい」「自分はできる」と思うと、「自分なんかダメだ」と思っているときとは生活もガラリと変わってくる。そうやって自分を認める、自分を信じる、自分に誇りを持つことが大事ですね。


そうすると、失敗して「やっぱり自分なんかダメなんだ・・・」と感じてしまうのを恐れて極端に失敗を恐れたり、失敗に言い訳を重ねて嘘を塗り固める人生になったり、ムダな虚勢を張ったり自慢したり、他人と比較して他人の粗探しをして劣っているところを探したりすることなく、自分に正直に生きられるようになる

youtu.be


そうやって失敗を恐れずに新しいことにチャレンジすることで、新たに自分の可能性を広げて、自分の能力を高めることにつながる。それがまた新たな自分の自信になる


「こんなことをやっていて意味があるのか?あとで後悔するんじゃないのか??」とか「昔は何やってもうまくいかなかったんだし、どうせうまくいかねえよ」とかの未来や過去ではなく、今に生きる。高卒だろうと大卒だろうと、いくら考えてもどうせ過去は変えられないですし、今、できることをしっかりやっていくこと。そうやってやっていくうちに、「これはしっかりできる」という「できること」が少しずつ、1つずつ増えていく。このように1つ1つコツコツとやっていくことで、だんだん自信とか、心の余裕とかが出てくる。そうやって毎日を必死に生きているうちに、気がついたら大きく成長している。そうやって人は成長していくんだと思いますね。そのためにもまずは自己肯定感、自信ですね。

 

 

 

どうしても自分を信じられないなら、カミナを信じよう

ds3.jp



発達障害における大卒と高卒の違い3(サークル)

 

サークル

高校とかは夏休みとかを除いて平日は毎日朝から夕方まで授業があるし、部活もあるし、大学受験(就職活動)という目標があるので、あんまり好き勝手に自由にはできない。

 

けれども大学では時間割も自由に組めるし、とりたい授業を自由に選べる(必修科目などは絶対に取らないといけない授業もある)。平日でも授業がない日ができたり、昼からとかにすることも可能(ゼミの発表が近かったり、試験が近かったら、空き時間は図書館に引きこもって勉強になるが)授業も出席だけして、テスト前だけは試験に出そうなとこだけ勉強するだけで単位が取れるので、高校や社会人とかに比べてかなり時間があって自由に過ごせる。その間は就職活動にむけて資格をとったり、アルバイトする人もいますが、たいていはサークルで遊ぶ人が多いですね。大学のサークルに参加する利点について語っていきたい。

 

 

定型の人と深く関われる

サークルだと同じ趣味、同じことに興味がある人が多いので、発達障害でも定型の人と仲良くなりやすい。 サークルで仲良くなった友人と、夜遅くまで酒を飲んだり、徹夜でゲームしたり、カラオケしたり、麻雀したりしてましたね。そうやって定型の人と深く関わることで、「自分はこう思う」「自分の中ではこれが普通」という考え方のほかに、「一般的にはこれが普通」という「定型社会の常識」や「社会性」が身につくのが大きいですね。

彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず(敵と味方の情勢を知り、把握していれば、何度戦っても負けることがない。)

 

孫子の兵法の最初にあるように

youtu.be


個人的には発達障害の人が社会で生きていくには発達障害の価値観」と「一般社会の価値観」の2つ両方ともの 価値観を身につける必要があると思いますね。

 

発達障害の人が社会を生きるにあたってまず大事なことは、自分の障害について知ることだ。

「一般の人ができることが自分にはできない……自分はダメな人間なんじゃないのか??」

と1人で思い悩むんじゃなくて

「そうか、自分の人生がうまくいかないのは発達障害によるものだったのか!!」

と自覚して、当事者会で悩みを分かち合って解決方法をいっしょに考えたり、発達障害の支援機関を利用したりして、自分の障害について考えていくことが大切である。そうやって「発達障害とは?」「障害者とは?」「障害とは?」とかの「己を知る」ということ考えることが大事ですね。


「定型に比べて発達障害の人が苦手なことが多いんだな・・・」

とかを知るのはいいことだ。しかし

「どうせ発達障害だし、自分なんて何もできねえよ」

発達障害への理解や配慮が足りない社会が悪い!」

とかの、そういう「発達障害の価値観」だけの考えだけだと、当事者会などの発達界隈ではいいかもしれないが、なかなか一般社会ではうまくいかない。

 

 

そこで「発達障害の価値観」の上に「一般社会の価値観」も身につけていく必要がある。

「自分ではこれが普通だと思っていたが、一般社会ではそれが普通なのか」

「当事者会とかだとこれが普通だけど、一般社会でこれをやると一発アウトなんだな」

とか、そうやって「一般社会の価値観」という「彼を知る」ことが大事である。


このように「発達障害の価値観」「一般社会の価値観」の両方を知ることで「自分の長所をどう活かし、短所をどう補うか」とかを考えていくことで、社会で通用する力が身についてきますね。

 


ただ発達障害の特性で「想像力の欠如」というのがあり、他人の気持ちを推し量るのが苦手なので、「一般社会の価値観」をどう身につけるか?が大きな壁という気はしますね。

 

その点、発達障害でも大卒だとサークルとかで定型の人とも多く関わってることが多いので、「一般社会の価値観」もある程度わかってる人が多いと感じますね。

 

 

特に発達障害の人は特性の関係から「自分さえ良ければそれで良い。他人のことなんざ知ったことか」と考えてしまう人が多い。まあ一度きりの人生ですし、その人がどういう主義主張や思想をして、どういう人生を歩もうと、その人の自由です。しかしながら、それだと社会性や人間関係などで問題が出てきて、かえって損が多い、苦しい人生を送ってしまいがちですね。

jinsei-sinri.com

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そうではなくて、「自分だけじゃなくて、相手や周りも良いと思えるようにしよう」という「共存共栄」「Win-Win」「周りにも気を遣う」を考えられるようになると、だいぶ生きづらさは緩和されてきますね。そういう「人間性」を磨くことも大事ですね。


