にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

良い当事者会のファシリテーターとは1 はじめに

当事者会の主催者として必要なものとは

前回にイイトコサガシの冠地情さんのファシリテーターとして能力が低い点を指摘させていただいた
https://taniryo.hatenablog.com/entry/2022/11/13/200914

では良い当事者会のファシリテーター、主催者とはなんだろう?

「開催回数が多い人。長くやってる人」
ということだろうか

けれども、先述の冠地情さんはイイトコサガシのワークショップを1000回以上、10年もやっておられるのに、ファシリテーターとしての能力がそこまで高くないと感じた

冠地情さん以外でも、当事者会の主催者を1年以上やっておられる方でも
「この人はいいファシリテーターだなあ」
「1年以上やってこれか……」
と2パターンに分かれるイメージがある。この差はいったいなんなんだろう
この差について語っていきたい



まあ発達界隈だと
発達障害として生きづらさを抱えているのに、当事者会の主催者もやるなんて、なんてすごいんだ!」
発達障害なのに、会を主催できるなんてすごい」
と当事者会をやるだけで高く評価される。

https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%8B


あと、定型の会、一般の社会人サークルと違って、発達障害の当事者会というのは多くないので、当事者会を主催して開くだけでも評価される
やはり、いくら当事者会に参加したい人が多くいても、当たり前だが主催者がいないと会は開催できない。だから会を開催しただけでも、ありがたい、素晴らしいと思われる

なので主催者に会の運営について意見、批判すると
「主催者の方も一生懸命にやってるのに、どうしてそんなに悪く言うんだ!そんなに悪く言うんだったら、お前が代わりにやってみろよ!」
「そんなに会の運営に文句あるんだったら、別のとこに行けよ!」
と批判される人が悪く言われがち

実際、自分もそうやってお叱りを受けたこともある
まあ、もしそうやって言われたら
「ああいいよ。少なくてもあいつよりは上手くファシリテーターできるし」
「わかった、出ていってやるよ。じゃあいい加減に上(定型社会)に戻るか」
と言い返すけどね



まあ、ファシリテーターが実力不足でも、参加者が
「会に参加して、発達障害の悩みを分かち合えて良かった。いろいろ話せて良かった」
と言って、満足していれば問題ない
だからファシリテーターが実力不足でも問題ない。とにかく発達障害の悩みを分かち合える場を開いてくれればオーケー。という意見も一理ある

ただ、発達界隈のファシリテーターの質が上がってくれば、当事者会の質も上がる、ひいては発達界隈のレベルが上がって、生きづらさの軽減につながるのではないかと思ったので、今回いろいろ書いてみることにする