にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の就労移行支援事業所を利用についての注意点6 スタッフに無能が多い

 

 

 

 

 

 
 
 
 

謝れないスタッフの人も多い

 
スタッフは良い人は多かったけど、仕事が早い人や的確なアドバイスをくれる人が少なかった
あと、謝ったら負けみたいな感じで、自分から謝らない人も多かった
 
 

MOS資格事件

 
 
自分が通っていた就労移行支援事業所では、2月連続で皆勤賞を取ると、資格取得にかかわる受験料の代金を1回肩代わりしてくれる制度があった
その制度を利用してMOSの資格を受験したので、受験料の請求を行ったら
「受験票を見せてくれたら、受験にかかった費用をお支払いします」
と言われたので、受験票を印刷して提出した
 
ところが、それから
「受験票だけじゃなくて、受験代金の領収書がないと費用を払えないので、領収書を出してください」
と言われた
 
仕方ないので、MOSのサイトから領収書を発行してもらって、印刷して提出した
そうすると
「領収書というものは、言わないとくれないものです。もし、会社の備品を店で買った場合でも、支払いをしたときに領収書がないと清算してくれないことがあります。なのでかならず領収書をもらうようにしましょう」
とこっちが悪いみたいに注意された
 
 
えっ?最初に受験票を見せろって言ったお前の指示が悪いでしょ。なんでこっちのせいみたいになってるんですか?
「すいません、受験票を見せてください言ったんですけど、清算するには受験票だけじゃなくて領収書も必要なので、申し訳ないのですが領収書のほうも提出していただけますか?最初の指示が誤っていたせいで、二度手間になってしまい本当に申し訳ないです」
と言ってくれれば
「あっ、いいですよ。気にしないでください」
と普通に対応できる
 
 
けど、今回みたいに
「俺は悪くねえ、お前が悪い(そのスタッフ女性だけどw)」
みたいな感じで言われると
「はあ?悪いのはあんたの最初の指示でしょ?」
と思ってしまって納得いかないですね
 
 
 

謝ったら死んじゃう病気?

 
 
一言謝ってくれたら、気にしないし、わだかまりもなく円滑に物事を進行できるのに、なんでそれができないんですか?
謝ったら死んじゃう病気なんですか?
 
就労移行支援事業所では「ビジネスマナー講座」とか言って
「遅刻、欠席はしないようにしましょう。万が一、そういう事態になった場合はすぐに会社に連絡しましょう」
「身だしなみに気をつけましょう」
「敬語は正しく使いましょう」
とかビジネスマナーについて言ってるクセに、
「自分が誤っていても謝れない」
というビジネスマナーの基本が、指導してる人ができないってどういうこと?お前がビジネスマナーについて勉強したら?
こんなビジネスマナーの基本すらできていない人が、ビジネスマナー講座とかやっても全く説得力ないですし
 
 
まあ、そのときはあんまり揉めたくなかったから
「わかりました、すいません」
って言って丸く収めたけど、あれからわだかまりは残ったね
けどまあ
「カラスは白い」
みたいに、入社したら理不尽なことも多いから、リアルといえばリアルではあるが
 
 
 

当事者会でも謝れない人が多い

 
 
まあ発達界隈だと、そういう謝ったら死んじゃう病気を患っている人も多いけど、そういう人は控えめに言ってゴミ
 
当事者会の主催をやってるような有名な人でも、そういう人が驚く
「悪いことをしたら謝りましょう」
と小学校や幼稚園で先生から教わらなかったんですか?そんな小学生や幼稚園児でもできることもできないんですか?これまでの人生はいったい何をして生きてきたんですか?そんな当事者会とかやってないで、小学生か幼稚園から人生をやり直したらどうですか?どうせ自分の生きづらさからの劣等感から、メサイアコンプレックスをこじらせてるだけでしょ。そんなことやってるから、自分が間違っていても絶対に謝れないようなクズ人間になるんじゃないですか?そんな人間になるために当事者会をやってるんですか?そんな当事者会なんか辞めちまえ
 
 
どの面下げて生きてるんだ?
 