ただ「人間性」「人間力」については大切なのにもかかわらず、当事者会や発達界隈ではほとんど話題にはならないので、そこは自分でやっていくしかないですね。神道アドラー心理学7つの習慣、利他の心(京セラフィロソフィー)、哲学、論語とかやりかたは人それぞれだとは思いますが。

 

この前にテレビを見たら、サッカー日本代表森保一監督が、社会人サッカー部時代に今西和男監督に

サッカー選手である前に、良き社会人であれ

と指導されたのが原点だと語っていましたね。「発達障害とは?障害者とは?」と語るのも大事ですが、まずはその前に

障害者である前に、良き人間であれ

という考えが大事じゃないかと思いますね。

 

 

好きなことができる

高校まではやらされることが多かったと思いますが、大学では結構自分な好きなこと、興味があること、やりたいことをできますね。そういうことをやってるうちに「自分はこれをやってるときが一番楽しいな」ということを見つけられるのが大きいですね。


特に発達障害は定型の人に比べて

「興味があるもの、全く興味がないもの」「好きなこと、嫌いなこと」

「人よりできること、できないこと」

というのがはっきりしている場合が多い。だから「自分はこれをやってるときが一番楽しいな」ということをしっかり見極めることが大事ですね。


当事者会に行くと、高卒の人なんかは日々の仕事とかに追われていて、

「自分の好きなことがわからない」

「自分やりたいことがわからない」

という人も多いですね。

www.youtube.com


大学では好きなことをできるので、自分の「自分はこれをやってるときが楽しいな」というものを見つけやすいですね。やはり自分の好きなことをやってるほうが楽しいし、わくわくしてエネルギーが湧いてくるし、やる気も出る。意欲的に取り組めるので、「やらされていること」をしているときよりも「やりたいこと」をしているときのほうが、何をするにしてもいろんなことを学んで、大きく成長できる気はしますね。

 

正直に言って自分は大学時代は遊び呆けていましたが(笑)、今となってはあれで良かったのかなと思いますね。

自分は何が好きなのか?

自分は何をしているときが楽しいのか?

というのがわかってるのは大きいですね。

 

 

 

趣味に興じれる

時間があるので、サークルなどで好きな趣味に興じれる。趣味によって得られるものは大きいですね。

 

 

いろんな価値観に気づける


まず一つに「いろんな価値観があるんだな」と気付けること


新たに趣味を始めたりすると、「こういう考え方があるのか」「そういう価値観もあるんだな」とかいろんな発見があっていいですね。


自分は國學院大學だったから、野球部の試合を見に神宮球場東都大学野球をよく見に行っていましたね。杉浦(ヤクルト→日本ハム)、谷内(ヤクルト→日本ハム)、山下(横浜)、柴田(横浜)とか今はプロ野球選手の人の大学時代もプレーも見てました。

www.tohto-bbl.com

 

kokugakuin-baseball.com


当時は打線が強いチームで、結構打ってた試合も多かったですが、なかなか打てない試合もありましたね。そのときは

「なんで打てないんだよヘボが」

とか思って見ていました。けれどもよく見てみると

「直球に対して振り遅れた打球が多いなあ。かなり球が速いのかなあ」

「変化球を振らされてるなあ。変化球にキレがあるのかなあ」

「ボールが低めに集まってるなあ。これはなかなか打てないな」

とか、いろいろと発見がありますね

 

そういうのを感じ取りながら試合を見ていくと、
「ここでピッチャー交代か・・・前の回から疲れが見え始めてたしな」

「あそこでの一打で勝負が決まったな・・・」

とか試合の流れとか勝負所とかもわかるようになってきて面白かったですね。


こういう感じる力というか観察眼とか、全体を俯瞰して勝負所を見極める力とか、そういう力はいろんなところで役立ってますね。


もし野球を見ずに、高卒で大した趣味もなく、当事者会だけ行ってたらそういう力はなくて、当事者会によくいる

発達障害で人生辛いことばかりだ!」

発達障害に対して会社は理解と配慮が足りない!そもそも社会は発達障害への理解と配慮が足りなさすぎる!日本社会がこのように発達障害への理解や配慮が足りないのは、安倍首相と自民党の責任である!!」

とかを壊れたテープレコーダーのように一方的にしゃべり続ける、つまらない人間になっていたんじゃないかと思いますね。

 


それと野球を見てると「物事を多面的に見る」という考え方が身につく気はしますね。


去年のプロ野球セリーグは広島カープが優勝して、阪神タイガースが最下位という結果に終わりました。これについて

「広島カープが強いから」

阪神タイガースが弱かった」

と一言で片づけるのは、別に間違ってはいない、むしろ正しい意見ではあるが、やや短絡的な考えという気はしますね。


野球は

  • ピッチャー(先発、リリーフ、抑え)
  • 打撃
  • 走塁
  • 守備
  • ポジション・選手層
  • 監督やコーチ
  • それを踏まえたチーム全体 

 

とかいろいろな角度から考えていく必要がある

 

たとえば去年の阪神なんかだと、一昨年17年は2位でしたが、去年は最下位に終わったのは、一昨年は良かったのに去年は成績は良くなかった選手が多かったですね。今年は去年よりいい成績を残すためには、そういう選手が一昨年のような成績を残してくれるかどうかがカギですね。あと去年はロサリオ選手などの外国人選手が期待通りの成績を残せなかったので、今年新しく入った外国人選手がどれほど活躍できるかどうか。オリックスから西投手、中日からガルシア投手など、補強はしっかりできたので、そういう新加入の選手が今年も活躍できるかどうか。あとは前述したように、藤浪投手など前は活躍していた選手が、今年またしっかり活躍ができれば、他球団に対しても互角以上の成績を残して、矢野新監督のもとで上位も狙えるんじゃないかと思いますね


おっと阪神ファンなもんで熱く語ってしまったw

 

 


