第3章 自己紹介のワークショップ
「自己紹介とか、『名前はにっしーです。趣味は野球観戦です。よろしくお願いします。』で十分でしょwいちいちワークショップでやる必要あるの??」
と思われるかもしれない
けれども初めて会う人にするのが自己紹介なので、そのときの自己紹介で第一印象が決まると言っても過言ではない。上記のような無難な自己紹介をしたら、ほとんど印象に残らないので、あんまり覚えてもらえない可能性もある。あとコミュニケーションが苦手な人は、自己紹介もボソボソと話してしまって、
「なんかボソボソ話してて何言ってるかよくわかんねえな。関わりづらそうな人だなあ」
と第一印象から悪くなってしまう恐れもある
逆に自己紹介をうまくできたり、自己紹介をきっかけに会話が弾んだり、自分のいろんな面を相手にアピールできれば
「この人は面白そうな楽しそうな人だなあ」
と第一印象が良くすることもできることもある
やはり自己紹介は大事だ
ではどうすれば良い自己紹介ができるのだろうか?
そのためには「自分はどういう性格なのか?どういうキャラなのか?どういうものが好きなのか?」というのを把握する必要がある
自分が知らないだけで、いろんな自己紹介をやってみることで、
「あれっ、自分ってこんな面もあるんだ。こんな自分もいたんだ」
と初めて知ったり、改めて知ることも多い
一回、いろんな自己紹介をやってみることで、新たな自分を発見してみよう。そしてこれからより魅力的で自分の良さが伝わる、新しい自己紹介をやってみよう、という試みだ
人間というのはロボットとか漫画やアニメのキャラじゃないんだから、「饒舌な自分」「人見知りする自分」「真面目な自分」「冗談が好きな自分」とかいろんな面を持っているので、自分のどの面を引き出して、相手に見せるかで印象が大きく変わる
自己紹介ワークショップとして以下のやり方が紹介されている
自分三択クイズ
1、まず自分が好きなこと、驚いたこと、嬉しかったことなど自分が経験したこと(ムカついたこと、悲しかったことは、辛かったことは、聞いてるほうも辛くなるので、なるべく楽しいことで)を自分の中で考えて選ぶ
2、問題を出題し、1つの選択肢につき30秒ずつ語る
クイズの選択肢には架空の内容を混ぜてもかまわない。どれも本当にあったかのように楽しそうに気持ちや感情を込めて話すこと
たとえば自分の場合だったら
「自分はコンピューターゲームをすることが好きです。きっかけは親からスーパーファミコンと、とあるゲームソフトを買ってもらったことがきっかけでした。ではそのゲームソフトとはなんでしょうか?
ファミリーコンピュータ10周年を記念して発売されたゲームソフト。FCで発売されたスーパーマリオブラザーズ、スーパーマリオブラザーズ2、スーパーマリオ3、スーパーマリオUSAの4作品が、SFCでリマイクされて収録されている
自分はマリオといえばこれですね。ただ自分はアクションゲームが苦手なんで全然クリアできなかった・・・。中学生ぐらいになってスーパーマリオUSAはクリアした。USAはゲーム制作経緯が他の作品と違うのもあって、敵の上に乗れたり、それで敵を持ち上げてぶん投げて敵にぶつけてやっつけられたり、ボスの倒し方もボスが出す攻撃の上に乗って、それをボスにぶつけてダメージを与えてやっつけるとか、なんかマリオのゲームとは思えないほどめちゃくちゃで面白かったw
Ⅱ、マリオペイント
ゲームソフト、マウス、マウスパッドの3点で発売されたゲーム。自由に絵を描いたり、音楽を作ったり、アニメーションを作ったり、なんでも自由に遊べるゲームだった。
ハエたたきゲームも遊べた
マリオっていうと、クッパにさらわれたピーチ姫を救出するべく、クリボーやノコノコを倒してクッパ城に向かってクッパを倒す。という内容のゲームが多い印象だけど(自分は任天堂信者じゃないから詳しくは知らないけど)、特にそういう目的があるわけでもなく、ただ自由にできるゲームだった
発達障害のサガなのか、自分はプレッシャーがかかるような目的や課題があるゲームよりも、ノープレッシャーで自分が好きに自由にできるゲームが好きだから、このゲームはなんか好きだった
この裏技はほとんど知らなかったなあ・・・当時はネットもないしなあ・・・
Ⅲ、星のカービィ スーパーデラックス
国内で7作品目となるカービィのゲーム。7種類のアクションゲームモードと2種類のサブゲームが用意されていて、このうちプレイしたいタイトルを自由に選べる
このゲームを意味もなく何週も何週もやったな~。洞窟大作戦の宝箱も何回も全部とっては最初からやり直していた。DSでリメイクされたのも買ってやったなあ
カービィの特徴として、相手を吸い込むと、その相手の能力をコピーができる。個人的にはパラソルが華麗でなんか好きだった。あとスープレックスで雑魚敵をボコボコにするのが好き。マイクの1回目のメガホンで叫ぶ奴も、白黒の縦じまの帽子をかぶってて、猛虎魂を感じて(阪神タイガースファンっぽくて)好きだった
そんなに難易度が高いわけでもなく、好きなように遊べる、完成度が高いゲームだった
3、参加者が推理する。
「Ⅰのマリオコレクションだと思います。自分たちの世代はみんなやってましたし、自分もこのゲームソフトを最初に買ってもらいました。あとなんか説明に熱が入ってたので、これじゃないかと・・・」
と30秒で説明する
4、
「正解はⅡのマリオペイントです。小学校1年生のときに親から最初に買ってもらったゲームが、スーパーファミコンとこのマリオペイントでした。今はパソコンなんて誰でも持ってますけど、自分が小1ぐらいの1992年なんてのはパソコンなんて一般的ではなく、当時はマウスを使うことがなかったので、マウス使って何かするのが、なんか新しいものをやってるみたいですごく楽しかったです。
絵を描いて、画面を消すときの演出がいろいろあって、子供の自分はひたすら絵を描いては消すを繰り返していたw塗り絵みたいなモードもあったり、アニメーションも作れたりと、たかがゲームといってもいろんなことができて本当に楽しいゲームだった」
と、出題者が正解を発表して、その理由について1分間、熱心に感情をこめて話す
5、参加者全員で拍手して終了
という流れで自己紹介する。
自分で試しに上記のように書いてみたが、昔の小学校のころにやった好きなSFCのゲームについて語れて、書くだけでも楽しかったです
今日はいい日になるだろう
自分に関する楽しいイメージの話題を考える
「自分はにっしーです。『発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)の概略』のブログを書き終わりました。今日はいい日になるだろう」
「私はタロウです。おろしたての新しいシャツを着てきました。今日はいい日になるだろう」
と、自分のニックネーム、自分に関する楽しいイメージを述べて、
「今日はいい日になるだろう」
と結んで、自己紹介をする
キーワード自己紹介
あかさたなで自己紹介
質問からはじめる自己紹介
他にもあるあるを使った自己紹介や、自己インパクト紹介のやり方も紹介している
こうやっていつものと違う、いろいろな自己紹介をすることで、自己紹介のレパートリーを増やすことができる