にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の新入社員の心得13 スポーツを見る

スポーツ、特に野球、サッカー、ラグビーとかのチームスポーツを見るといいですね
そうすると「組織とは何か?チームとは何か?」というのが見えてきますね
 
まず組織やチームとは、ディシプリン(規律)がしっかりしていることですね
みんながバラバラで好き勝手にやっていたら、まとまりがなくて組織の力は発揮できない
みんながまとまって一つの方向に向かうことで、組織として大きな力を発揮できる
 
 
 
去年の日本で開催されたラグビーワールドカップにおいて、日本代表は初となるベスト8に進出しました。
初のベスト8進出を果たした要因としては、個々の選手の力や頑張り、地元日本の盛り上がりがチームを後押ししたとかもありますが、やはりチーム戦術と選手全員が共有できていて、ディシプリン(規律)が徹底されていたこと
「このときはパス、このときはキック、このときはこう動く」
とかのビジョンが共有されていて、チームが一つになりOne Teamになったのが大きかった
ワールドカップではアイルランドサモアスコットランドといった、日本よりも体格が大きくてパワーがある強いチームとの対戦となったが、日本のチームの一体感や組織力で勝ち切った
 
 
ラグビーも漫然と見るんじゃなくて、こういうチームの連携とかチーム戦術とか見ていくと、また違う目線で試合を見られますね
 
 
 
 
あと野球とか見ていくといいですね
特に監督の采配に注目してみると面白いですね
試合中だとピッチャーの交代、代打、代走、守備交代とかの選手交代、あと攻撃のときのバント、エンドラン、盗塁とかのサインを出すのが主な仕事になる
こういう采配に注目して
「ここでピッチャー交代か」
「ここで代打か」
「ここでバントか」
とか見ていくと、
「ここはバントだろうな・・・やっぱりな」
「ピッチャーはこの回までだろうな・・・やっぱり交代か」
「ここは代打かな・・・やはりそうだよね」
とかだいたい次の采配が読める、というかわかるようになってくる
 
「えっ、ここでピッチャー交代?」
「えっ、ここで代打?」
とか、予想と違う采配をされたときは
「なんでこの采配なんだろう?どういう意図なんだろう?」
とか考えたり、ニュースとかスポーツ新聞とか読んでいくと、いろいろ考えが深まったり、考え方が広がったりします
 
 
この考え方を会社でもできると、
「今日はまずこの仕事をやってくれ」
「次にこの仕事をやってくれ」
というのを漫然とやってるんじゃなくて、
「どういう流れで指示を出してるんだろう?」
という考えでやってると
「今日はこれとあの仕事を任されるんだろうな」
とかがだいたいわかってくる
 
それで
「今日はまずこの仕事をやってくれ」
と言われる前に仕事を始めて
「ああ、もうすでに始めてます」
と答えたり
「この仕事が終わったんで、次にあの仕事に取り掛かります」
と自分から言っていくと、そのうちに上司から
「この仕事やってくれ。仕事どれくらい進んでる?これが終わったらあの仕事をやってくれ」
とかいちいち指図されず、あんまり何も言われなくなる。別に干されてるとか嫌われてるとかじゃなくて、むしろ
「あいつはこっちが何も言わなくても自分で考えて仕事をしてくれるから、いちいち指示を出す必要はない。何も言わなくてもきっちり仕事をしてくれる、素晴らしい部下だ!」
とかなりの高評価をしてくれる
 
自分としても、いちいち上司からごちゃごちゃ指図されるんじゃなくて、マイペースで仕事ができるので、気分的にも楽に仕事ができる
上司もいちいち仕事を指図する手間が省けるので楽だし、Win-Winの関係になれる
 
 
社会人というのは
相手が何を考えているのか?何を欲しているのか?
というのを察して、それに合わせて動くのがものすごく大事なんで、そこができるか?できないか?で有能か無能か、と判断されると言っても過言ではないので、こういう考え方ができるかどうか、というのはとても大切ですね