特に発達障害の人は「障害者か定型か」「正義か悪か」「1か0か」「有罪か無罪か」とかの二元論だけの白黒思考の極端な思考に陥りがち。

たとえば「仕事がうまくいかず、いつも怒られてばかりだ・・・」といった場合は

「障害者だから仕事はできないんだ!」

短絡的に決めつけるんじゃなくて

「あの仕事はできる。けどこの仕事はできない」

とか細かく見ていって


「あれをやりながらこれもやる、とかの2つ以上のタスクが重なるとうまくいかない」とかだったら「先に1つの仕事に集中して早く終わらせて、それから別の仕事をやるようにする」とか


「朝礼で言われたことを、朝の仕事をしているうちに忘れてしまう」

とかだったら「しっかりメモして、目が届くところに置いておく」とか


「この仕事はできるが、あの細かい作業はどうしてもできない」

とかだったら「『この仕事をしっかりやるんで、あの仕事は外してください』と上司の人に頼んでみる」とか


いろいろ細かく分けて考えることで、見えてくることがありますね。

 

ただこういう思考は、明日から急にできるようにはならないんで、野球を見るとか、当事者会以外の趣味をいろいろやっていくことが大事だと思いますね。

 

 

 

あといろんな趣味をやることによって、いろんな価値観を知ることができるのは大きいですね。


プロ野球の場合は結果がすべてなんで、基本的に

「結果を出した選手=いい選手、結果を出せなかった選手=ダメな選手、優勝したチーム=素晴らしいチーム、最下位のチーム=ダメなチーム」

という

「勝てば官軍、負ければ賊軍」

といった感じで、結果を出せば褒め称えられるし、逆に成績が振るわない選手には「何やってんだ!!」などの厳しい意見が投げつけられる。


特にプロですし、年俸もたくさんもらってるんで、エラーとかミスをした選手には罵声を浴びせたりヤジっていい風潮はある(最近は時代の変化もあって、球場の雰囲気も変わってきた気はしますが)


けれども自分はそれからドルヲタ(アイドルファン)になってからは、アイドルが何かミスしたりした場合でも、(一部ファンやアンチを除いて)そんなに罵声を浴びせたり野次ったりする人は少ないですね。やっぱりいくらミスしたからといって、年端も行かない女の子に厳しい言葉を投げかけるのはどうなのか?という点がありますしね。

 

というか、そもそも結果を出せなかったり、失敗したからといって罵声を浴びせたりヤジっていいのか??という点ではドルヲタになってからは考えさせられましたね。そういう意味では、新しい趣味をやることで、価値観や考えが広がったのは良かったですね。

 

 


勝負勘

 

youtu.be


発達障害の人はこだわりが強く、自分の世界に閉じこもりがちである。だからどうしても自分の都合だけで考えてしまうところがある。


ところが、現実社会というのは自分の思い通りにならないことが多い。たとえば休日に出かけようと思ったら大雨が降ってしまったり、雪が積もって電車が運休になってしまったりとか。こういうときに発達障害の人は

「どうしよう、どうしたらいいんだ!!」

とパニックになってしまう。こういう思い通りにいかないときに

「しょうがない、諦めて帰るか・・・」

「別の路線を探すか」

とパッと対処手段を考える、感情的にならずに論理的に考える力が大事ですね。

 

特にスポーツ、ボードゲーム、麻雀、将棋・囲碁、格ゲー、汝は人狼なりやなどの勝負事の趣味をしていると、

「自分はこんだけ頑張ってるのに、なんで勝てないんだ!!」

という自分本位な考えだけでは、なかなか勝てるようにはならないですね。

youtu.be

 


勝負事というのは、自分も勝ちたいと思ってるけど、相手も勝とうと必死になって来る。その中で相手を上回って勝つには、気合や根性だけじゃなくて、

「相手はどう考えてるんだろう?」

「相手には自分がどう見えてるんだろう?」

とかの相手の心理を読んだ上で、それを上回る、「相手本位」で考えていくことが大事になる。だから発達障害の人でも勝負事の趣味をしている人は、「自分本位」だけの考えから、「他人本位」の考え方ができる人が多い気がしますね。

 

 

あと勝負というのは何が起きるかわからない
「自分たちのサッカーができなかった」

bunshun.jp


じゃないけど、相手も必死に来るから、なかなか思うようには勝たせてはくれないですからね。あと10回中9回勝てる確率としても、その1回が来て負けるときは負けるし、ちょっとした心のスキや油断から負けてしまうこともある。勝負というのはそういう怖さがありますね。

 

そういう勝負の中で勝率を上げていくには、気合、根性だけじゃなくて、「どうしたら勝てるのか?」と突き詰めて考えて自分の長所を伸ばし短所を補うとか、
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
という言葉があるように、負けには必ず理由があるわけだから、

「なんで負けたのか?」

と負けた原因を考え、

「どうすれば勝てたのか?」

という改善策を考えて実践することが大切ですね。でないと同じように負けてしまうので。


この考え方や方法は「いかに勝負で勝つか?」ということ以外にも、

「仕事でミスをなくすには?仕事の効率を上げるには?」

発達障害の障害でうまくいかないことを解消するには?」

としても応用できるから有効ですね。

 


具体的に社会で使われている方法としては
PDCA Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)

digitalidentity.co.jp


トライアンドエラー

https://wa3.i-3-i.info/word15095.html

 

life-is-creativity.weebly.com


目標の設定とそこからの逆算

www.zakzak.co.jp


とかいろいろあるので、その中でも自分に合った方法があれば使ってみたらいいと思います。

www.youtube.com

発達障害の人は「自分で考えて動くのが苦手」という特性があって、「言われたことしかできない」「指示待ち人間」という人が多い。けれども、趣味を通じていろいろ経験することで、そこそこ改善される気はしますね。

 

 

 

自己肯定感


社会の仕事だと発達障害ではうまくやれない仕事も多くある。そうするとなかなか

「自分なんか何をやってもダメなんじゃないか・・・??」

自己肯定感を得にくい

 