 
 
ロックマンの悪役のDr.ワイリーでも土下座するのに、お前らときたら
 
 
 
おっと、発達界隈への愚痴が過ぎたか・・・・
 
 
 
 
 

的確なアドバイスができない

 
話を戻すと、これ以外にも
「ああ、スタッフが無能だなあ」
と思うことは何回もありました
 
 

どっちだよw

 
スタッフと会議室での面談があったときに
「何か悩んでいることはありますか?」
と聞かれたので
「毎朝、なかなかきっちり朝6時に起きれなくて困っています」
と答えたところ
「問題解決のためには、うまくいかないことに対していろいろ対策をしていくことが大事です。何か対策をしましょう」
とか言ってきたので
「いや、朝に起きれないときは疲れてるときなので、変に朝早くに起きて、疲れた状態で事業所に来てもなかなか成果が上がらないので、無理はしないようにしています」
と返した
 
それとは別に
「あるSPIの損益算の問題を夜に解いていたのですが、どうしてもどこかでミスをしてしまって、何回やっても解けない問題があった。けど、翌朝に解いたら解けた。疲れていたんでしょうか?」
と聞いたところ
「そうですね、疲れている可能性があるので、ゆっくり休んだほうがいいと思います」
と返された
 
 
いや・・・・・・どっちだよ?
「規則正しい生活のためにも、今は多少大変でもやりぬいてください」
「無理しないでゆっくり休んでください。あんまり無理して、入社前に体調が悪くなっても良くないですし、無理して体調が良くない状態で事業所に来ても、なかなか成果も上がらないですし。そうやって焦らずじっくり休んで毎日の体調を整えることも就労には大事です」
のどっちだよw
 
「休まずがんばってください」
なのか
「ゆっくり休んでください」
なのかどっちなんだよw
これもうわかんねえな
 
結局、的確な指導をしてくれるわけではない無能なので、ある適度は自分で解決策を考えて自分で行動できる人にとっては役に立たない
 
 
 
 
 
 

スタッフがマニュアルを直せない

 
あと、前述したように就労移行支援事業所はマニュアル主義
マニュアルに書かれた通りにやりなさい。もし違うやり方をする場合は必ず相談するようにして、自分勝手にやらないようにしましょう
という指導をしているのは前述した通りだ
 
 
ところが、就労移行支援事業所のスタッフは無能な人が多いので、一度作ったマニュアルがそのまま放置されていて、今とはやり方が変わっていてもそのままになっていることもある
 
 

古くなったマニュアルを改正できない

 
気になったので面談で
「あのマニュアルおかしいですよね。今はない道具もあるので、あのマニュアルは実行不可能ですよね。あれってなんで直さないんですか?」
と聞いたら
「単にマニュアルに書いてあることをその通りにする。だけではなく、マニュアルに書いてあることが異なる場合は、人の話を聞いてメモを取るなどして理解してできるようにする力を養うために、直していません」
という答えだったので
「いや・・・・『マニュアルに書かれた通りにやりなさい。もし違うやり方をする場合は必ず相談するようにして、自分勝手にやらないようにしましょう』という指導をしていますよね。じゃあマニュアルが間違っていたら、間違ったやりかたをするか、そのたびに相談しないといけない、ということになりますよね。にも関わらず、この作業に関してはマニュアルを無視して勝手にやることが暗黙の了解みたいになってます。
『マニュアルに書かれた通りにやりなさい。もし違うやり方をする場合は必ず相談するようにして、自分勝手にやらないようにしましょう』
という基本原則から考えたら、みんなマニュアルを無視して勝手なことをやっていることになりますけど、その点どう考えてますか?」
と問うても、さっきの答えを繰り返すばっかり
 
 
どうやら、マニュアルの担当しているスタッフが無能なので、マニュアルを改正する力がないらしい
 
 

あなたがマニュアルを直して下さいと言われる

 
 
とはいってもやっぱり意味がわからないので、1ヶ月以上ずっとワーワーと問い続けていたら
「ではあなたが主導して、みんなと話し合ってマニュアルを改正してください」
と言われた
 
「うるせーよ、じゃあお前がやれ」
ということらしい
 
でもたしかに、こっちは就労に向けて訓練を受けさせていただいてはいる立場ではある。だが就労の訓練のために通っている客でもある。スタッフはその客が過ごしやすいように環境を整えるのが仕事の一つでしょ。あなたは何の仕事をしてるんですか?お前はちゃんと仕事をしてないのに給料をもらってるんですか?それって給料泥棒じゃないですか?
 
あと、その自分の仕事を他人にやらせる時点で意味不明。こっちは客なんですけど?
 
