にっし~の日記

発達障害のにっしーが思ったことを綴っていくブログ

発達障害の人はロシアワールドカップを見るべき

日本がコロンビアに2-1で勝利!!

mainichi.jp

www.youtube.com

正直に言って1-3で負けると思っていました。本当は1-5で負けるかな、と思っていましたが、ハメス・ロドリゲスが故障で欠場するという情報もあったので、3失点に収まるかな。日本は前の試合でのパラグアイとの試合での攻撃が良かったので、なんとか1点はとって一矢報いてほしい。コロンビアにはファルカオなど決定力がある選手がそろっているので、失点を抑えるのは厳しい。と思っていました


ところが試合が始まると、開始6分で日本がPKで先制した!
コロンビアの試合の入りが悪かったですね。日本を舐めていたのか?日本が引いて守ってくるんじゃないか、という予想から、あんまり焦らずにゆっくりと試合に入っていこうところだったのか?ところが試合開始早々から、日本が前からプレッシャーをかけてきて、アグレッシブに攻めてきたので、コロンビアが後手に回りましたね。そこを逃さずに日本はしっかり攻めて、チャンスをものにしましたね。

PKを香川がきっちり決めて先制!しかも相手がペナルティエリア内でのハンドで一発レッドカード。開始早々に相手は一人少ない中での試合になるという、最高のスタートを切った。

これで目が覚めたか、クアドラードファルカオを中心にコロンビアが全力で攻めてくる。だが長友の対応が良かったのと、日本のフォワードが戻って守備をしたことで得点を許さない。

前半31分、コロンビアがクアドラードに変えてバリオスを投入。これでキンテロからファルカオへのパスが増える。

長友のクリアミスのボールに長谷部とファルカオが競る。ファルカオから長谷部にぶつかっていったにもかかわらず、大げさにファルカオが倒れたので、審判が日本の長谷部のファールをとってしまう。フリーキックをキンテロに決められて、前半39分にコロンビアに同点にされてしまった!!

ゴールキーパーの川島の対応とか、壁がジャンプしてしまった点においていろいろ言われてるけど、そもそも誤審からのフリーキックからの失点なんで、しょうがないかなという気はしますね。ツキのなさからの失点もあるのがサッカーですね。

しかしこれで落胆したのか、日本の動きが悪くなり、そのまま1-1で前半終了

後半開始。ハーフタイムに西野監督がうまく指示を出したのか、日本の縦パスからの攻めが増えて、日本の積極性が復活する。これでチャンスが何度も生まれたが、なかなかゴールができない。

後半14分に、コロンビアがゴールを決めたキンテロに代え、ついにハメス・ロドリゲスを投入してきた!しかしながら、ハメス・ロドリゲスのコンディションが良くなく、逆にコロンビアは攻め手を欠いてしまう。コロンビアは暑い中、前半に全力で行き過ぎたせいか、後半はあまりプレッシャーに来なくなったな

何度もチャンスがありながら決めきれなかった日本だが、後半28分にコーナーキックから大迫がゴールを決める!!
大迫半端ない!

www.youtube.com

コロンビアも気力を振り絞って攻めてくる。暑い中、必死に守って来ていて日本にも疲れが見えるが、それでもなんとか守り切り、2-1で勝利!!歴史的な勝利を挙げた!!

 


全員で泥臭く戦い抜いて、勝ち取った勝利でした。4年前は「自分たちのサッカー」とか言って、ちょっと「カッコよく勝とう」みたいな感じがあったが、今回は全員で泥臭く戦い抜いたという感じがあっていいですね。やっぱりワールドカップだと日本は他の国より戦力的に落ちるので、一体感を持って全員で向かっていくというのがまず大事ですね。そこがしっかりできていたのが勝因だと思いますね。

やはり10人だったとはいえ、ファルカオを中心に1人では止めきれず、2人がかりじゃないと止めきれないところもありましたが、ゴールを決めたフォワードの大迫も守備面での貢献も大きかったですし、乾、原口も攻めだけじゃなくて守りでも貢献してたりと、全員で守り切って1失点に抑えたのが大きかったですね。

ただコロンビアはハメス・ロドリゲスが4年前と違ってコンディションが良くなかったですね。ゴールを決めたキンテロが下がったので、少し脅威がなくなりましたね。速さのあるクアドラードも下がりましたし(ただ代わって入ったバリオスの守備で、香川をマークされて香川を消されてしまった)、少し怖さがなかったですね。しかしやはり個々の力はありますし、ハメス・ロドリゲスが万全でコンディションが良かったら、もしかしたら勝つのは難しかったかもしれないですね。

一方の日本は、やっと最後のパラグアイで結果が出て、内容も良かった。このチーム状態を維持して、良い状態で試合に入れたのが良かったですね。ただ途中から出場した本田選手コーナーキックでのアシストは決めましたが、あまり走れていなかったですし、ちょっと調子が悪いのかなという気がしたのは、気がかりですね。

 


次はセネガルとの試合。アフリカ勢のチームいうのは、身体能力が高い選手が多いけれども、気分にムラがあったり、自分で好き勝手にプレーしてしまう選手が多かったりして、個々としては強くても、チームとしてはあまり強くない、というチームが多い。ところが今回のセネガルは高い身体能力に加えて、選手がかなりチームプレーに徹して、規律が整っているという、なかなか手ごわいチームのようだ。ポーランドに勝って勢いにも乗ってるので、コロンビア戦以上に厳しい試合になりそうだけれども、なんとかいい試合をしてほしいですね。