ところがこういう勝負事の趣味だと、発達障害だろうが定型だろうが同じ土壌で勝負できるので、そこで互角以上の勝負ができれば

なんだ、定型って言っても大したことねえな。定型って自分と違って障害者じゃないからもっとすごいかと思ってたけどそうでもないのな。自分もやれるじゃん」

という自信になる。こういうことが1つでもあれば、自分に自信が持てる。
当事者会とか行くと、「定型に比べて発達障害の人はすべてで劣ってる」みたいな感じで、障害とか能力以前に気持ちで負けててコンプレックスになっている人もいるので、1つでも定型と互角以上にできるものを見つけて

「なんだ、定型って言っても大したことねえな」

という感覚をつかむことが大事ですね。

 

 

 

成功体験

会社の仕事でうまくいかないときがあっても、「趣味ではこうやったらうまくいったし試してみよう」といってやってみると、結構それがハマってうまくいったりする。全部が全部ではないけれども、趣味で培った経験や知識や感覚などは、仕事など他のことでも役に立つことがありますね。特に不器用な人が多い発達障害の人にとっては「自分はこうやったほうがうまくいくな」という感覚をつかむのは大事ですね。
芸は身を助く」ということですね

news.mynavi.jp


個人的には、発達障害の人は「言葉を額面通りにしか受け止められない」という特性があり「本にこう書いてあった」「こういうツイートがあった」とかのそれっぽい理論、理屈で満足してしまう人が多い。


ただ小手先の理屈でわかった気になってると、「生兵法は大怪我のもと」と石田三成馬謖、趙括みたいになってしまう

pleasure-bit.com

dic.nicovideo.jp

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そうではなくて、大事なのは

「本に『こうすればいい』と書いてけど、自分にはできなかった、合わなかった・・・」

「逆にああしたほうがうまくいった」

「あの人のツイートの通りにやったら、生きづらさが緩和された」

とか実際やってみて

どうやったら、どういうときにうまくいくのか?

どういうのがうまくいかないのか?

というのを実践して、自分の感覚をつかむことが大切ですね。


そういうのは仕事とか当事者会でもいいですが、趣味をやってるときのほうがこういう感覚はつかみやすいですね。

 

 


以上のように、趣味から得られるものは発達障害の人にとってはとても大きいですね。特に発達障害の人は好きなことや興味があることにはのめり込んで取り組める人が多いので、趣味を一途にやり通すことで多くの経験をしたり、記憶力の良さを生かして多くのものを吸収して、大きく成長できるケースもありますね。

 

高卒の人は高校を卒業したら社会人としての仕事があるので、なかなか趣味に興じれる時間は限られてきます。しかしながら大卒の人は、大学の4年間で自分の時間を多く使えるので、そこで趣味に興じて、そこから大きく成長できている人が多い気はしますね。

 

 

 

自立している人が多い

これまで述べてきたように、大学というところは、高校までで学んできたことを元に、自分で考えて自分で動くことが求められる

  • 授業のカリキュラム(時間割)はどうするか?ゼミでは何をどう発表するのか?
  • 卒業論文は何をテーマにして、どうやって進めるのか?
  • 空いた時間はどうするのか?どのサークルに参加するのか?どういうアルバイトをするのか?
  • 卒業後はどうするのか?

とかを全部自分で決めないといけない

 

自分は何がしたいのか?

どうすればいいのか?

と自問自答しながら、自分で考えて、自分で動かないといけない

でないと、なんか授業だけとって、あとどうすればいいかわからずボーッとしてたら、ほとんど何も為せないままあっという間に大学生活が終わってしまう。

 


当事者会に行って感じるのは、依存体質の人が多いですね

woman.mynavi.jp

「人に言われたからやる」

「みんなやってるからやる」

「なんか発達界隈で有名な人がそう言ってたし、そうだと思う」

とかじゃなくて、

 

「自分で考えて、自分でやる」

「自分で決断する」

ということができている人は、当事者会でも大卒の人が多いですね。


それにしても当事者会や自助会に行くと、当事者会や自助会に参加しているというよりは、当事者会や自助会に依存していて、それが原因で社会でうまくいってないないように見受けられる人もいます。

にもかかわらず

当事者会など何かに依存せず、自立して生きるにはどうすればいいか??

という議論が当事者会など発達界隈でほとんどないのはわからない。

【まとめ】『薬物依存の悪循環』のコラ画像増えすぎィ!!! : はちま起稿

発達障害における大卒と高卒の違い2(大学の授業)

大学の授業


続いて、次に大学の授業内容について語っていきたい。

「大学ではどういう勉強をするのか?」

「大学ではどういうことを学べるのか?」

ということを個人的な見識をもとに語っていきたい。

 

応用


高校までは普通科がほとんどですが、大学では経済学部、医学部、文学部、歴史学部教育学部などなど、いろんな学部に分かれている高校までに学んだ勉強をもとに、学部ごとにさらに専門的なことを学んでいくのが大学ですね。当然ながら、より専門的なことを学んでいく授業も多いが、発表形式の授業や、レポート提出の試験の授業もある。これらの授業では単に知識を丸暗記するんじゃなくて、

この情報からどういうことが言えるのか?