というより、自分は就労に向けた訓練を受けるために就労移行支援事業所に来ているのであって、マニュアルを改正をしに来てるんじゃないんですが。実際、マニュアルの改正作業に時間が取られてしまいますね。
 
「そういう作業をすることも就労に役立つからいいんじゃないですか?」
という意見もあるかもしれないが、それってただのやりがい搾取でしょ
自分はMOSの資格を取ってさっさと就職活動に入りたかったので、自分のやりたい作業ができずによくわからない作業をさせられるのは困る
 
 
例えるなら、ある居酒屋に通っているとする。その店の食事メニューが非常に分かりづらかったので、店員の人に
「すいません、このメニューがわかりづらいので、メニューをもっとわかりやすく作り変えてくれませんか?」
と言ったら
「なるほど。それではあなたがわかりやすいようにメニューを新たに作り直してください」
と言われるものだ
 
「はあ?俺は酒を飲むのと飯を食べるために、お金を払ってこの店に来てるんだ。なんで俺がメニューを作らないといけないんだ。俺は客だぞ。ふざけるなよ、こんな店なんか二度と来るか!
百歩譲って、自分がこの店のメニューを作るとしても、その分、作成費として代金をくれ」
という話です
 
 

自分は就労移行支援事業所に転職したほうがいいかもしれない・・・

 
 
 
けど、
「ゴチャゴチャ言ってるけど、結局それって文句ばっかり言うだけの口だけのヤツってことだよねw」
と思われたくなかったので、散々文句を言いながらもマニュアル改正の作業をやりました
1週間弱ぐらいでできた
 
「みんなで話し合って」
とか言われたけど、面倒だったので
「この改正案を作りました。異存ない人はここにサイン、意見がある人はここに書いてください」
って感じで回した。それが一通り回るのに時間がかかっただけで、実質3日ぐらいで終わらせた
もっと仕事ができる人だったら1、2日で終わらせられる作業だったので、これに3日も時間がかかるようでは、自分も有能ではないね・・・自分の菲才さに恥じ入るばかりだ・・・
 
 
(マニュアル改正だけが仕事ではないとはいえ、)けれどもスタッフが1ヶ月かかっても全くできなかった作業を、自分は3日でできた。どうやら自分はスタッフよりは優秀みたいなので、就労移行支援事業所のスタッフに転職したほうがいいのかものしれない
 
 
 
 
 
 

仕事や対応が遅い

 
他にも提出した書類の処理が遅かったり、いろいろ対応が遅い場合が多い
前に「就労移行支援事業所にしか来ない求人がある」とはいったが、そういう求人に応募する場合は就労移行支援事業所のスタッフを通じて求人に応募することになるので、対応の遅さに悶々とすることになる
 
 

ある求人に応募

 
 
自分も就労移行支援事業所にしか来ないある求人の、オンラインの企業説明会を見た上で応募した
 
そこは某大手企業の子会社の新しくできた企業で
「できれば来月にも入社して欲しい」
と説明会でも話していた
けれども、応募して2週間経っても返事がなかったので、担当のスタッフの人に
「あの求人はどうなりましたか?」
と聞いたが
「まだなんの連絡もありません」
と返事するだけ
 
それから1週間後、応募してから3週間後に
「あの求人はどうなりましたか?応募して3週間になりますが」
と聞いたら
「まだなんの連絡もありません。けど来週に一度、電話で確認しようと思っています」
と返してきた。そこで
「いや、すぐに確認してくれませんか?」
と言っても
「こちらにはこちらの順番があります」
とか、よくわからないことを言われて断られた
 
それから1週間後、応募してから1ヶ月後に、スタッフが企業に確認したところ、書類落ちしていたというオチだった
 
これは絶対、書類落ちしたのを企業の人事部の人が連絡し忘れていただけだろw
選考に時間がかかってるからといって、企業には電話して聞いて急かすのは礼儀に反する、というのは一理あるが、
「できれば来月にも入社して欲しい」
と言っていた企業が2週間経っても返事がないのはおかしいだろw
なんですぐに電話できないんだよw
 
そもそも
「こちらにはこちらの順番があります」
ってなんだよwてめえの都合なんざ知るかよwというか事業所の利用者の都合に合わせて対応するのがスタッフの仕事だろ。お前、何をやって給料をもらってるんだ
 
 

真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である

 
 
ナポレオンの言葉に
真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である
というのがありますが、このように就労移行支援事業所だと、仕事が遅い無能なスタッフに足を引っ張られることも多い
 
 
 
 
 

なぜスタッフは無能なのか?

 
以上のように、就労移行支援事業所のスタッフは無能な人が多い
 
 
 

就労移行支援事業所に素晴らしい指導者はいない

 
就労移行支援事業所には、こういう素晴らしい指導者はいなかった
 
 
 
良い人は多いが、有能な人はそんなにいないので、就労移行支援事業所に通えば優秀なスタッフの方が的確な指導をしてくれると思ったら大間違い
 
 
 

無能なスタッフが多いのはなぜか?

