当事者会に行った感想が「いろいろ話を聞けて良かった」
題目の通り、当事者会に行った感想が
「いろいろ話を聞けて良かったです」
と言う人は、ちょっと上(定型社会)では厳しいかもしれない
本当は行った当事者会が何も参考になる話がなく、ただただ時間を無駄にしただけのつまらない当事者会だった。けれども、それをそのまま言ってしまうと、いろいろ心象が悪くなってまずいので、とりあえずそれっぽいことを言った、というのであれば別にいいが・・・・
「いろいろ話を聞けて良かった」
というのは、要は行っただけ、会に参加しただけで満足していて、他人の話が右から左に抜けていっていて、何も覚えていないということ。そういう人間には成長がない。実際、こういう感想を言ってる人は何年経っても成長がない人が多い。
当事者会では10個以上のことに気づけること
発達障害の人はいかに気づいて修正できかどうかが大事だと思う
(実際に感想を言うかどうかは別にして)
「○○さんのあの意見は、自分も似たような経験をして同じように思ったのでその通りだと思った」
「△△さんのあの意見は、ちょっと違うのではないかと思った」
「○○さんのあの態度は素晴らしいと思った。自分も見習いたい」
「△△さんのあの態度はちょっとどうかと思った・・・。あれを注意しないファシリテーターさんも問題がある・・・」
というように、当事者会に参加したら、少なくとも10個は気づけないと上(定型社会)では厳しい
うまくいっていない人の話が参考になるのでは厳しい
そもそも、下(当事者会)は人生がうまくいっていない人が来ている
「今日はいい話を聞けて良かった。とても参考になった」
と言ってるようだと厳しいかもしれない
「こいつらレベルが低いことばっかり言ってるなあ。そういうことを言ってるから、下(当事者会)にいるんじゃないですか」
といった批判的なことを言えると、上(定型社会)でもやれるだろう
やっぱりうまくいっていない人と同じやり方、同じ考え方をしていたら、うまくいかない可能性のほうが高いですしね
周りへの感謝が言えない人は定型社会では厳しい
というか、そもそもの問題として、当事者会の感想として
「今日は当事者会に参加させていただいてありがとうございました。主催者の方、参加者の方々はお疲れ様でした。」
ということを(お世辞で心にも思っていなくても)言えないとダメだ
当事者会に参加できるのは、会を主催してくださった主催者の方と、他の参加者の方々がおられるからだ。そこらへんを踏まえて、まずは参加できたことへの感謝の言葉を言えないといけない。そこらへんの気遣いができないと、上(定型社会)では話にならない。