情報から多くを読み取る力

ということが求められる。

 

言うなれば、高校まで授業内容をそのまま唯々諾々と覚えるだけの、学校や先生のイエスマンになれば良かったが、大学では自分で考える力自分で自主的に動く力が求められますね。型にはめられて、型を身につけるのが高校までの勉強、その型をもとに型にはまらないことをしていくのが大学という感じですね。

bimyo-a050924-10.blogspot.com

 

 

 

大学の試験は論述式が多い


高校までのテストは
「1582年、織田信長明智光秀の裏切りで自害した事件は?」「本能寺の変
「淡路島といえば?」「たまねぎ〜」
とか単なる知識を問う問題が多いですね。

20180318 門脇実優菜自己紹介(広島せとうちめぐり)STU48 - YouTube



大学のテストもそういうのもありますが、高校と違って結構多いのが

「〇〇について述べよ」

「△△についての考えを論述せよ」

とかの論述で答える問題が多いですね。

あと期限までにレポートを提出せよ、というレポート提出の試験もありますね。ネットでコピペしたのがバレると退学になるので、本を借りて読んで、自分なりに整理して書いていくしかない

こういう感じで高校のときのテストと違って、大学の試験は論述式が多く、文章を多く書かされるので「考えをうまく自分の言葉で表現する」という文章力は鍛えられるという気はしますね。

個人的には「うまく話せない、説明できない人は、まずはしっかり文章を書けるようになれば、話せるようになる」という持論がありますが、

taniryo.hatenablog.com


上記のことから当事者会に行くと、大卒の人ほうが文章力があるので、

「自分はこう思う、こう考えます。なぜなら〜〜だからです」

ということをきっちり説明できる人が多い気がしますね。

 

 

 

論理性

yota-28351.com


大学では高校と違ってゼミという形式の授業がある。各自が図書室などでいろんな本を読んで、発表の資料を準備して、毎週1人ずつ発表していく形式だ。

このゼミが楽しい部分もあるけど厳しい。卒論のゼミなんかは特に厳しかったですね。

 


太閤立志伝5・明智光秀プレイ(8)本能寺の変&山崎の戦い

学生「織田信長が討たれた本能寺の変の黒幕は、実は朝廷でした!!」
教授「その根拠はなんですか?」
学生「〇〇という人の本です」
教授「その人は信用できる人なんですか?またその人はいかなる根拠をもってそのようなことを言われてるんですか?信用できる論拠があるんですか?」
学生「いや・・・すいません、そこまで調べてません・・・」
教授「あと△△氏が織田家と四国の長宗我部氏との交渉役が明智光秀だったが、その交渉がうまくいかなかったのが本能寺の変の要因になった、という説を言われていますが、これについてはどう思いますか?」
学生「すいません、そこまで調べてません・・・」
教授「あなたはこの発表のために何をやってきたんですか??もう一回やり直してきなさい!」

といった感じで教授とかに意地悪な質問をされて、みんなの前で大恥をさらされましたね。けれどもそういうのを乗り越えて卒論を書けたので、そういう論理性が身についたという気はしますね。ゼミの発表でボコボコにされることで、しっかりした自分の意見を発表するための論理性を身につけられるという、そういう通過儀礼という気はしますね。

このように自分の発表の準備を進めるにあたっては、まずは先攻研究を調べるのが大事でしたね。単に

「自分はこう思います。だからこうです」

と発表するんじゃなくて、

「これに関してAさんは〇〇と述べている。これに対してBさんは△△と反論している。一方でCさんは~~と述べている。これを踏まえて、自分はこう思います」

といった感じで進めていきますね。

 

面倒だけど、これをしないでただ単に

「自分はこう思います。だからこうです」

と発表してしまうと、

「でもこういう意見のあるよね?それについてはどう思うの?」

という反論に脆くなってしまう。

というか先攻研究を踏まえていないと学術的な発表とは言えない。個人的なブログ、Twitter、5ちゃんねるの書き込みじゃないんだからw

 

 

いろんな考え方、価値基準やものさしで考えて決めること

もう少しここを語ると
たとえば

「今のスマホはもう3年ぐらい使ってるなあ。そろそろ機種変しようかなあ。なんかいろいろCMをやってるし、いっそのこと思い切って通信会社を変えようかな?乗り換え割引とかやってるらしいし」

と考えたとする。


ここで

「なんか三太郎とか、意識高すぎ高杉くんとかのCMが面白いし、auにしよう!」

決めて、さっそくauショップに行く。店員に勧められるがまま、ハイハイと言ってたら2年契約ぐらいの月額1万円ぐらいのプランに入れられていた。そうやってパッて決めるのもありではある。


そうするよりは、ネットとかでいろいろ調べて、

au、ドコモ、ソフトバンクだったらどれがいいんだろう??」

と調べて、それぞれの長所と短所を調べて、どれがいいか考えて決めるとか(ただこのへんは料金プランは似たようなものなので、自分欲しい機種があるかどうかが基準になる気はしますが)。


あと「最近、Y!mobile(ワイモバイル)、LINEモバイルUQ mobile、mineoとかいろいろ格安simの会社もあるし、このへんってどうなんだろう?」と調べて見るのもいいですね。


ただ、ここで
「なんか格安simのほうが安いし、格安simでいいや」

と単なる料金が高いか安いか?の価値基準ものさしだけで決めてしまうと

  • スマホYoutubeニコニコ動画などの動画を見まくっていると、すぐに月額の通信量を超えてしまい、次の月までめちゃ遅い回線になる
  • 安い機種のsimフリースマホを買ったが、メモリ容量が少なく、あんまりアプリを入れられない・・・。性能も良くない・・・
  • 会社の昼休みの12時から13時まで、スマホでネットニュースを見るのが楽しみだったが、この時間は回線が遅くなる・・・
  • なんかスマホが故障したときとか、わからないときの相談とかがしにくい

 とかに悩まされて泣きを見ることになる。

 

大事なのはキャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)と格安simどう違うのかそれぞれどういう長所と短所があるのか?というのを複合的に、総合的にしっかり考えることですね。その上でどうするか決めることですね。

 

 

このように

「自分はこう思う。だからこうする」

「なんかAってやりかたが良いらしいからAにする」

とかでパパッと決めるのではなしに、

「Aの他にもB、C、D、Eというやり方もあるんだな。その中でどのやり方が、自分にとってはいいんだろうか??」

と一旦、落ち着いて考えることで、より良い答えが見つかることもありますね。

 

発達障害の人は1つの見方しかできない、1つの答えで満足してしまう人が多い。ですが、高卒の人に比べて卒論とかを書いてるぶん、大卒の人のほうが後天的に上記のような考え方ができる人が多い気はしますね。