 

コロンビアに日本代表が勝ったというのは、本当に素晴らしいことだ。ワールドカップが過程よりも本番での結果が一番大事というのもあるし「終わり良ければ総て良し」もある。しかしながら、ワールドカップ直前に監督交代などのゴタゴタがあったというのは、あまり良くないことだと思うので、そこはしっかり次回に向けて反省していかないといけないとは思いますね。

 

発達障害の人はロシアワールドカップを見るべき

おっと、日本代表がコロンビアに勝ったのがうれしすぎて、思わず長くかたってしまったw発達障害の人がサッカーやワールドカップを見るべき理由を語りたい。

空気や行間を読めるようになる

一言でいうとこれですね。やはりスポーツとかを見ていくと、「言葉を額面通りに受け取ってしまう」「言われてことしかできない」とかといったことが改善されるかもしれないですね。

まあスポーツ観戦をどう楽しむかは人それぞれですけどね。

dic.pixiv.net


細かいことはいいんだよ!!」と日本‐コロンビアの試合も「日本すげー!大迫すげー!香川すげー!」とスポーツバー、パブリックビューイングとか、渋谷で騒ぎまくるのもスポーツを楽しむ1つの方法ですし、「人生、楽しんだもん勝ち」という言葉もありますしね。


ただ個人的にはせっかくサッカーを見てるんだから、戦略戦術を見ていくとおもしろいですね。「どういうフォーメーションなのか?どういうサッカーをするのか?」とか見ていくと、いろいろ視野が広がっていいですね。「とにかく攻めて点を取って勝つ」「しっかり守りを固めて、得点を与えない。相手が攻めてきて守備が手薄になったところを一気にカウンターで点を取って勝つ」とかいろいろありますけど、そこらへんの特徴を見ると楽しいですね。

特に選手交代とかは、「この選手が入るのにどういう意味があるのか?」「この選手が入ってどう変わったのか?」とか見ていくといいですね。まあサッカーの場合は疲れてきたから交代ってのが多いですけど。

そういう目線でしっかり試合を見た後に、Yahooのスポーツナビとかの、監督や選手の試合後のインタビュー記事とか、セルジオ越後とかの試合解説記事を読んでいくと「ああ、そういうことか」「そうだったのか」とかの新たな見方が加わっていいですね。

russia2018.yahoo.co.jp

 

そういう「結果」だけじゃなくて「過程」とかも見れるようになると、仕事とか当事者会とかを見ても流れとかがわかってくることもある。特に仕事するにしても、単に言われたことをやるんじゃくて、「この仕事は、会社でこういう役割になるんだ」「この仕事は、会社にとってこういう利益につながってるんだ」といったことが意識して仕事をするのとでは、だいぶ変わってきますからね。「おっ、こいつはできる奴だ」とだいぶ会社での評価が変わってくることもありますし。


自分も大学時代はよく神宮球場に行って、東都大学野球をよく見ていました。

一般財団法人 東都大学野球連盟


母校の國學院大学の試合を見ていたので、高木京介(巨人)、杉浦(ヤクルト→日ハム)、谷内(ヤクルト)、山下(横浜)、柴田(横浜)のプレーは見ました。
最初に見始めたときは「前の試合はあんだけ打ってたのに、なんで今日は全然打てないんだよwやる気あんのかよヘボが」とか思ってましたけど、「ピッチャーの球に振り遅れたような打球ばっかりだな。ピッチャーの球がかなり速いのかな?」「ワンバウンドしてる球に空振りばかりしてるな。変化球のキレがいいのかな?」とか、そういうところに注目して見ると、「なんか急にコントロールが乱れたな。同点タイムリーを打たれて動揺したかな?」とかいろいろな目線から見たり、洞察力が身について良かったですね。そういう洞察力は仕事にも生きているので良かったです。

芸は身を助く」という言葉があるように、趣味で培った見識とか知恵とか経験が、仕事に生きるってのはありますね。ただ逆に「芸は身の仇」という言葉もあるように、あんまり趣味に没頭しすぎて就労などがおろそかになっては良くないので、そこは気をつけたほうがいいですね。

 

以前に大阪の堺東で行われた「さかいハッタツ友の会」という発達障害の当事者会に参加させていただいた。

blogs.yahoo.co.jp


そのときは発達障害の人の就労についてのことが議題で、石橋さんという会の代表の方が「職場で一番影響力がある人が誰かを見極めることが大事」という話を聞いて感銘を受けましたね。やっぱり仕事というのは、しっかり真面目にやること、仕事をこなせるだけの技量も大事ですけど、要領の良さとか、職場での立ち振る舞いとかも結構大事になってきますね。その中でも「職場で一番影響力がある人が誰かを見極めることが大事」になってきますね。そういう人にゴマすりをしていく・・・・・、っていうのは意見が分かれるところですが(笑)、ただ「この人が中心になってこの職場は動いてるんだな」という仕事の流れを把握するっていうことは大事なことですね。ただ空気を読むのが苦手な発達障害の人がそこを把握するのは難しい。定型の人でも難しいケースもあるので、そこをしっかり把握する、そういう社会性を身につけていくことも、発達障害の人の就労を進めていく上で大事になってくるのではないかと思いますね。

 

まとめ

なんか抽象論になってイマイチまとまらないブログになってしまいました・・・
まあ日本が勝って良かったということで大目に見てください

次のセネガル戦も必勝!!がんばれニッポン!
そしてがんばれハッタツ