 
 
このように就労移行支援事業所は無能なスタッフが多かったのはなぜだろうか?
理由は給料がそこまで高くなく、発達障害の人の相手をしないといけない仕事だから
 
 
 

コミュ力に難があり、接するのにストレスがたまるから

 
 
 
発達障害の人でもまともな人もいるが、就労移行支援事業所に来ている人というのは、なかなか仕事でうまくいっていない人である。仕事がうまくいっていない発達障害の人というのは特性が強く、コミュニケーション力にも難がある人も多い
 
 
 
自分も発達障害の当事者会に行って
 
  • 自分の好きなことは辟易するぐらいしゃべるクセに、自分が興味のない話は全く聞かない
  • 自分の言いたいことだけ言って、他人の話はほとんど聞かない
  • 他人の細かな言い間違いには執拗に指摘するクセに、自分が言い間違いをして指摘されたら逆ギレする
  • 話がやたらと長い
  • 同じ話を何度も繰り返す
  • 「垂井で乗り換えがあって」「サンライズ瀬戸」など普通の人が知らないような専門用語を多用して話す。他人にわかりやすく話す気がない
  • 他人が話を明らかに聞く気がない状況でも、話を一方的に続ける
  • 他人を平気でディスりまくるくせに、自分がディスられたら怒り出す
 
といったコミュニケーション力に難がある、特性がひどい人とも話したことも何度もありますが
「こんなことも知らないんですか?バカですか?」
などの平気で失礼なことを言ってくる人も多い
 
「こいつふざんけんなよマジで。いっぺんぶち殺してやろうかな?こいつらに言ってもわからないので、殴るしかないだろう」
と思ったことも結構ある
 
 
 
そういう嫌な当事者会は行かなければいいが、仕事の場合はこういう人と毎日付き合わないといけないので、スタッフの方は本当にストレスがたまって大変だと思う
 
 
 

給与が高くない

 
 
また、スタッフの方と話していたときに
「ウチは給与が低いんだよ~」
と愚痴っていました。給与が高くない上にストレスフルな仕事をしないといけないというのは大変だと思います
(全国展開している大手事業所の場合は給与は良いという話もある)
 
 
そういう条件が悪い福祉系の仕事には
「条件はともかく、とにかく人の役に立ちたいんだ」
という人は多いけれども、能力が高い人は少ない。だって能力が高い人は福祉系よりも他の業界に転職したほうが収入が増える。
自分が行っていた事業所のスタッフも、他の事務職などから転職してきている人が多かった
 
 
このように就労移行支援事業所のスタッフは良い人が多いが、仕事をする能力が高い人は少ない
だから
「どうしたらもっと企業で稼げる人になれるのか?」
ということに対して、的確なアドバイスをもらえることは少ない
 
 
 
 
 
 

ビジネスマナー講座も大した内容ではない

 
 
 
ビジネスマナー講座」というプログラムもあるが、そういう能力が低いスタッフが授業をしているので、大した内容はない。自分が通っていた事業所のスタッフはいろいろネットとかで調べて頑張ってはいたけど、やはりそんなに社会経験があるわけではないので
「ネットにこう書いてあるし、会社ってこんな感じでしょう」
という指導にどうしてもなってしまうので、大した内容ではない
 
 

ビジネスマナー会社によって大きく異なる

 
 
そもそも、ビジネスマナーといっても業種や職種、会社によって大きく異なる
 
たとえば、近年はコロナウイルスの感染拡大にともない、どの会社でもマスクをつけるように言われている
接客業の場合は白色の不織布マスクで鼻出し厳禁で、わざとじゃなくても鼻を出してた場合は厳しく注意される
けど内勤の場合は、色付きナイロン製で、多少鼻を出していてもそこまで注意されなかった
 
やっぱり接客業の場合は、お客様に不快感を与えないようにするのが大事だし
「あの人は鼻出して接客していた」
というクレームにつながる恐れがあるので、そこらへんは厳しく注意される
 
 
 
このようにビジネスマナーと一言で言っても、業種や職種、会社によって大きく異なる
  • 遅刻、欠席はしないようにする。万が一、遅刻や欠席してしまう場合はすぐに会社に連絡する
などはどこもいっしょだろうけど、職場の雰囲気もそれぞれ違うし、そうなるとマナーも違ってくる
 
 
だから就労移行支援事業所でビジネスマナーを理解したとしても、入社した先の会社のまた別のビジネスマナーや風習などがあるケースも多い
 
 