 

 

情報の根拠

あと大事なのは根拠となる情報のソース、情報源ですね。

「何を根拠に主張しているのか?」

「何をもってそう思うのか?」

というところですね。情報源がちゃんと信頼性があるのか?が大事ですね。辞典とかちゃんとした本に書いてあったらいいですけど、WikipediaとかTwitterとか個人ブログだと本当に信頼できるのか?という点では微妙になってきますしね。

 

(極端な)例を挙げると

A「今年の4月30日で平成の元号は終わりで、5月1日からは新しい元号になるんだって!」

B「それ本当かよ??」

A「政府が会見で宣言したんだって。テレビでも報道してるし、新聞でもこの記事が載ってる」

B「マジか・・・」

 

 

A「来年に隕石が日本に衝突して、日本が滅亡するらしい!」

B「それ本当かよ????」

A「知り合いの占い師の人が言ってた」

B「その占い師って本当に当たるのかよ??てかその人何か世界的な事象を当てたことあるのかよ??『君の名は』じゃないんだから」

 

 

A「去年のプロ野球セリーグは、阪神タイガースが最下位になってしまったが、今年は優勝で間違いないらしい!」

B「それ本当かよ??」

A「オリックスから西がFAで加入して、さらに中日のガルシアが加入。新外国人選手にジョンソンとマルテも獲得した。ドラフト1位の近本もいい選手らしい。不調で苦しんでた藤浪も昨年後半戦に復活してきてたし、きっと今年は大活躍するはず。今年こそ阪神優勝や!いや日本一や!!って関西のテレビでやってた」

B「・・・・・・・・・・・・・・うん、そうだね、優勝できるといいね・・・。

(関西は阪神の人気がものすごいから、結構テレビもスポーツ新聞も阪神びいきな報道が多いんだよなあ・・・あとプロ野球は他球団と試合をして順位を決めていくものだから、仮に強くなったとしても、他球団がそれより強かったら順位は下になってしまうからなあ・・・)」

阪神の新外国人マルテ選手はどんな成績を残すか【パワプロ2018】 - YouTube

 

A「ノストラダムスの大予言によると、今年は世界が滅亡するらしい!」

B「それ本当かよ??」

A「MMRって漫画でキバヤシが言ってた」

B「な、なんだってー!(棒読み)」

dic.pixiv.net

 

近年は悪質なTwitterによるデマの拡散とか、テレビも結構適当なことを言ってたりしますしね。今はスマホですぐ情報を集められる時代でもあるので

何が真実なのか?

何が正しい情報なのか?

というのを、見極める力が本当に必要な時代になってきたと思いますね。

matome.naver.jp

www.huffingtonpost.jp

 

 

史料の信頼度

さきほどの「情報の根拠」についてさらに詳しく語りたい

 

自分は歴史学科だったので、情報源の史料の信頼度については特に厳しく指導されましたね。「歴史の史料」と言っても、当時に書かれたものなのか、あとの時代に人づてに伝わったのを適当に面白おかしく脚色して書いたものか、で信頼性が変わってくる

 

戦国時代の話でいうと

 

長篠の戦いにおいて、織田信長徳川家康の軍隊は、武田勝頼の戦国最強を誇る騎馬軍団に対し、柵を設置して3000挺の火縄銃を3段撃ちさせることで武田軍を壊滅させた

 

→地形的に3段撃ちは無理だし、当時3000挺もの鉄砲を集めるのは無理。武田軍にも鉄砲はあったらしい。なんか柵などで守りを固めたところを、うまく武田軍を誘い出して撃破したらしい

www.youtube.com

 

今川義元4万5000の大軍が攻めてきたが、対する織田信長の軍勢はたったの2000。しかし、山のふもとで無防備に休憩していた今川義元本軍を見つけ出し、うまく軍勢を迂回させて、山の上から奇襲をかけ、見事、今川義元を戦死させた(桶狭間の戦い

www.youtube.com

信長の野望 烈風伝 イベント 桶狭間の戦い - YouTube

太閤立志伝5・普通にプレイその3(桶狭間の決戦) - YouTube

 

→実際は山の上にいた今川軍に山の下から攻撃した。どうもヤケクソになって織田信長が全軍突撃させて玉砕しようとしたら、なんか本軍を見つけて勝っちゃった感じっぽい。ただまだまだこの戦いについてはいろいろと釈然としない点が多くて、いまだに謎が多い。

www.youtube.com

 

 

明智光秀丹波波多野秀治を攻めた際に、降伏の条件として波多野兄弟の身柄を引き渡す代わりに、自らの母を人質に差し出した。ところが安土城に送られた波多野兄弟を信長は許さず処刑してしまう。約束破りに怒った波多野の家来たちは、仕返しに光秀の母親を処刑してしまった。このときの光秀の信長への怨念が本能寺の変のきっかけになった 

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 →当時の史料にそんなことは書かれてないから、後世の創作っぽい。明智光秀がなぜ本能寺の変を起こしたのかは未だに謎で、日本史最大のミステリーと言える

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「本能寺の変」 踊る授業シリーズ 【踊ってみたんすけれども】 エグスプロージョン - YouTube

 

 

そういや一時期、本能寺の変織田信長を倒した明智光秀だったが、中国地方から一気に戻ってきた羽柴秀吉豊臣秀吉)と戦って敗れて(山崎の戦い)、逃げ戻る途中で農民による落ち武者狩りにあって死亡した。

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・・・と思われていたが、死んだのは影武者で、実は明智光秀は生きていた。それから寺に入って天海という僧侶になって、のちに江戸幕府の官僚になった、という「明智光秀=天海説」というのがガチで言われてたときがあったな。

信長の野望 将星録 『光秀、比叡山に向かふ』 - YouTube

あと来年2020年の大河ドラマの主人公は明智光秀ですね。

 

 

 

おっと、ついつい熱く語りすぎてしまったw

 

