にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障がいと発達障害1 自分の可能性を狭めてしまう発達界隈の罠

 

 

社会で活躍している発達障がいの人

 

最近、いろいろ一般の集まりに行くことが増えたけど、なぜか発達障がいの人に会うことも多い・・・

一般の集まりに行ってるのにまた発達障がいの人と関わるとか、これもうわかんねえな・・・
(発達障がいの縁からは)ああ逃れられない!(カルマ)
まあ、サブカル系のバーに行くことも多いから、変わった人に会うことが多いだけかもしれないが・・・



ただ、発達障害の人といっても、発達界隈にいる発達障がいの人と、上(一般社会)にいる発達障害の人では全然違う
同じ特性を持つ人間でも、ここまで違うもんか・・・
と感じるほど大きく違う・・・

特に衝撃を受けたのが上には上がいるということ

  • ADHDの多動性があり、ずっと話してばかりの人だけど、その多動性からいろんな事業に手を出して、それぞれ成功させてる事業家の人
  • ASDの特性が強いけど、その記憶力や集中力を活かして官僚で働いている人

 

という人にこの前に会って、すごいと思った・・・

個人的に一番すごい、というかエグいと思った人は、
「自分はADHDで旅行に行くときに何かしら忘れ物をしちゃったり、確定ボタンを押せてなくてホテルの予約ができてなかったりするんですよ~ホント自分が嫌いになりそうです~」
と話してる、ADHDに加えて躁鬱の傾向もある人だ
(YouTubeもやってて、界隈では名を知られて人なので、詳しく言うと特定されるので詳細は省くが)
ギフテッドのMENSA会員で、多動性からいろんなことをやるけど、IQが高いためか?ちょっと努力しただけで、なんでも人並み以上にできてしまう
勉強もできる
noteも書いてるが、自分なんかよりもはるかに文章が上手い
ツイ廃なのでクソリプをよくもらってるけど、だいたい論破してるw
「最近、仕事が忙しくて・・・」
と愚痴ってたけど、エグい仕事量をやってる・・・

他にもいろいろなんでも人並みよりできる
発達界隈ではギフテッド自称する痛い人がいるけど、ガチのギフテッドは本当にすごい・・・
これが本物なんだな・・・

すごすぎて言葉が何も出ない・・・
たぶんプロ野球選手が大谷翔平選手にフリーバッティングを見たときもこんな感じなんだろう・・・

 

 

 

発達障がいと発達障害、何が違うのか?

 

発達界隈だと
「特性が強いせいもあって、人に迷惑をかけまくってもなんとも思わない発達障害の人」
という下には下がいたりするが
このように一般社会には、発達障がいでも上には上がいる

上記の人は一般社会でも成功できる才能がある稀有な人なので、例外中の例外としても
「ちょっと発達の傾向がある人だなあ」
という人でも、上手く特性の長所を活かして一般社会で活躍している人も多い

「この人は特性がやや強めだなあ……
正直、発達界隈にいる人とそんなにレベルは変わらないのになあ」
という人もぶっちゃけているけど、それでも一般社会で活躍されてる方もいる

同じ発達障害でもなぜ差がついたのか?慢心、環境の違い

dic.pixiv.net




やや発達傾向があるにも関わらず、下(発達界隈)ではなく、上(一般社会)で活動できている人はどういう特徴があるのか?という点について自分の所見を述べたいと思う

 

 

定型の知り合いが多い

 

発達傾向があっても上(一般社会)で活動している人は
「おっ、〇〇さんじゃないですか!お久しぶりです!」
いろんな人に挨拶されていて、顔が広い人が多い

そうやっていろんな定型の人たちと知り合いになっていくうちに
「変わった子がいるっていうから来てみたけど、君、変わってるけど面白いねw実はこういう事業をやってて、ちょうどこういう仕事をやってくれる人を探してるんだけど、良かったらやってみない?」
知り合いのツテから、適性がある仕事が決まったり
「自分は会社勤めじゃなくて、こういうフリーランスの仕事をしてるんですよ~」
フリーランスの仕事をしている人から興味を持って、フリーランスの仕事を始める人もいる

 

発達界隈の行くと陥る罠

 


発達障害の人は、1人で悩みを抱え込むのではなくて、みんなで悩みを分かち合おう!」
と当事者会ではよく言われるけど
発達障害の人が特性の長所を本当に活かすには、定型の人と関わるべきだと思う


「なんてことを言うんだ!発達障害の人は、1人で悩みを抱え込むのではなくて、みんなで悩みを分かち合わないといけないだろ!」
とは言う人もいるだろう

じゃあ
「会社に勤めたものの、マルチタスクがうまくできずに心身に負担がかかって仕事を続けることができず、1ヶ月ほどで退職しました・・・これからどうすればいいですか!」
という人がいたら、どうアドバイスしますか?