変にビジネスマナーを覚えたと勘違いしているとトラブルに

 
 
 
むしろ、就労移行支援事業所のビジネスマナー講座を完全に覚えて
「自分はこんだけしっかり覚えたんだから、これでビジネスマナーは完璧だ!」
と思いこんでしまうと
 
入社したあとに
「えっ、以前に勤めていた企業ではこういうマナーはありませんでした。就労移行支援事業所のビジネスマナー講座ではこういう話はなかったです。なんでこんなルールがあるんですか?」
「以前に勤めていた企業ではこういう風にやっていました。就労移行支援事業所のビジネスマナー講座ではこういうにしなさいと指導されてましたが、この職場ではやらなくていいですか?おかしくないですか?」
など、職場のやり方を頭から否定してしまいがちになる
 
「いや・・・・ウチの会社のやり方はこうだから・・・。以前勤めていた企業や就労移行支援事業所ではどうだったか知らないけどさ、ウチで仕事する以上は、ウチのやり方に従ってよ・・・・」
とウザがられて、煙たがれてしまう
 
「前の会社ではこうだったのに・・・・・」
とか言ってくる新入社員は面倒臭いので一番嫌われる
 
 
ビジネスマナー」とは、働く上で必要とされる、仕事を円滑に進めるための礼儀作法である
にもかかわらず、就労移行支援事業所でビジネスマナー講座を学ぶことで、逆に職場でギクシャクしてしまうのは残念なことだ・・・・
 
 
 
 
 

適応力のほうが大事

 
 
仕事を円滑に進めるためにも、就労移行支援事業所のビジネスマナー講座を完璧に覚えるよりも、むしろ
「入社してから半年間は上司への返答は『はい』か『Yes』で答える」
ぐらいの勢いで、早く職場のルールやマナーを覚えて、職場に早く適応することのほうが大事。そういう適応力のほうが大事だと思います
 
 

郷に入っては郷に従え

 
 
入社してからいくら一生懸命に頑張って成果を出していても、会社の価値観に合っていないと評価されないこともある
 
たとえば、製品を作る作業をしていて、頑張ってたくさん製品を作ったとしても、不良品が多かったら
「おいおい、早くたくさん作るのではなくて、ゆっくりでいいからミスなく作業してくれよ」
と注意されて評価されないこともある
 
逆に雑でもいいからたくさん作っていい製品を、ミスがないように時間をかけてゆっくり1つ1つ丁寧に作業していても、それはそれで評価されないこともある
 
自分なりの美学、哲学、ポリシーをもって仕事をするのは良いことではなるが、仕事としてやる以上は、それが会社の利益につながっていないと意味がなく、ただの自己満足で終わってしまう。
 
「この会社はどのようにして利益を上げているのか?」
「この部署はどのようにして会社に貢献しているのか?」
「この会社や部署に貢献するには、自分はどうすればいいのか?」
というメタ認知を持つこと
 
そういうことを考えていくと
「なるほど、もしこういうミスがあったら会社への大きな損失になる恐れがあるから、こういうルールがあるんだな」
「こういうことをやっていると、こういうミスにつながる可能性があるから、こういうことをやると厳しく注意されるんだな」
などのルールやマナーへの理解にもつながる
 
 
「上司の人や周りの人がこう言ってるから」
ではなくて
「こういう理由から、こういうことはやってはいけない」
理由を理解しているかどうかで、大きな差になることもある
 
違う部署のこと、専門的なことなどは、下っ端にはわかろうとしてもわからないことも多いが・・・・、理解しようとすることとそうでないのとでは大きな差になる
 
 
 
 
 

おわりに

 
このように就労移行支援事業所のビジネスマナー講座は、はっきりというと無駄と言える
 
とはいっても、発達障害の特性がひどく、短期離職を繰り返しているような人は、社会人としてのマナーやモラルに根本的に欠けている人も多いので、そういう人には良いかもしれない
 
ただ、就労に悩んでいる発達障害の人といっても、それぞれのスキルはまちまちだ
これまで一般枠での仕事で、特に周りと揉めることがなかった人は、ある程度は社会人としてのマナーができている人なので、就労移行支援事業所のビジネスマナー講座は受ける必要はない
 
 
まあ、発達障害の人は想像力の欠如しているという特性があるので
「自分は問題なくできている。当事者会では周りよりはマシである」
と自分では問題ないと思っていても、実際に職場の周り人から見れば問題が大有りというケースもあるので、一概には言えないが・・・