「なんかみんなそう言ってるし」

「他の人に聞いたらそういうふうに言ってたし」

「ググったらそう書いてあった」

とかじゃなくて、

「本当にそうなのか?」

「その話って本当?」

とか自分で考えられる力自分で実際に確かめてみる力、本当なのか、ウソやデマなのか、話を大げさに盛ってるんじゃないか?とかを自分で確認できる力って大事だと思いますね。情報が多い現代社会では特に大事だと思いますね。

【リーガルハイ2】第9話の名言「冗談じゃない!!!」 - YouTube

 

特に発達障害は「1か0か」「良いか悪いか」「正義か悪か」とかの二元論の白黒思考をやりがちである。だから1つ、それっぽい答えが見つかるとそれで満足しがちである。

 

けど実際はいろんな考え方があるし、物事もいろんな角度から見ないとわからないこともある。そういういろんな考え方の引き出しが多いのは高卒より大卒のほうが多い気はしますね。まあ変にゴチャゴチャ理屈で考えるよりも、感覚や感性にしたがったほうが結果的に正しいこともありますけどね(笑)。ただ感覚や感性でしか考えられない人と、それに加えて論理とかでも考えられる人との差はありますね。

発達障害における大卒と高卒の違い1(受験勉強)

平成の終わりの年、新しい年号が始まる、2019年が始まって、はや2ヶ月経ちました。

例年通り、1月2、3日にかけて箱根駅伝、1月2日にはラグビー大学選手権準決勝が行われました。
ところが今年の箱根駅伝東海大学が総合優勝を果たした。これまで4年連続で総合優勝をしている、原普監督が率いる青山学院大学2位に終わって、5連覇を逃すという、波乱が起きた大会となった。

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大学ラグビーもこれまで9連覇していた帝京大学が、準決勝で7-29で敗退。10連覇を逃すという、予想外な結果となった。

www.sanspo.com


平成の終わり、新しい年号が始まるというところで、既存の勢力が敗れ、新しい存在が顕わになり、何か日本で新しいことが始まろうとしているのかもしれない。

個人的には箱根駅伝國學院大學が7位に入り、シード権を獲得できたのは非常にうれしいですね。これまでは道を間違えた寺田選手がいたときの10位が最高だったので、素晴らしい結果に終わって良かったですね。國學院大学陸上部のさらなる飛躍に期待します。

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そういえば去年のドラフト会議では國學院大學から、清水昇投手がヤクルトスワローズに1位で指名されました。國學院大学野球部のエースとして東都大学野球で活躍された選手でしたが、ぜひともプロ野球でも活躍してほしいですね!

https://野球情報.com/2018/10/28/【清水昇】ドラフト1位でヤクルトに入団国学院/

 

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さあ正月の大学スポーツを語ってきましたが、大卒と高卒でどういう差があるのか?ということを少し今回は語っていきたい

 

発達障害における大卒と高卒の違い



「高卒でも社会で成功する人もいるし、高卒だろうが大卒だろうが実際は関係ない」
「高卒でも大卒でも社会に出れば関係ない。高卒でも出世する人もいるし、大卒でもダメな人はいるから、実のところは学歴なんて社会では関係ない」
という意見もよく聞く

自分も大学を出てるが、Fランではないけれども、他人に自慢できるような大学ではない。だから大学に入った当初は

「ちょっと勉強ができてテストでいい点が取れるからって、なんで高学歴の奴らはちやほやされるんだよ。

そもそも微分積分も歴史の年号も化学の元素記号も、実際の仕事では使わねーだろがwこんなもん覚えたところで何にもならんだろw意味わかんねーよ。ふざけるなよこの野郎」

と正直思ってましたね。高卒と大卒、偏差値が高い大学とそうでない大学に行けたかどうかで、人間としてそんなに差があるものなのね??と疑問に感じていました

 

元素記号のうた 長濱ねる 欅坂46 - YouTube
欅坂46の長濱ねるちゃん卒業か……残念だ……けやき坂「ひらがなけやき」も日向坂に改名して欅坂から独立したなあ)

ニコニコ日本史流星群 - YouTube

 

実際に高学歴のニートとかもいるしね

『林先生が驚く初耳学!』林修が高学歴ニートと激突!君たちはなぜ働かないのか - YouTube



けれども今から思い返すと、大学に行って良かったな、と思うこともいろいろあるので、大学で行って良かったと思うこと、得られたことなどを、今回は発達障害の人間の目線から述べていきたい

 

自己肯定感

やはり発達障害の人が生きていく中で

「仕事がうまくいかない」

「仕事での人間関係がうまくいかない」

「仕事でミスばかりして上司に怒られてしまう」

とか、なかなか生きづらさを感じてしまうことは多い。これがいろいろと積み重なると

「仕事でミスばかりしてしまう。人間関係もうまくいかない。上司に怒られてばっかりだ・・・・・・。普通の人はできることが自分にはできない・・・。自分はなんてダメな人間なんだろう・・・

と思い悩んでしまう。

そうやって思い悩んでいくと

「自分はあれもできない・・・これもできない・・・ミスしてばかりだ・・・自分はダメな人間だ・・・・・・自分なんか生きてる価値もないんじゃないか・・・・???

どんどん思い詰めていってしまう

けれども、大卒だとそうやって思い悩んでいくうちに

けど俺は大学は出てるしな

「大学ではしっかりやれてたしな」

とそこに行き当たって

「まあ、たまたま今の仕事がうまくいってないだけだろ」

とそこでマイナス思考が一旦止まる

そういう意味では自己肯定感を失いにくいんじゃないかと思いますね。

「俺は発達障害で普通の人ができることができないことも多いけど、これに関しては定型の人間にも負けない!