 

  • まずは発達障害を診てくれる精神科にかかりましょう
  • 精神科の先生に診断書を書いてもらって、市役所に必要書類を提出して、障害者手帳を取りましょう
  • ウェルビーやカイエンなどの就労移行支援事業所に通いましょう
  • ハローワークなどに通って、自分の特性への理解や配慮を得られる、障害者雇用での就労を目指しましょう
  • 何か悩みごとがあれば、当事者会などの発達障害の自助会に積極的に参加して、1人で悩みを抱えるのではなく、みんなで悩みを分かち合いましょう!

 

といったアドバイスをするだろう



まあ別に間違ってはいない、むしろ正しいと言える

ただ、このコースに入ると
発達障害を持った障害者なんだから、こうしなければならない!」
という決めつけが強くなってしまい、前述したような定型との繋がりからのチャンスを逸する可能性もある

 

 

ある転職サロンの話

 

就職活動中に、転職サロンのある発達障害者向けの講演会を聞いたあと、アフタートークというかZoom飲み会にも参加したけれども
主催者の人が
「ある発達障害の人で、テトリスは天才並みにできるが、他のことはてんでダメで、それ以外のことは何も出来ない人がいる・・・」
と話していた

それに対して他の参加者の人が
「YouTuberになればいい。動画の企画、編集、投稿をできる人を別に雇って、テトリスの動画を上げればいい。海外だとそういう1つに秀でた人が活躍していることもありますが、日本ではまだまだ難しいですね・・・」
と返して、他にもいろいろな提案をしていたのは驚いた・・・

 

もし当事者会だったら

 

もし、これを当事者会で話したとしても
「まずは病院で発達障害の診断を受けて、市役所で障害者手帳の申請をしましょう」
という意見しか出てこないだろう

所詮は発達界隈の人間は発達障害の人としか交流していないので、こういう発想しか出てこない

 

そういう意味では、
発達障害の人は、1人で悩みを抱え込むのではなくて、みんなで悩みを分かち合おう!」
と発達界隈に行くことで、かえって自分の可能性を狭めてしまう可能性もあると言える

 

人との関わりが仕事につながることもある

 

まあ別に定型の人に話したからといって、必ずしも良い助言を得られるとは限らないが・・・


ただ、発達界隈でいくら交友関係をひろげても自分の可能性はあまり広がらないが
定型の人で交友を広げていくと、その縁で大きく自分の可能性を広げられることもある

やはり人との関わり合いによって、人は大きく成長できる

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仕事とは縁の部分も多いので、こういう人との縁から仕事に繋がることもある

実際、上(一般社会)で活躍している発達障がいの人は、このようなふとした人から縁で仕事を始めて、成功しておられる方も多い

 

そもそも発達障がいの人は、社会生活や会社の組織の一員となって働くのが得意ではない人が多い
だからいい大学を出て、エントリーシートを提出して面接を受けて就活して、いい会社に入って、というルートでは、よほど自分に水が合った環境でないと、なかなか成功しづらい

発達界隈に行っても、結局は目指すところは障害者雇用で会社で働くことになってしまいがち

それよりはフリーランスになったり、人づてに紹介されたところで働いたほうが成功する可能性が高い

まあフリーランスもハイリスクハイリターンなので、一概に良いとも言えないが・・・
大谷翔平ダルビッシュ有のように、メジャーリーガーになってメジャーで活躍すれば何十億もの年俸が手に入ります!だからみんな野球をやりましょう!」
と安易に言えないように、誰しもが成功できるわけではないからね・・・


以前に述べたように、やはり自分の適性に合った、自分に向いている仕事を探すべきだ

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