というのが1つでもあれば、だいぶ違いますね。


大卒の場合は「俺はこの大学を出てるし」というのが、この点では定型の奴らより勝ってるぞ、という1つになりますね。


あと大学(高校でも)を出てると、同じ大学の人が雑誌で特集されたり、テレビに出てたり、大学スポーツで活躍していると、

「自分と同じ大学出身の人が頑張ってるなあ。自分もこういう人を輩出してる大学にいたんだよなあ。自分も頑張ろう」

誇りになりますからね。

ただ、いい大学に行ってた割に、卒業後に人生がうまくいってないと、

「大学や高校の同期はみんな成功してるのに自分は……」

「俺は受験勉強を頑張っていい大学に行ったのに、なんでこんな仕事してんだろ……」

逆にプレッシャーになるケースもあったり、変な見栄やプライドが出てしまうこともあるみたいですけどね

林修 自分はギャンブルで借金1800万作ったダメな奴だった! - YouTube

 

 

 勉強ができる

大学に入るには受験を通らないといけない。そのためには勉強ができないといけないので、大卒の人には勉強する力がありますね。だから大卒の人は

要領がいい

努力ができる

流れ、構造を理解できる

という人が多い気がしますね。

 

 

要領がいい

さんま御殿 この人つくづく要領がいいなと感心した事 - YouTube

 

勉強ができる、というのは頭がいい、というのもありますけど、要領が良いということですね。難しい事柄でもうまく自分なりに情報を頭の中に整理して、

「つまりこれって、こういうことですよね」

「野球で例えると、こういうことですよね」

といった感じでわかりやすく説明できる力が高いですね。

たとえば去年の大河ドラマは「西郷どん」という西郷隆盛が主人公の作品でしたが、

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西郷隆盛ってなにをした人ですか?」

と聞かれて、要領が悪い人

「文政10年12月7日(1828年1月23日)、薩摩国鹿児島城下加治屋町山之口馬場(下加治屋町方限)で、御勘定方小頭の西郷九郎隆盛(のち吉兵衛隆盛に改名、禄47石余)の第1子として生まれ~」

とか西郷隆盛Wikipediaを一から十まで話し出してしまう

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要領が良い人

「簡単に言うと、坂本龍馬の仲裁で当時ケンカしてた長州藩山口県)と薩摩藩(鹿児島県)を仲直りさせて、いっしょに江戸幕府を倒して明治維新を成し遂げた人。それからは新しく出来た明治政府(大久保利通)と意見が合わずに出ていって、鹿児島で西南戦争を起こして政府と戦って死んだ人」

短くパッと要約して答えられる

テストで良い点が取れる人っていうのは、頭が良い、記憶力とかが良いってのもあるんだろうけど、教科書を丸々全部暗記するんじゃなくて、

ここで大事なことは何か

テストに出そうなことは何か

というのを把握して、そこだけしっかり覚えられる人ですね

受験勉強でも、やらなきゃいけないことだけをしっかりやる。ムダなことはせずに、休むとき、遊ぶときは遊ぶ。勉強するときはしっかり集中して勉強する。こういう切り替えがうまくて、少しの努力で多くの成果を出す人というのが、実際に勉強ができる人という印象がありますね。

当然、受験勉強は覚えないといけないことがたくさんあるので、ちょっと聞いただけでパッと覚えて理解できる「頭の良さ」も大事だとは思いますけどね。実際、そういう人もいますし。けど個人的には「勉強ができる人=頭が良い人」というよりは「勉強ができる人=要領が良い人」のほうが多い気はしますね。

 

 

努力ができる人

とはいっても、いくら要領が良くても、やっぱりある程度は頑張って努力してしっかり勉強しないと、テストで良い点は取れない。だから勉強できる人というのは、しっかり目標に向かって努力する力がある人、ということは言えますね 。


とはいっても勉強をするというのは大変なことなんで、真面目にやろうとし続けてもなかなかできない。

「勉強してテストでいい点数が取れたら、こんなにいいことがある!」

「頑張って努力し続ければ、こんなに素晴らしいことが待っている!」

とか楽しいことを想像して、自分のモチベーションを上げられる、想像力がある人が多いですね。

 

 

構造、流れを理解できる

あと勉強ができる人というのは物事の構造、流れを理解できる人が多いですね。

なんでそうなるのか?

どうしてそうなったのか?

というのを考える力がある人が多い気がしますね。

前述したように去年の大河ドラマの「西郷どん」の主人公の西郷隆盛は、最後は西南戦争を起こして戦死してしまうわけですが、

「なぜ西郷隆盛西南戦争を起こしたのか?」

というのを考えていくと


ペリーが黒船で日本に来航する

日米修好通商条約が結ばれ、外国との貿易が始める

当時の江戸時代の日本人は、いかに日本と外国とで技術の差があるか思い知る

とりあえず幕府を倒して、新しい日本政府を作らないといけないと感じる

坂本龍馬の仲介で長州藩薩摩藩が同盟して(薩長同盟)、江戸幕府を倒して、新しく明治新政府を作る

外国に追いつくために、いろんな政策を断行する(明治維新

その中で日本の軍隊を、江戸時代は代々武士がやってたのを、外国みたいに町民を鍛えて軍隊を入れてく方式に変える

明治政府が武士を廃止していく

各地で武士たちが明治政府にキレて各地で反乱を起こす

薩摩(鹿児島)でも武士たちが明治政府にキレる。情け深い西郷どんこと西郷隆盛はそんな武士たちを放っておけず、一緒に反乱を起こす(西南戦争

明治政府の軍隊に敗れて鎮圧される。これ以降は元武士の人たちは反乱を起こすのをやめて、おとなしく新しい生き方を探し始める。そうやって日本の近代化が進んだ

といった感じで、ペリーが来航したことが、西郷隆盛西南戦争を起こしたことにつながってる。西南戦争が起きたのには、こういう流れがあるんですね。

勉強ができる人っていうのは、単に表面上だけ見て判断したり、理解したつもりになるんじゃなくて、

「こうなって、するとこうなるから、こうやって、最終的にこうなる」

とかの構造とか流れを理解する力がありますね。

以上のように勉強ができる人というのは、要領が良い努力できる構造が流れを理解できる人が多く、だから大卒の人はこの3点が優れてる人が多いですね。